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引用元: http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1412735394/

1: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)11:29:54 ID:i6wLF8umP
どうなるの?
2: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)11:36:05 ID:8zsFTglyJ
刺されるんじゃない?

3: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)11:36:40 ID:z4fzBksUN
黙って唾を吐く

4: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)11:36:56 ID:4NgaIbAYH
お前の場合は吐かれるんじゃない?

5: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)11:37:03 ID:QrI7lVMaN
爆発する

6: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)11:37:25 ID:69zsK4rRn
おぇぇぇぇぇぇぇぇ(わざとらしく)

7: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)11:46:22 ID:WgIpjY6au
>>1「今日は買い物付き合ってもらって悪かったな」

女「まったくよ。私だって暇じゃないのよ?」

>>1「悪かったよ。今度から一人で行くから」

女「誰もそこまで行ってないでしょ?アンタの買い物に付き合えるのは、私くらいのものだし。ホント、幼馴染って面倒ね」

>>1「ありがと。お礼にジュースでも飲むか?」

女「そうね……咽は渇いてないけど……そこまで言うなら貰ってあげる」

>>1「へいへい」チャリンチャリン…ガシャコンガシャコン

女「……」ゴクゴク

>>1「……」ゴクゴク

女「……ねえ、それって新商品?」

>>1「そうそう。けっこう美味いぞ?飲んでみるか?」

女「……そうね。一口だけ――」ゴクゴク

>>1「……これって、間接キスだよな?」

女「――ッ!!バ、バッカじゃないの!?////」

>>1「お?照れてんのか?」

女「そんなんじゃないし!////――もう帰る!!////」ツカツカ

>>1「おーい!明日も買い物行くけど、どうする?」

女「――行くに決まってるでしょ!バカ!」


こうですか?わかりません

8: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)11:47:02 ID:9W8i877RO
>>7
いいと思います
続けて下さい

10: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)11:49:42 ID:XXqgkQj2M
スレ開いたらなんかはじまたwww

11: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)11:51:17 ID:nbKrx1Gkd
ツンデレには暴力的+自己中が入ってるのが多いから嫌いだわ
それが無ければ好きなのにな

12: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)11:57:38 ID:WgIpjY6au

>>1「……ええと、待ち合わせは10時だったな。15分前だし、余裕だろ」タタタ…

女「――遅すぎるんじゃない?いつまで待たせるのよ」

>>1「あれ?ごめんごめん。……ってお前、来るの早すぎだろ」

女「アンタが遅いのよ。1時間も待ったわよ……」

>>1「……1時間前から来てたのかよ……」

女「――ッ!そ、そんなことないわよ!////」

>>1「はいはい。……ったく、こっちは早めに着こうと急いだのに……」

女「……はい、これ」

>>1「……?何このジュース?」

女「……アンタの分よ。喉、乾いたでしょ?」

>>1「あ、ああ……ありがとう」

女「……ほんと、世話が焼けるわね……」クス

>>1「……なあ」

女「何よ」

>>1「俺の分、お前も飲むか?」ニヤニヤ

女「―――ッ!い、いらないわよ!////」

>>1「何顔赤くしてんだよ」

女「あ、暑いからよ!////――ほら!さっさと行くわよ!」スタスタ…

>>1「あ!ちょっと待てよ!」タタタ…

13: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)11:59:44 ID:Dgd8L50U2
>>12
なかなか興味深い
続けてくれ

14: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)12:09:45 ID:WgIpjY6au
>>13
自分のスレ書くつもりだったけど……とりあえず続ける
嫌なら止めるから言って


女「……で?何を買うの?」

>>1「ええと……この前CMで見た映画のDVD」

女「そんなのレンタルでいいじゃない。それなら、映画とか見れば?」

>>1「いやぁ……さすがに一人で映画は抵抗が……」

女「……一緒に見る女の子とか、いないの?」

>>1「いるわけないだろ。俺、モテないし」

女「……そっか……うん!そうだよね!」

>>1「なんでお前が機嫌よくなるんだよ。モテない俺への嫌味か?」

女「そんなとこよ。……でも、あんまりアンタが可哀想だから、私が一緒に行ってあげる」

>>1「え?いいよ、別に……」

女「何よそれ!私じゃ不満なの!?」

>>1「そういうわけじゃないけど……お前だって、他に遊ぶ奴がいるだろ」

女「まあそうなんだけど……それはいいのよ。私の勝手だし」

>>1「そんなもんか?」

女「そんなもんよ。――それより、早く行くわよ」スタスタ…

男「あ、ああ……」スタスタ…

16: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)12:14:41 ID:i6wLF8umP
無理に>>1ってする必要ないだよ

17: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)12:18:36 ID:WgIpjY6au

>>1「……いやあ、思ったより面白かったな。恋愛ものって苦手だったけど、これはよかった」

女「……」グスッ…

>>1「……?泣いてんのか?」

女「な、泣いてないわよ!バカ!」グス…

>>1「そ、そう……それより、早く出ようよ」

女「……」

>>1「……?どうした?」

女「……まだ、出たくない……」

>>1「……あ、そういうことか……」

女「……」

>>1「……しょうがねえな。ホラ、立てよ」グイッ

女「――!」

>>1「俺の後ろくっ付いて歩けよ?そしたら、顔、見られないだろ」

女「―――だから!泣いてないって言ってるでしょ!?」

>>1「はいはい。わかったわかった。――ほら、行くぞ」スタスタ…

女「……うん」スタスタ…

>>1「……」スタスタ…

女「……」スタスタ…

>>1「……」スタスタ…

女「……ありがと……」ボソッ

>>1「……礼はいらねえよ……」

18: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)12:22:23 ID:jeFJuCytY
この>>1がイケメン過ぎて惚れそう////

