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引用元: http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1415360870/

関連記事→キモオタ「ティンカーベル殿!おとぎ話の世界に行きますぞwww」二冊目②



207: オプ速さん 2014/11/16(日)16:38:12 ID:BEISP85Df
翌朝

キモオタ「んんwww朝食までご馳走になって申し訳ないwww」

ティンカーベル「そう思うならもうちょっと遠慮しようよキモオタ!」

赤鬼「がっはっは!残しても痛んじまうんだ、食ってくれたほうが助かる」

赤ずきん「結局、青鬼は来なかったわね」

赤鬼「なぁに、心配すること無いさ。山菜や果物はまだあるしな!」

赤ずきん「・・・・・・異変の前兆かしらね」ボソッ

ティンカーベル「そっか、青鬼が来なかったら村を襲う演技も出来ないしね」ボソッ

キモオタ「いつものように聞き込みに行きますかな?ティンカーベル殿」ボソッ

赤鬼「おい、なにひそひそ話してるんだ?俺も交ぜろよ」ガハハ

赤ずきん「ねぇ赤鬼、今後のために染色について詳しく聞きたいのだけど・・・その間、キモオタ達には買い出しをお願いしたら?鬼のあなたは難しくても二人なら村での買い物も可能でしょう」

赤鬼「そうだなぁ・・・確かに酒なんかあると助かる。頼めるかキモオタ?」

キモオタ「我輩にお任せあれwwwではティンカーベル殿、行きますかなwww」

208: オプ速さん 2014/11/16(日)16:47:40 ID:BEISP85Df
近くの村

ザワザワ ザワザワ

キモオタ「んんwwwなんだか騒がしいですなwww」

ティンカーベル「なにかあったのかな・・・」

ザワザワ ザワザワ

ティンカーベル「ねぇ、何かあったの?」

村人「あんたら旅のもんかぁ?どうもこうもねぇだ、鬼が夜中に大暴れしたでなぁ・・・」

キモオタ「なんですと!?」

ティンカーベル「えぇー!?勘違いじゃないの?」

村人「いんや、鬼の姿を実際に見たもんがおるでな。村の家が何件か壊されちまって・・・人攫いや泥棒はせんかったで不幸中の幸いじゃが・・・」

キモオタ「これはどういうことですかな・・・」ボソッ

ティンカーベル「詳しく聞いてもいい?」

村人「あぁ、えぇよ。これは昨晩のことじゃ・・・」

209: オプ速さん 2014/11/16(日)16:58:26 ID:BEISP85Df
村人「夜遅くじゃ、突然その鬼は現れたそうでな」

ティンカーベル「鬼だっていうのは間違いないんだよね?」

村人「あぁ、大きな体、角に馬鹿力・・・ありゃあ鬼に間違いねぇと見た人間は口をそろえて言っておった」

村人「低いうなり声をあげながら暴れては民家を壊してのぉ、あまりに怪力に村はなす統べなく逃げるだけじゃった。結局何件か家を壊して、そのまま闇に消えたそうじゃがこの鬼の姿が大層恐ろしかったようじゃ」

キモオタ「どういうことでござるかな?」

村人「その鬼は闇夜のように真っ黒な皮膚だったようじゃ」

キモオタ「・・・!」

ティンカーベル「それって・・・!」

村人「村はずれに赤鬼がおるじゃろう?あいつの仲間じゃないかってはなしておるんじゃが、聞くわけにもいかず・・・まったく困ったことじゃ」

ティンカーベル「は、話してくれてありがと!」

村人「いんや、お前らも用心するんじゃよ。鬼は恐ろしい怪物じゃからな」

211: オプ速さん 2014/11/16(日)17:09:27 ID:BEISP85Df
ティンカーベル「すごい怪力で暴れて、それから真っ黒の皮膚!これって赤鬼が言ってた奴だよね!?」

キモオタ「黒い皮膚と怪力を身につける、鬼神病・・・でしたな。そうなると・・・」

ティンカーベル「・・・昨日、青鬼が来れなかったのって・・・・・・」

キモオタ「・・・・・・考えたくはないですがな。この近くまで来た青鬼殿が鬼神病に感染していたと・・・その可能性も・・・」

ティンカーベル「でも!あの優しい赤鬼の友達だよ?そんなわけ・・・・・・」

キモオタ「むぅ・・・しかしほかの鬼は現れたという事もありますな。しかしどちらにしても」

キモオタ「この村を襲ったのは鬼神病に感染した鬼、となりますな」

214: オプ速さん 2014/11/16(日)17:29:07 ID:BEISP85Df
キモオタ「仮にそれが青鬼殿として・・・そうなると問題は症状の進行具合ですな」

ティンカーベル「えっと、赤鬼の言っていた鬼神病の特徴は・・・」

『鬼神病』の特徴
・鬼のみ感染する病気(祟りや呪術ではないかとも言われている)
・発症すると皮膚が真っ黒になる
・発症すると身体能力が上昇する
・発症すると理性を失う
・これらの症状は初期では一時的なものだが病状が悪化すると発症した状態から元に戻らなくなる

ティンカーベル「確かこうだったよね」

キモオタ「ですな、初期症状ならまだなんとかなるかもしれませんがな、もしも病状が悪化しているとなると・・・」

ティンカーベル「青鬼がこのお話の通りに動けなくなるから・・・」

キモオタ「消滅ということになってしまいますな・・・これはまずいですぞ!」

ティンカーベル「それとなく赤鬼に聞いてみようよ、鬼神病の治し方がないかを」

キモオタ「ですな、買い物を済ませて帰りますぞ!」

216: オプ速さん 2014/11/16(日)17:43:01 ID:BEISP85Df
赤鬼の家

赤鬼「・・・で、煮出した染料を入れた桶に、染めたい物を、こうしてだな・・・解ったか?」

赤ずきん「えぇ、助かったわ。それにしても、赤鬼は何でもできるのね」

赤鬼「がっはっは!何でもは出来ねぇよ。実際、村人と友達になるっていう目的はまったく進んでねぇしな。頑張っているつもりなんだが」

赤ずきん「それは一筋縄ではいかないでしょうけど。でも料理も染め物も出来るなんて多才だと思うけれどね」

赤鬼「なんつうかなぁ・・・必要だからな、こういう事出来る鬼は」

赤ずきん「どういうこと?」

赤鬼「昨日言ったろう、鬼は細かい作業が苦手な奴が多い。実は俺みたいに手先が起用な鬼は少ないんだ、普通の鬼は染色作業や手の込んだ料理は苦手だ」

赤鬼「知っての通り鬼は人間に恐れられている。飯を買うことも、パンツを作る布地を買うことも出来ない。だから悪い鬼は人間から奪うんだが・・・普通の鬼はそういうわけにもいかない」

赤ずきん「そこで器用な鬼が重宝されるのね」

赤鬼「あぁ、薬も作れるし、絵だってかけるぞ!まぁ自分勝手に故郷を出て行くっていったから、故郷の鬼には迷惑かけちまったなぁ・・・」

226: オプ速さん 2014/11/18(火)19:45:07 ID:BLAkYVpY5
赤ずきん「いろいろ出来るから、他人に頼るっていう発想がないのかしらね?」