19: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)12:25:10 ID:XXqgkQj2M
あれ?>>1がイケメンだと…

20: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)12:30:33 ID:WgIpjY6au

スタスタ…

>>1「――すっかり遅くなったな」

女「そうね。アンタ、結局何も買ってないじゃない」

>>1「そりゃそうだろ。何か買おうとしたら、お前が持ってるから貸してあげるだのアンタには似合わないだのグチグチ言ってくるし……」

女「私のせいって言うの!?」

>>1「そうじゃないけど……ただ、いいのか?なんか色々貸してくれるって言ったけど」

女「それはいいのよ。私が好きで貸すだけだし」

>>1「え?」

女「え?」

>>1「い、いや……その……好きで、貸すって?」

女「―――ッ!!ち、違うからね!そんな意味じゃないからね!/////」

>>1「そ、そんな意味って……どんな意味だよ」

女「~~~ッ!!!////な、何でもないわよ!!////――帰る!!」ダッ――

>>1「お、おい!」ダッ――

ダダダ――

>>1「何で走ってんだよ!おい!」

女「うるさいうるさい!何も言わないで!!」

>>1「おい!待てって!」

女「ついて来ないでよ!!」

ダダダ――

21: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)12:31:59 ID:jeFJuCytY
いい







いい

22: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)12:33:05 ID:6aI4UpMSJ
開いたら>>1がイケメンだった
続けろください

23: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)12:34:26 ID:x5in1rpey
これは事故が起きるパターン

24: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)12:43:54 ID:WgIpjY6au

ダダダ――

>>1「おい!待てって!」

女「ほっといてよ!」

>>1「ほっとけるかよ!」

女「どうしてよ!」

>>1「なんでって!――だって……俺……!!」

――ププー!!

女「――ッ!?」

>>1「車!?――危ない!!」バッ!!

女「――ッ!」ガバッ!!

―――キキーーーーー!!

運転手「あぶねえだろ!!気を付けろ!!」

ブーーーーーン……

>>1「……あ、危なかった……」

女「……」

>>1「おい、ケガなかったか?」

女「……うん」

>>1「……よかった……とりあえず、立って――」

女「――待って」ギュッ

>>1「……!!」

女「……もう少し、このまま……」

>>1「……あ、ああ……」

女「……」

>>1「……」

25: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)12:48:02 ID:GOkFAPfg2
ちょっと恋してくるわノシ

28: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)13:06:34 ID:i6wLF8umP
そうか俺はイケメンだったのか

29: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)13:25:14 ID:WgIpjY6au
辺りは夜の色が濃くなっていた。
西の空には僅かに茜色が残っているが、空全体が藍色に染まるのは間もなくだろう。

さっきまで隠れていた星々は、太陽の代わりをするように、空一面に煌めき始めていた。
星降る夜――そう言える程、見上げた景色は幻想的だった。
揺れ動き、優しい輝きを放つ光の粒子……手を伸ばせば掴めそうなほど、すぐ近くにあるように見える。

遠くからは電車がローカル線を走る音が聞こえる。
ガタンガタン……ガタンガタン……
高鳴る心臓のように、等間隔で街に響く。

俺達の頭上の星がハッキリと光り始めた頃、道路わきの街灯が一斉に点灯し始めた。
チカチカと音を出しながら、道路を照らす街灯。そして、光が並ぶアスファルトの道路。
それはまるで、光の道のようだった。

「……」

「……」

俺と彼女はお互いに動かない。でも、体に回したそれぞれの腕は、強く握られていた。
決して離すことのないように。決して離れることのないように。
強く強く、心ごと包み込むように、ただ寄り添い抱き合っていた。

30: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)13:25:26 ID:WgIpjY6au

「……また、買い物行くかな……」

震える唇から、ようやく声が出てくれた。

「……一人で?」

彼女も俺の声に反応する。

「さあ。……誰か、一緒に行ってくれたら嬉しいんだけど……」

「……私が、行ってあげるわよ……」

そう話す彼女の口調は、少しだけ穏やかだった。いつも聞く声。だけど、普段とはどこか違う声。
その声は、胸の奥まで響いていた。

「……いいのか?」

俺の問いに、彼女は微かに微笑みを浮かべる。
そして胸に沈めた顔を離し、俺の顔を見上げた。

「――いいのよ。……好きで、一緒に行くだけだし……」

「……そうか……」

小さく声を出した後、もう一度空を見上げる。
いつの間にか月も輝いていた。

星と月……二つの光は寄り添うように、俺達がいる藍色の街を照らしてた。
優しく、そっと……。


終わり

31: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)13:28:12 ID:nbKrx1Gkd
おつ

初恋してくる

32: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)13:28:27 ID:GOkFAPfg2
何このノスタルジックな終わり方
無駄にときめいただろが










激しく乙

33: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)13:33:37 ID:WgIpjY6au
これで良かったか?

ってことで消える

34: 開けた名無しさん 2014/10/08(水)14:56:03 ID:XXqgkQj2M

てか本題からそれたなwww