赤鬼「ん?どういうことだ?」

赤ずきん「あなた昨日、みんなが寝静まってから青鬼が近くまで来てないか様子を見に行ったでしょ?」

赤鬼「おう、故郷からここへの道中に見通しの悪い崖があるのを思い出してな・・・もしかしたらと思って様子を見に行ったんだ。おこしてしまってすまなかったな」

赤ずきん「謝る理由が違うでしょ?そんな見通しの悪いところにいってあなたが怪我したらどうするのよ。青鬼が心配なのは解るけど、黙っていくのは感心しないわね」

赤鬼「むむ・・・すまん」

赤ずきん「心配するわよ。キモオタもティンカーベルもね」

227: オプ速さん 2014/11/18(火)19:55:25 ID:BLAkYVpY5
赤ずきん「これ」ゴソゴソ

チリーン

赤鬼「なんだ、こいつぁ?」ヒョイ

赤ずきん「鈴よ。山の中では動物除けにもなるし、声が出せないとき居場所を知らせたり出来る。まぁ御守り代わりよ。貰ったものだけどね、いくつか持っているからひとつあなたにあげるわ」

赤鬼「なるほどなぁ・・・しかし、いいのか?この鈴に結んである紐・・・上等なもんに見えるぞ?」

赤ずきん「構わないわ。ひとりで旅を続けることになったときに、友人が御守りにっていくつかくれたのよ。彼、今は立派な長者になったからきっと上等な紐を結わえてくれたのね」

赤鬼「そうか、せっかくだ!貰うぞ!」

赤ずきん「ええ、大切にね」

赤鬼「もちろんだ!俺と赤ずきんのお揃いだな!」

赤ずきん「お揃いって・・・・・・。やっぱり返して」

赤鬼「がっはっは!照れるな照れるな!」

赤ずきん「・・・・・・」

229: オプ速さん 2014/11/18(火)20:03:14 ID:BLAkYVpY5
キモオタ「赤鬼殿www只今戻りましたぞwww」

赤鬼「おう!すまねぇな、買い物頼んじまって」

ティンカーベル「いいよ!あっ!赤鬼、腰巻きに鈴付いてる!」

キモオタ「んんwwwおしゃれですなwwwどうしたんですかなwww」

赤鬼「赤ずきんに貰った。いいだろう!がっはっは!」

赤ずきん「ただの御守り代わりよ」

キモオタ「んんwwwプレゼントとは赤ずきん殿もすみにおけませんなwwwドゥフフwww赤ずきん殿も女の子ですなぁwww」

ズダーン

キモオタ「ぶひいぃぃぃぃ!!」

赤鬼「おいおい、床を撃ち抜くのは勘弁してくれ!」

赤ずきん「・・・・・・」プイッ

ティンカーベル「キモオタが余計なこというから・・・」

230: オプ速さん 2014/11/18(火)20:09:07 ID:BLAkYVpY5
キモオタ「ふぅwww寿命が縮みましたぞwww」コポォ

ティンカーベル「ねぇねぇところでさ、赤鬼!聞きたいことがあるの!」

赤鬼「ん?どうした?」

ティンカーベル「昨日話してた『鬼神病』について詳しく聞きたいんだけどね」

赤ずきん「・・・・・・どういうこと?」ボソッ

キモオタ「後でお話しいたしますぞwww」ボソッ

ティンカーベル「鬼神病を治す方法とかってあるの?薬とか!」

赤鬼「むむ・・・そうだな、まず前提として言うとだな・・・」

ティンカーベル「うんうん」

赤鬼「鬼神病を完治させる手段は今のところ存在していない」

キモオタ「な、ないですと!?」

赤鬼「あぁ、無い。だけどな、症状を抑え、鬼神化するのを防ぐ方法はある」

233: オプ速さん 2014/11/18(火)20:18:26 ID:BLAkYVpY5
ティンカーベル「じゃあ今のところそれが鬼神病への唯一の対抗策だね?」

赤鬼「あぁ、そうだ。三人は知っているか?鬼の弱点・・・いや、人間の間で鬼の弱点といわれているものがあることを」

赤ずきん「知らないわ。私の国に鬼は居なかったもの」

キモオタ「そういえばその件wwwティンカーベル殿と話しましたなwww覚えておりますかなwww」

ティンカーベル「うん、煎り豆と柊の葉とイワシの頭だっけ?」

赤鬼「よく知ってるな!でもそれはどれも鬼の弱点じゃないんだ」

キモオタ「そうなんでござるか!?」

赤鬼「そりゃあそうだろう!大体イワシの頭が苦手ってどういうことだよ、初めて聞いたときはバカにしてるのかと思ったぞ。それに俺達鬼は煎り豆だって普通に食べるぞ?」

ティンカーベル「じゃあこれは嘘だって事?」

赤鬼「まぁそうなる。人間が鬼対策に考えた言い伝えだろうな・・・だけどな、柊の葉だけはあながち嘘とも言えないだよなぁ」

赤ずきん「どういうこと?」

235: オプ速さん 2014/11/18(火)20:27:50 ID:BLAkYVpY5
赤鬼「そもそも柊の葉は鬼の間では薬として扱われているんだ」

キモオタ「んんwww柊が薬とはwww聞いたことありませんぞwww」

赤鬼「鬼には効果があるのさ、解熱と腹痛に効果がある。だが、もう一つ効く病気がある」

ティンカーベル「もしかしてそれがさっき言ってた鬼神化を止める手段?」

赤鬼「そうだ。柊の葉は鬼神病による鬼神化を抑える唯一の手段だ」

キモオタ「ちょwww鬼神病意外と簡単に防げるではござらんかwww」コポォ

ティンカーベル「毎日柊の薬を飲んだらいいわけだもんね!」

赤鬼「それがそう簡単じゃない」

赤鬼「柊の葉は『鬼神化した状態の鬼に飲ませる必要がある』んだ」

237: オプ速さん 2014/11/18(火)20:37:04 ID:BLAkYVpY5
赤ずきん「唯一の手段が『狂暴化して意思を失って暴れまわる鬼に薬を飲ませる』事なわけ?・・・私には不可能に聞こえるけど」

キモオタ「そ、そうですぞ!そんなの無理ではござらんか!」

赤鬼「あぁ、難しい。だからこそ恐ろしい病気だ。だけどな、一度その状態で薬を飲ませさえすればあとは定期的に薬を接種することで鬼神化は完全に防げる」

ティンカーベル「一回だけ成功すれば大丈夫ってことかぁ・・・でも・・・むぅ・・・」

赤鬼「がっはっは!まぁそんなに発症率の高い病気でも完成の危険があるわけでもねぇんだ!心配することはねぇよ!」

キモオタ「・・・・・・」

ティンカーベル「・・・・・・」

赤鬼「お、おい!なんだよ突然黙り込んで!びっくりするだろ!?」

赤ずきん「・・・・・・なるほど、ね」


ドンドンッ


赤鬼「ん?誰か来たな」

青鬼「おーい!赤鬼、俺だ。青鬼だ!」

キモオタ&ティンク「!」

239: オプ速さん 2014/11/18(火)20:50:38 ID:BLAkYVpY5
ガラッ

青鬼「おー!久しぶりだな!赤鬼!元気にしてたか?」

赤鬼「おう、青鬼も元気そうだな!それより昨日来るんじゃなかったのか?心配したぞ」

青鬼「悪い悪い。近くまで来てたんだけどな、初めての道だったからちょっと迷っちまって!」

キモオタ「とりあえず、今は青鬼殿は鬼神化しておりませんな」ボソッ

赤ずきん「・・・・・・なるほど、その疑いがあるってことね?」ボソッ

ティンカーベル「でもまだ初期症状なだけだよきっと・・・」ボソッ

青鬼「・・・ん?そこに居るのは人間じゃないか!赤鬼の友達か!?」

赤鬼「お、おう。キモオタとティンカーベルと赤ずきんだ・・・昨日俺の家に来てくれてな・・・えーっと、友達、でいいんだよな?」

キモオタ「当たり前でござろうwww」

ティンカーベル「今更なんで戸惑うのさ!」

赤ずきん「そうね」

赤鬼「お前ら・・・青鬼!こいつらは俺の友達だ!」

青鬼「そうか、そうか!良かったなぁ、赤鬼!」

241: オプ速さん 2014/11/18(火)21:04:20 ID:BLAkYVpY5
青鬼「自己紹介しないとな、俺は青鬼。赤鬼の幼なじみで親友だ。よろしくな!」

ティンカーベル「よろしくね!あっ!私、フルーツ持ってくるよ!」ピュー

赤鬼「折角だしみんなで一杯やるとするか!キモオタとティンクが買ってきてくれた酒があるしな!」

キモオタ「我輩wwwアルコールはちょっとwww」

赤ずきん「私は葡萄酒意外は飲めない」

赤鬼「こらこら、赤ずきんは未成年だろ!赤ずきんには山葡萄のジュースを準備しよう!すぐ裏の山に生えてるんだ、ちょっくら採ってくる」

赤ずきん「あら、悪いわね。じゃあその間に私は簡単な料理でも作っておくわね。台所借りるわよ」

キモオタ「んんwwwでは我輩はティンカーベル殿の手伝いをしますかなwww」

青鬼「お、じゃあ俺も赤鬼と山葡萄を・・・」

赤鬼「いいって!客はゆっくりしてなって、長旅で疲れただろ?」

青鬼「おう・・・なんだか悪いなー!じゃあお言葉にあまえて」




青鬼「俺ひとりになっちまったな・・・っと、あれ?土産が無いな?どこかに置き忘れたか・・・今のうちに探してくるか」

242: オプ速さん 2014/11/18(火)21:11:13 ID:BLAkYVpY5
倉庫

キモオタ「ティンカーベル殿www手伝いますぞwww」

ティンカーベル「・・・キモオタ!これみてこれ!たくさん薬草とかの壷があるんだけど、これこれ!ちょっと貰っておこうよ!」

柊の薬【解熱・腹痛・鬼人】

キモオタ「勝手にとるのはいかがなものかとwwwでも赤鬼殿に心配かけてしまうのもあれですからなwww」

ティンカーベル「そうだよ!いざってときは鬼神化した青鬼に飲ませたらいいんだもん。持っていこ!」

キモオタ「ですなwwwさてwwwフルーツも持って行きますぞwww青鬼殿一人にしたら申し訳ないwww」

ティンカーベル「そうだね!じゃあ居間に戻ろう!」

243: オプ速さん 2014/11/18(火)21:18:58 ID:BLAkYVpY5
・・・
村はずれの畑

村人「いやー、今日はいい天気だっぺなー」

農民「そうだなぁー・・・ん?」

ゥォォォォ

農民「なんか聞こえねぇか?」

村人「あ・・・あれ、あれをみるっぺよぉ!」

ゴゴゴゴゴ

黒い鬼「グオオォオ・・・」フシュー

村人「お、お、おおお、鬼が出たっぺぇぇぇぇ!!!」

農民「に、逃げるぞぉ!いそげぇ!」

黒い鬼「グオオォオオオオオ!!」ドシーン

農民「お、おらの畑がぁ!」

村人「構うでねぇ!逃げるだよぉ!」

黒い鬼「グルオオォオオオオオ!!」グシャグシャ

246: オプ速さん 2014/11/18(火)21:28:59 ID:BLAkYVpY5
赤鬼の家、居間

キモオタ「・・・青鬼殿いませんな?」

ティンカーベル「もしかして・・・ねぇ、キモオタ・・・青鬼、また鬼神化しちゃったとか・・・」

キモオタ「そ、そんなわけは・・・ないでござろう・・・?」

赤ずきん「あら?どうしたの二人とも。青鬼はどこなの?」

ギャーギャー グオォォォ

赤ずきん「・・・・・・悲鳴っ!」

ティンカーベル「外の・・・畑があったほうからだよ!」

赤ずきん「急ぐわよ。まだ青鬼が暴れる演技をしていないこのおとぎ話に、悲鳴が聞こえるはずがない」ガチャッ

キモオタ「またもや異変の兆候かも知れませんからな!行きますぞ!」

ティンカーベル「うん、急ごう!」

247: オプ速さん 2014/11/18(火)21:35:30 ID:BLAkYVpY5
荒れた畑

農民「俺の畑がぁあぁぁ!!おやじの形見の畑がぁあぁぁ!!」

ティンカーベル「ぐっちゃぐちゃだね・・・」

キモオタ「これはひどい・・・」

村人「鬼が出ただぁ・・・あの黒い鬼があぁ・・・」

赤ずきん「・・・鬼はどこへ?」

村人「わかんねぇ・・・ものすごい速さでなぁ・・・あんたらがくる前にはもう・・・」

農民「こりゃあ・・・もう村を捨てていくしかねぇかなぁ・・・」

キモオタ「・・・これはもう隠せませんな」

赤ずきん「戻って、二人に起きていることを伝えないとね」

ティンカーベル「うん・・・赤鬼は傷ついちゃうかもしれないけど、しかたないよね」

249: オプ速さん 2014/11/18(火)21:43:53 ID:BLAkYVpY5
赤鬼の家

赤鬼「それでな、赤ずきんが真紅草がいるっていうから案内して・・・いま倉庫で染色中だ」

青鬼「お前は本当に器用だなぁ・・・そしてお人好しだ!なにも変わってなくて安心した」

ガハハハハ

ティンカーベル「なんか楽しそうに話してるね」

キモオタ「なんだか言いにくい雰囲気ですな・・・」

赤ずきん「・・・・・・」

赤鬼「故郷が懐かしいなぁ、俺が人間と仲良くしたいっていったら長老が激怒して・・・」

青鬼「そうだったな~。でも今は人間の友達もいるじゃねぇか」

赤鬼「そうだ、そうなんだが・・・村人とはうまくいってなくてな・・・」

青鬼「なんだ、そうなのか・・・」

ガラッ

赤ずきん「その通りよ、そしてきっと村人は鬼を更に恐れているわ」

赤鬼「ん?赤ずきん、そりゃあどういうことだ?」



赤ずきん「村人達は騒いでいる、二度も『黒い鬼』が村人を襲ったとね」

252: オプ速さん 2014/11/18(火)21:49:17 ID:BLAkYVpY5
鬼神病まとめ

『鬼神病』の特徴
・鬼のみ感染する病気(祟りや呪術ではないかとも言われている)
・発症すると皮膚が真っ黒になる
・発症すると身体能力が上昇する
・発症すると理性を失う
・これらの症状は初期では一時的なものだが病状が悪化すると発症した状態から元に戻らなくなる
・完治する手段はない
・鬼神化した状態の鬼に柊の葉で作った薬を飲ませることで鬼神化を抑えることができる
・この方法で抑えてしまえば、定期的に薬を飲むことで鬼神化を完全に止めることはできる

259: オプ速さん 2014/11/19(水)19:07:44 ID:ynSUmb3Ej
参考画像

キモオタ
no title

ティンカーベル
no title

赤ずきん
no title


なんだこのパーティーメンバー
カオス過ぎるだろwww

262: オプ速さん 2014/11/20(木)19:46:22 ID:k5GdNQ8mR
赤鬼「黒い鬼・・・?どういうことだ、赤ずきん」

赤ずきん「昨日、遅くに村が鬼に襲われた」

赤鬼「な、なんだと!?大丈夫なのか、村は!」

青鬼「・・・・・・」

ティンカーベル「建物は壊されたけど怪我人はいないって言ってたよ」

赤鬼「そうか、よかった・・・」

青鬼「・・・・・・よくねぇだろ、赤鬼」

赤鬼「ん?どういうことだ?そりゃあ建物が壊されたのは酷いが怪我がないなら・・・」

青鬼「違うだろ、鬼が悪さしたって事はどういうことだよ?」

赤鬼「ん?そりゃあ、お前・・・・・・」

264: オプ速さん 2014/11/20(木)20:04:04 ID:k5GdNQ8mR
青鬼「村人はこう思うだろ、鬼はやっぱり恐ろしい。そうしたら赤鬼、お前への印象もこれまで以上に悪くなる」

赤鬼「そ、それは困る!」

青鬼「黒い鬼・・・お前たち鬼神病は知っているか?」

キモオタ「赤鬼殿に教えていただきましたぞwww」

青鬼「それなら話が早い。鬼神化した鬼のことも気になるが・・・」

赤ずきん「どうかしたの?」

青鬼「鬼神化した鬼を捕まえるにも倒すにも人間だけじゃ厳しい。俺達が手を貸したいが、今の状況ではなぁ・・・」

キモオタ「村人達も混乱して赤鬼殿や青鬼殿を攻撃しかねませんな・・・」

ティンカーベル「・・・味方だってことがわかってもらえればいいんだけど・・・」

青鬼「ここは一芝居打つか」

赤鬼「一芝居?」

265: オプ速さん 2014/11/20(木)20:14:42 ID:k5GdNQ8mR
青鬼「俺と赤鬼両方とも村人に信用して貰うにはかなり時間がかかる、だからここは信用してもらうのは赤鬼だけに絞る」

赤鬼「どういう事だ?」

青鬼「俺が村に行って、暴れる。もちろん降りだぞ、人に危害は加えない。そこでお前は暴れる俺を退治して村から追い出せ、そうすればお前が心優しい鬼だと村人も気がつく」

赤鬼「おいおい、それじゃあ青鬼はどうなるんだよ!そんなお前を犠牲にするような真似できねぇよ、お前に悪いからな」

ティンカーベル「赤鬼、私も同じ考えだよ。青鬼が可哀想だよ、でも・・・」

青鬼「何かを犠牲にしないと解決できないことはある。俺一人の犠牲でお前が村になじめて、なおかつ鬼神化した鬼を退治できれば十分すぎる見返りだ」

赤鬼「しかし、しかしだな・・・」

青鬼「独りで鬼神相手はつらいかもしれないが、村人だってそこのゴッツい銃を持ってるお嬢ちゃんも助けてくれるだろう?なんとかなる」

キモオタ「赤鬼殿・・・」

赤鬼「・・・・・・」

青鬼「考えていても仕方ない。今日の夕暮れに計画開始だ。俺はそれまで潜んでおく、おまえと一緒のところを見られると都合が悪いからな」スッ

赤鬼「お、おい!青鬼!」

268: オプ速さん 2014/11/20(木)20:24:26 ID:k5GdNQ8mR
青鬼「なんで勝手に決めるんだよあいつは・・・・・・」

ティンカーベル「赤鬼・・・青鬼も考えが合ってのことじゃん、赤鬼と村のために・・・」

赤鬼「確かに俺だって村を守りたいし村人たちと友達になりたい。でも、そのために青鬼を犠牲にするなんておかしいじゃねぇか・・・俺はあいつとだってずっと仲良くしてぇんだよ・・・」

キモオタ「赤鬼殿・・・気持ちはわかりますぞ・・・でも、こう考えてみてはどうですかな?」

赤鬼「・・・・・・」

キモオタ「青鬼殿は村のために一芝居うつでござる。それで村が救われたらもう一芝居打てばいいでござるよ。今度は青鬼殿が改心して村人たちと仲良くなるという内容ですぞwww」

赤鬼「そうだな・・・今は鬼神をどうにかして・・・あとで村のためにやったことだといえば、青鬼も許してもらえるかもな・・・」

赤ずきん「どちらにしても・・・夕暮れには計画は動き出す。あなたに出来ることは青鬼の気持ちを汲んで、村を鬼神から守ることよ」

赤鬼「そうだな・・・よし、決めたぞ!俺は青鬼の策に乗っかる!そして村を救うぞ!」

キモオタ「その意気ですぞwww」

赤鬼「青鬼の相手は素手でいいとしても、鬼神が相手だと素手は厳しいな。倉庫の金棒を手入れしてくるかな」

269: オプ速さん 2014/11/20(木)20:35:01 ID:k5GdNQ8mR
一時間後・・・

ティンカーベル「私達、青鬼が鬼神かもって思ってたけど違うみたいだね」

キモオタ「確かにwwwお話には登場しないでござるから他の鬼がいるという事を忘れてましたなwww」

赤ずきん「まだ、解らないけれどね」

ティンカーベル「青鬼が鬼神かもってこと?うーん、自分を犠牲にしてまで赤鬼にために動ける青鬼が悪い人には見えないよ」

キモオタ「そうですなwww申し訳ないことをしましたなwww」

ティンカーベル「ちょっと早いけど赤鬼呼んでくるね!いつでもいけるようにしておかないとね!」

ピュー

赤ずきん「・・・・・・キモオタ。勘違いしてないかしら?鬼神病は病の一種。感染するしないに個人の性格は関係ないはずよ。青鬼がどれだけいい鬼だとしても感染の可能性はある、それに・・・・・・」

キモオタ「どうしましたかなwww」

赤ずきん「なんでもないわ・・・・・・とにかく可能性は十分にあるということよ」

ティンカーベル「ねぇねぇ、赤鬼いないよ?こっちに戻ってきて・・・ないよね、やっぱり」

キモオタ「赤鬼殿がいないですと・・・?」

272: オプ速さん 2014/11/20(木)20:41:28 ID:k5GdNQ8mR
赤ずきん「・・・・・・」ピクッ

キモオタ「トイレにでも行っているのではwww」

ティンカーベル「えー?居なかったよ?」

赤ずきん「・・・静かに。聞こえたわよ、悲鳴」

ギャーギャー ギャーギャー

キモオタ「確かに・・・村のほうから悲鳴のような声が・・・!」

ティンカーベル「なんで!?まだ青鬼との約束には早いよ!?」

赤ずきん「作戦の決行には早いわ。でも、村をおそっているのが・・・青鬼ではなく鬼神だとしたら?」

ティンカーベル「赤鬼も悲鳴に気がついて先に行ったのかも!」

キモオタ「大変ですぞ!我々も早く向かわねば!」

赤ずきん「・・・・・・」ガチャッ

273: オプ速さん 2014/11/20(木)20:47:24 ID:k5GdNQ8mR


ギャーギャー ギャーギャー

黒い鬼「グオオォオオオオオ!」ビュン

村人「ひいい!なんまんだぶなんまんだぶ・・・・・・」

村人「逃げろ逃げろ!また黒い鬼が出たぞ!!」

・・・

ティンカーベル「あれが・・・・・・鬼神!」

黒い鬼「グオオォオオオオオ!!」バキバキバキー

キモオタ「早く何とかしなければなりませんぞ!」

赤ずきん「・・・二人は下がってなさい」ガチャッ

キモオタ「赤ずきん殿!!一体どうするつもりですかな!?」

赤ずきん「どうもこうもないじゃない。あの鬼神を止めるにしても青鬼も赤鬼もここにはいないようだし・・・武器を持っているのは私だけよ?」

ティンカーベル「危ないよ!赤鬼達を待とうよ!」

赤ずきん「私を子供扱いしないことねティンカーベル。危険な目には・・・いつだって合ってきてるのよ!」ダッ

275: オプ速さん 2014/11/20(木)20:56:52 ID:k5GdNQ8mR
黒い鬼「グルルオォォ!」

赤ずきん「随分とご機嫌なのね、鬼神さん?さぁ・・・準備はいい?」ガチャッ

黒い鬼「グオオォオオオオオ!!」

赤ずきん「・・・・・・あなたのお口が大きいのは、唸りをあげる為かしら?」

ズダーン ズダーン

黒い鬼「グッ、グルルオォォ!」グオォォォ

赤ずきん「あら、随分と頑丈ね?怯む位してくれないと、自信をなくしてしまうわね」

黒い鬼「ガアアア!」ドスドスドス

赤ずきん「猪突猛進と言うわけね?来なさい、引きつけて・・・眉間に撃ち込んであげる。それなら怯むくらいはしてくれるかしら?」ガチャッ

黒い鬼「グオオォオオオオオ!」ドスドスドス

チリーン チリーンッ

赤ずきん「・・・・・・っ!」

277: オプ速さん 2014/11/20(木)21:07:31 ID:k5GdNQ8mR
赤ずきん「・・・・・・嘘でしょう?」ボソッ

黒い鬼「グルアアアアァァ!!」ビュオン

キモオタ「赤ずきん殿!危ないですぞぉ!」

赤ずきん「・・・クッ!」ドサッ

ティンカーベル「赤ずきん!」

赤ずきん「平気よ・・・体勢を崩しただけ。もっとも、あと数センチずれていたらタヒんでいたでしょうけど・・・それより」

黒い鬼「グルルオォォ・・・」ドスドスドス

赤ずきん「信じたくないくらい最悪の事態よ・・・見なさい、鬼神の腰巻きをね」

黒い鬼「グオオォオオオオオ!」

チリーンッ チリーンッ

ティンカーベル「嘘・・・あの鈴って!」

キモオタ「あ、あれは赤ずきん殿がプレゼントしたはずの・・・!」

赤ずきん「・・・プレゼントなんかじゃないわ。まぁ今となってはそんなこと関係ないわね・・・」

278: オプ速さん 2014/11/20(木)21:17:26 ID:k5GdNQ8mR
村人「やばいっぺぇ!鉄砲持った娘っ子も歯がたたねぇ!」

村人「早く村から逃げねぇと殺されちまうだぁ!」

村人「やっぱり鬼は恐ろしいっぺよぉ!」



キモオタ「な、なんででござるか!?どうしてこのようなことに!」

ティンカーベル「・・・私、青鬼探してくる!」ピュー

赤ずきん「本当は気がついていたはずよ、彼だけが鬼神病にかからないわけじゃない。私達はその可能性を考えたくなかった」

黒い鬼「グオオォオオオオオ!!」

キモオタ「・・・!」

赤ずきん「けれどもうそんなことも言ってられない。彼を何とかしないとこのおとぎ話ごと消えてしまうものね・・・」ガチャッ

キモオタ「何ででござるか!赤鬼殿は村人と仲良くしたいだけでござろう!なんで、村を襲ってしまう必要が・・・なんで鬼神病なんかに感染したのでござるかぁ!」

赤鬼(鬼神化)「グルルオォォ・・・グオオォオオオオオ!!」

赤ずきん「さぁ続きをしましょうか、赤鬼。手加減は期待しないで、暴れる相手に容赦なんかできないから・・・それが例え」




赤ずきん「それが例え、私の友達でもね」ガチャッ

296: オプ速さん 2014/11/22(土)17:16:49 ID:geb
最後のシーンカッコよすぎて漫画描いてみた←

シャーペンのラフ画だけど…



no title

no title




スレ汚しすまそ

298: オプ速さん 2014/11/22(土)19:27:31 ID:mTl
>>296
かっこいい!

299: オプ速さん 2014/11/22(土)20:47:15 ID:GSy
>>296
美しい!!!

300: オプ速さん 2014/11/22(土)20:49:43 ID:trg
>>296
むしろこれからも名場面毎に挿し絵をお願いしたいのだが…

301: オプ速さん 2014/11/22(土)20:56:47 ID:AHH
>>296
乙!赤ずきんかっこよすぎワロタwww
鬼神赤鬼に鈴付いてるとこが細かい!

305: オプ速さん 2014/11/22(土)22:14:50 ID:Yxu
>>296
>>303
絵支援ありがとう!素直に嬉しいね、モチベあがります
赤鬼も赤ずきんもかっこよすぎるwww

じゃあ続き書きます

303: オプ速さん 2014/11/22(土)21:02:32 ID:geb
no title


一緒に描いたキモオタとティンクも投下

キャラデザは全部、誰かが貼ってくれた参考画像ですw

306: オプ速さん 2014/11/22(土)22:30:42 ID:Yxu
キモオタ「赤ずきん殿ぉ!ティンカーベル殿が青鬼殿を呼びに行っているでござるよ!あまり無茶をしてはいけませんぞ!」

ガチャッ

赤鬼(鬼神化)「グルアアアアァァ!」ビュオン

ズダーン ズダーン

赤ずきん「そうね・・・でも私達の目的はあの鬼神を倒すことじゃないはずよ」

キモオタ「それはそうでござるよ!まずは赤鬼殿を正気に戻す事が目的ですからな、ならばなおのこと青鬼殿の助けを待ったほうが・・・!」

ズダーン ズダーン

赤ずきん「仮に彼が今・・・村人を殺してしまったら・・・。正気に戻ったとき赤鬼はどう思うかしらね?」

キモオタ「・・・・・・っ!」

赤ずきん「理解できたならキモオタは下がってなさい。いつまでもお喋りしながら戦えるほど私は器用じゃないのよ」ガチャッ

ズダーン

赤鬼(鬼神化)「フシュー・・・グゴオオオオォォ・・・!」ビュオン

308: オプ速さん 2014/11/22(土)22:37:04 ID:Yxu
ズダーン ズダーン

グガアアァアァァ!!

キモオタ「我輩は・・・・・・」

ドシュゥッ! バキバキバキッ

キモオタ「我輩は何をしているでござるか!」

キモオタ「戦う赤ずきん殿のサポートも出来ず、赤鬼殿を止める術も無く・・・」

ズダーン ズダーン

ビュオン ガキーン

キモオタ「考えるでござるよ・・・今、我輩はなにをすべきか・・・」

キモオタ「・・・・・・今、赤鬼殿は鬼神化して暴れている、今までのようにブラフや煽りは通用しないでござろう・・・」ブツブツ

キモオタ「だとしたら我輩が出来るのは赤鬼殿を止めることではないですな・・・ならばほかにすべきことは・・・」ブツブツ

310: オプ速さん 2014/11/22(土)22:44:59 ID:Yxu
キモオタ「そもそもの前提として・・・おはなしを元の筋通りに進めることはできているでござるか・・・?」ブツブツ

キモオタ「いや、ダメでござるな・・・村が襲われた所までは元の筋通りでごさるが、暴れている本人が赤鬼殿でござる。それでは赤鬼殿が村を救う事はできないでありますな・・・・・・。このままあの鬼神化した赤鬼殿を我々が止めても・・・」ブツブツ

キモオタ「結局は『赤鬼殿が鬼を退治して村を救う』ことが出来なければこのおとぎ話は消滅するでござろう・・・・・・」ブツブツ

キモオタ「暴れている赤鬼殿を赤鬼殿が退治して村を救うなんて出来るわけがありませんな・・・・・・」ブツブツ

キモオタ「・・・・・・」

キモオタ「・・・・・・本当にできないでござろうか・・・・・・?」

312: オプ速さん 2014/11/22(土)23:02:38 ID:Yxu
赤鬼(鬼神化)「グゴオオオオォォ!!!」ゴゴゴゴゴ

赤ずきん「・・・・・・さぁ私はまだ戦えるわよ?こっちへいらっしゃい。この通常弾だとあなたの気を引くくらいしか出来ない、ダメージを与えることすら出来ないけれどね」

赤鬼(鬼神化)「・・・グルルォォ・・・・・・」フシューフシュー

赤ずきん「あら・・・急におとなしくなったわね?もう疲れてしまったかしら?」

村人「おぉ!あの鬼がじっとしとる!鬼を倒すまでもう一息だべぇ!いけぇ!ぶっ頃すだよぉ!娘っ子ぉ!」

赤鬼(鬼神化)「・・・・・・」フシューフシュー ギロリ

赤ずきん「・・・っ!いけない!気を引くような事をしちゃ──」ダッ

ビュオン

赤鬼(鬼神化)「グガアァァァァ!!」ビュオン

村人「ひ、ひいぃぃぃ!?なんでオラを狙うだぁぁ!?」

ドンッ

ドシャアアァァ

赤ずきん「うぐっ・・・っ!」ドサー

村人「む、娘っ子ぉ!お、オラを庇って!?」

赤ずきん「・・・・・・邪魔よ。野次しか飛ばせないなら、逃げてなさい・・・」ゲホッ

314: オプ速さん 2014/11/22(土)23:13:58 ID:Yxu
キモオタ(赤ずきん殿・・・!いや、我輩が出ていっても足手まといになるだけですぞ・・・)

キモオタ「・・・・・・焦ってはなりませんぞ、我輩は解決策を知っているはずでござる・・・」ブツブツ

キモオタ「問題は村を救う赤鬼殿がいない事・・・いないならどうすればいいでござるか・・・居るべき人物が居ないとき・・・」

キモオタ「確か、似たような状況が・・・あったような気がしますな・・・思い出すんですぞ、あれは確か・・・」



──私はこの国の本当の王ではない

キモオタ「・・・・・・」

──私はこの国の本当の王子と入れ替わり・・・・・・

キモオタ「・・・・・・っ!」

──この国の王族として生きることになった。

キモオタ「代役・・・っ!」

315: オプ速さん 2014/11/22(土)23:25:17 ID:Yxu
キモオタ「確か・・・【裸の王様】の本当の王は若いときに命を落としているのでござった。でもおとぎ話が消えなかったのは・・・」

キモオタ「ちょうどその時居合わせた裸王殿・・・【王様の耳はロバの耳】の王子殿が当時の王子と入れ替わり・・・」

キモオタ「結果として代役を務める形になったから消えなかった・・・!」

キモオタ「だとしたら『村を救う赤鬼』の代役さえいれば・・・・・・」ブツブツ

ピルルッ ピルルッ

ティンカーベルの声「キモオタ!青鬼居たよ!今すぐ戻るから!そっちは平気!?」

キモオタ「ティンカーベル殿!今から言う作戦を青鬼殿に伝えてくだされ!」

ティンカーベルの声「えっ?なになに?作戦?」

キモオタ「そうですぞ!それまでは赤ずきん殿と我々で持ちこたえて見せますぞ!」

ティンカーベル「・・・わかった!教えて!どういう作戦なの!?」

キモオタ「・・・二人には赤鬼殿の家に戻っていただきたい。そこで青鬼殿に・・・」



キモオタ「赤鬼殿になってもらうでござるよ!」

318: オプ速さん 2014/11/22(土)23:40:27 ID:Yxu
赤鬼(鬼神化)「グオオォオオオオオ!!」ビュオン

赤ずきん「・・・・・・さぁ、村人なんか狙ってどうするの?私は見ての通り、まだやれるわよ?」

ズダーン

ズキッ

赤ずきん「・・・クッ」

赤ずきん(折れてはいないかしらね。けれど・・・)

赤鬼(鬼神化)「グオオォオオオオオ!!」ドスドスドス

赤ずきん(一人では・・・そろそろ、限界かしら?)

キモオタ「赤ずきん殿おぉぉ!!もうすぐ赤鬼殿が助けにきてくれますぞ!!」

赤ずきん「・・・? キモオタ、あなた何を言って・・・・・・」

村人「赤鬼?」

村人「鬼は悪い奴だろ!?」

村人「でも鬼なら鬼に適うかもしれねぇ!」

赤ずきん「・・・なるほど、何か考えが有るってわけね」

319: オプ速さん 2014/11/23(日)00:05:29 ID:prW
キモオタ「もう少しでござるよ!それまで持ちこたえてくだされ!」

赤ずきん(簡単に言うわね。もう相当厳しいのだけど・・・・・・でも)

赤ずきん「・・・だそうよ?もうすぐ助けが来るみたいね。でもそれまで少し時間があるようだから・・・」

ガチャッ

赤ずきん「もう少し遊びしょうか、鬼神さん?」

赤鬼(鬼神化)「ググルゥ・・・グゴオオオオォォ!!!」ドスドスドス

赤ずきん「さぁ・・・来なさい。まだ戦えるんでしょう?」

ズキッ

赤ずきん「くっ・・・っ!まだよ・・・まだ私は・・・っ!」

ピカーッ



???「はっはっは!無理をするんじゃないぞお嬢ちゃん!ここは私に任せるんだ!」ムキムキッ

324: オプ速さん 2014/11/23(日)00:15:30 ID:Xw9
この効果音はwwwあwwwのwww男www

325: オプ速さん 2014/11/23(日)00:17:02 ID:C5b
これは・・・キタ━(゚∀゚)━!

326: オプ速さん 2014/11/23(日)00:24:14 ID:prW
キモオタ「申し訳ない、裸王殿!我輩に力を貸して頂きたい!」

裸王「はっはっは!水臭いぞキモオタよ!久々に骨のありそうな相手と戦えることに私の筋肉も喜んでおるわ!」ガッハッハ

赤ずきん「・・・・・・あなたは?」

裸王「私はキモオタの友人、とある国の王を勤めている!裸王と呼んでくれ、お嬢ちゃん!」ムキムキッ

赤ずきん「・・・子供扱いしないで。だけど、鬼神の相手は任せてもいいかしら?私は後方支援に回るから」スッ

裸王「任せたまえ!さぁ、鬼神とやらこの裸王が相手になるぞ?」

赤鬼(鬼神化)「グルルォォ・・・」

裸王「さぁ、始めよう!私の筋肉フルコースとくと味わうがいい!」ムキムキッ

328: オプ速さん 2014/11/23(日)00:32:28 ID:prW
赤鬼(鬼神化)「グゴオオオオォォ!!!」ドスドスドス

裸王「むっ?真っ直ぐに突っ込んでくるか!いいだろう!猪突猛進!力ずく!それこそ筋肉の真骨頂!その愚直さに敬意を評し、私はその攻撃をはじめとして避けはしない!」ムキムキッ

ガシィィンッ!

裸王「だがもちろん!押しつぶされるつもりは毛頭無いっ!」ググッ

赤鬼(鬼神化)「ググゥ?グガアァァァァ!!」

裸王「悪いが私は学が無いのでな、君の言葉は解らんよ。だがそんなもの必要あるまい!」

裸王「我々には筋肉がある!それで十分だろう?そして筋肉は種族の壁を越える!」ググッ

赤鬼(鬼神化)「グオオォオオオオオ!」ググッ

裸王「食らうがいいっ!必殺っ・・・!」

 裸 王 ラ リ ア ッ ト !

バシィィィッ

330: オプ速さん 2014/11/23(日)00:35:06 ID:C5b
裸王凄いなwww

331: オプ速さん 2014/11/23(日)00:41:29 ID:prW
シュゥゥゥッ

キモオタ「んんwww裸王殿にお願いして正解でしたなwww」

赤ずきん「・・・・・・鬼を相手に随分とムチャクチャな国王なのね?」

キモオタ「我輩は戦えませんからな・・・裸王殿にお願いすることしかできないのでwww」

赤ずきん「でも・・・王が協力してくれるのもあなたがこれまでに旅して来た結果なんでしょう?」

キモオタ「そう、なるんですかな・・・?」

赤ずきん「だったらそれはあなたの力であり武器なのよ。自信を持ちなさい」

キモオタ「・・・・・・そうでござるか、そう言っていただけると嬉しいですなwww」

シュゥゥゥッ

裸王「二人とも油断をするんじゃあないぞ!しかし・・・流石に私も自信を失いそうだな・・・・・・」

赤鬼(鬼神化)「・・・・・・グルルォォ!」フシューフシュー

裸王「もう少しダメージを与えられると思ったが・・・さすがは鬼という種族!しかし私はスタミナにも自信はあるぞ!」ググッ



裸王「ティンカーベルが助けを呼んでくる間、もう少しつきあってもらおうか!」

333: オプ速さん 2014/11/23(日)00:51:20 ID:prW
裸王「君も体力自慢なら解るだろう?筋肉とは力のみに非ず!」ググッ

赤鬼(鬼神化)「グオオォオオオオオ!」ドスドスドス

裸王「握る拳は金剛石より硬く!撃ち込む拳は刃のように鋭く!食らうがいい!必殺っ・・・!」

 裸 王 百 烈 拳 !

ガガガガガガガガッ

赤鬼(鬼神化)「グッ・・・グルルォォ・・・・・・!」ググッ

ヒラリッ

赤ずきん「あら、私のこと忘れては困るわね?」ガシャッ

ズダーン ズダーン

赤鬼(鬼神化)「グゴォォ!」ヨロッ

キモオタ「これならなんとか時間は稼げそうですな・・・!」

赤鬼(鬼神化)「ググオォォ・・・」フシューフシュー

334: オプ速さん 2014/11/23(日)01:33:21 ID:prW
赤鬼(鬼神化)「・・・・・・」フシューフシュー

裸王「むっ・・・・・・急に動きが止まった・・・・・・?」

赤ずきん「・・・気をつけて、見た目に反して動きは機敏よ」

裸王「うむ、だが・・・この者・・・・・・先程とは違う闘気を放っている・・・!」

赤鬼(鬼神化)「・・・・・・アカ・・・ズキ・・・ン・・・・・・」ゴゴゴゴゴ

赤ずきん「!!」

キモオタ「な、なんですと!?鬼神化すると理性を失うのでは・・・!?」

ゴゴゴゴゴ

裸王「二人とも下がるんだ!この者・・・先程とは比べものにならない禍々しい気を纏っている!」

赤鬼(鬼神化)「・・・オイラハ・・・ミンナト・・・ナカヨク・・・・・・」ゴゴゴゴゴ

ゴゴゴゴゴ バチッ バチッ

赤ずきん「・・・赤鬼っ!」

バチバチッ バチバチッ ゴゴゴゴゴ

キモオタ「赤ずきん殿ぉ!危ないですぞ!」ズサー

鬼神「・・・・・・我、神ヲ超越セシ鬼ナリ・・・人間風情ガ・・・我二刃向カウナド・・・」

ゴゴゴゴゴ

鬼神「決シテ、アッテハ成ラヌ・・・」



鬼神「デハ終ワラセヨウ。真ノ鬼神ノ力ガ如二強力カ身持ッテ感ジルガイイ」

337: オプ速さん 2014/11/23(日)01:36:15 ID:6vi
乙!!
好評みたいなので暇なときは絵支援したいと思いま




no title


さっきのより遥かに雑ですまそw

338: オプ速さん 2014/11/23(日)01:39:04 ID:6vi
あと前回のペンいれしてみたので載せとく


no title



no title


344: オプ速さん 2014/11/23(日)16:56:22 ID:prW
ビュオン

鬼神「ウオオオオォォォッ!」ググッ

裸王「な、なんだと!?私が力比べで押されているだと!?」

鬼神「人間風情ガ粋ガルデナイ・・・」クイッ

ガシッ

裸王「ぬぅっ!?おもむろに我が腕を掴んだ!?」

鬼神「朽チヨ・・・」ビュオン

ドガシャアアァァァ

裸王「ぐはっ・・・!」ドサァッ

赤ずきん「・・・さっきまで渡り合っていた王を赤子のように・・・!」

キモオタ「裸王殿ぉ!これはまずい、まずいですぞ!」

345: オプ速さん 2014/11/23(日)17:10:24 ID:prW
赤ずきん「どういうこと?これも鬼神病の症状だというの?」

鬼神「ホウ、人間ノ娘ガソノ名前ヲ知ッテオルトハ、勤勉ナ」

キモオタ「お主は何者でござるか!?」

鬼神「我ハ鬼神。コノ鬼ノ肉体を借リ・・・蘇リシ鬼神」

裸王「ぐっと・・・なんという力だっ・・・!」

鬼神「マダ息ガアルトハ・・・根性ノ座ッタ人間ヨ・・・ダガ邪魔ダ」グイッ

ガシッ

裸王「ぐぅっ!ここまでか!」

ザワザワ ギャーギャー

村人「お、鬼がまた出たべぇぇぇ!」

村人「今度は赤い鬼だああぁぁ!」

村人「いや待て赤い鬼は見方だってさっき言ってなかったか?」

村人「ど、どうするっ!?」

ゴゴゴゴゴ

ティンカーベル「キモオタ!赤ずきん!大丈夫!?」



赤い鬼「なんということだ。ひどい有様だ・・・!その上あの鬼神・・・!」

346: オプ速さん 2014/11/23(日)17:24:44 ID:prW
赤い鬼「村の者!オイラは心優しき鬼、赤鬼だ!あの黒き鬼を討伐し、この村に平和をもたらす!」

村人「聞いたか!あの黒い鬼を退治してくれるとよ!」

村人「あの赤鬼はやっぱり優しい鬼だったんだ!」

村人「頑張れ赤鬼!」

赤い鬼「大袈裟に良いだろう鬼アピール・・・こんな感じでいいのか?」ボソボソ

ティンカーベル「バッチリ!どこからどうみても心優しい赤鬼だよ!」ボソボソ

赤い鬼「じゃあ下地はこれで完了か、あとはあいつを正気に戻すだけだが・・・まずいな」

ティンカーベル「どうしたの?なにがまずいの?」

赤い鬼「鬼神病は発症時には理性を失うが、あいつは失っていない・・・あれは病状が末期に達した時の症状だ」

ティンカーベル「えぇ!?だって別人みたいだよ?そんな病気あるの!?」

赤い鬼「あいつから聞いていないのか?鬼神病は呪術や祟りの一種ともいわれている。その所以があの完全な鬼神化だ」

348: オプ速さん 2014/11/23(日)17:44:16 ID:prW
赤ずきん「・・・・・・あの赤い鬼、青鬼でしょう?」ボソッ

キモオタ「気づきましたかなwww」ボソッ

赤ずきん「確かに鬼神を退治する赤鬼がいないなら、代役を立てるのは作戦としては上出来ね。赤鬼に扮した青鬼が鬼神を退治すれば『赤鬼が鬼を退治した』という筋は守られるものね」

キモオタ「んんwww我ながら良いアイディアでしたなwww」

赤ずきん「でも、私が作った真紅草の染色液・・・・・・勝手に使ったのは感心しないわね?」

キモオタ「背に腹は代えられませんのでなwww容赦していただきたいwww」

赤ずきん「まぁ、いいわ。これで懸念材料は減ったわけだから」

キモオタ「それよりも鬼神化した赤鬼殿が何故理性を保っているのか青鬼殿に聞いてみなければなりませんな」

349: オプ速さん 2014/11/23(日)17:53:07 ID:prW
キモオタ「あおおn・・・赤鬼殿!」

青鬼「キモオタ、すまない。思ったよりも色が付かなくて難儀した」

赤ずきん「あの鬼神。理性を保っている、赤鬼から聞いた話と違うけれど」

青鬼「あぁ、あれはな・・・」

鬼神「何カト思エバ鬼ガ人間ト共二・・・赦セヌ、種族ノ恥曝シガ・・・!」

ギュオン

裸王「グオオオッ!」ガシャーン

ティンカーベル「裸王!」

青鬼「みんなあいつから離れた方がいい・・・あいつは赤鬼の体を乗っ取っている鬼神・・・・・・いや鬼神・・・神なんて代物じゃない」



青鬼「あいつは・・・・・・鬼が募らせた人間への憎しみの集合体だ」

350: オプ速さん 2014/11/23(日)18:06:33 ID:prW
ティンカーベル「憎しみの集合体?」

青鬼「あぁ、だが話は後だ。何とかあの鬼神を取り押さえて・・・柊の薬を口にねじ込む・・・そこでティンカーベル」

ティンカーベル「えっ?なになに?」

青鬼「赤ずきんには後方支援を、俺とそこの体力自慢そうな男は鬼神を取り押さえる。ティンカーベル、お前は機敏に飛び回れる・・・薬をねじ込むにはうってつけだ」

赤ずきん「そうね、あなた達の間を縫って鬼神に鉛弾を撃ち込む・・・まかせなさい」

裸王「うむ、任せたまえ!だがそう長く取り押さえられはできそうにないぞ?」

ティンカーベル「わかった!・・・でも何か口に入れようとしてるってわかったら口を閉じちゃうんじゃ・・・」

青鬼「・・・確かにそうだな・・・・・・何かあの鬼神に口を開けさせる方法は・・・」

キモオタ「ドゥフフコポォwww我輩の出番キタコレwww」コポォ

ティンカーベル「キモオタ?」

キモオタ「要は口を開けさせればいいのでござろうwwwならば我輩にお任せあれwww理性を失った鬼神には手も足もでないでござるが・・・・・・」



キモオタ「相手に理性が戻ったならば我輩の独壇場ですぞwww」

352: オプ速さん 2014/11/23(日)18:18:24 ID:prW
鬼神「我ヲ倒ス算段ハツイタカ人間」グワハハハ

鬼神「我ニハ解ル。隙ヲツイテ我ニアレヲ飲マセルツモリナノダロウ?ソウハサセヌワ!」

青鬼「・・・と、これがあの鬼神の正体だ」ボソッ

キモオタ「把握www任せてくだされwww」

・・・

キモオタ「んんwww鬼神殿www聞きましたぞwww」コポォ

鬼神(話しかけることで口を開けさせようということだろうが、甘いわ!)

キモオタ「お主の弱点はわかっているのでござるからなwww」コポォ

ティンカーベル「えっ?なになに?」

キモオタ「鬼と言えば節分、節分と言えば豆・・・!」

鬼神(・・・・・・豆だと?こいつら柊の薬の事を知らないのか?)

353: オプ速さん 2014/11/23(日)18:28:34 ID:prW
キモオタ「ティンカーベル殿!我輩があの鬼神を煽るでござるから隙をみてこの炒り豆をあの鬼神に思い切りぶつけてほしいでござる!」

ティンカーベル「わかったよ!キモオタ!」ピュー

鬼神(どういうことだ?向こうには鬼が一人いる、柊の薬を知らないはずが・・・なるほど、これは我を騙すための芝居か!)

青鬼「いくぞ裸王!赤ずきん、いざとなったら俺ごとあいつを撃ち抜け!」ダッ

裸王「先程投げつけられたら礼をしていなかったな鬼神よ!」ダッ

赤ずきん「なんなのよその指示は・・・聞いていた?鬼神さん?彼等、犠牲覚悟よ?あなたに防ぎきれるかしら?」

鬼神(解りやすい芝居よ!そうやって我を油断させて薬を口に投げ込むつもりであろう?)

キモオタ「それでは鬼退治といきますかなwww」コポォ

354: オプ速さん 2014/11/23(日)18:38:33 ID:prW
青鬼「オラアァ!逃がさないぞ鬼神!」ガシッ

裸王「少し大人しくして貰うぞ!裸王羽交い締め!」ググッ

鬼神(流石に鬼がいると面倒だ・・・だが振り払えないわけではない・・・!)


キモオタ「青鬼殿から聞きましたぞwwwお主は鬼の憎しみの集合体であるらしいですなwww」

キモオタ「実にオカルトチックwwwそういう中二病的なの我輩嫌いじゃありませんぞwww」

キモオタ「でも弱点が豆というのはいささかショボくないですかなwww」

鬼神「滑稽ヨ・・・実ニ滑稽」

キモオタ「何のことですかなwww」

鬼神「・・・気ガ付カヌト思ッテイタノカ?」

キモオタ「な、なにをですかな!?」

鬼神「柊ノ薬ヲ飲マセヨウトイウノダロウ?無駄無駄・・・我ハ知ッテイル、薬の存在を」

355: オプ速さん 2014/11/23(日)18:52:41 ID:prW
キモオタ「な、なんですと!?あ、青鬼殿!まずいですぞ!」

青鬼「グッ・・・まさか鬼神が柊の薬について知っているとは・・・」

裸王「ここまできたというのに・・・!」

赤ずきん「豆に意識を向けて薬を飲ませる作戦・・・駄目だったのね」

キモオタ「・・・・・・我々にはもう手だてがありませんぞ・・・!」

鬼神「滑稽ヨ・・・人間風情二ナニガデキル・・・!」

キモオタ「もう鬼神に隙をを作ることはできないでござる・・・!我々人間は・・・」

キモオタ「我々はこの鬼に皆殺しにされるでござるよおぉぉ!!!」

ザワザワ ザワザワ

村人「あいつらうなだれちまったぞ!?」

村人「それよりあの男・・・皆殺しにされるといっていたっぺ!」

村人「もうおしまいだべぇ!」

ザワザワ ザワザワ

鬼神「・・・・・・」ニタァ

357: オプ速さん 2014/11/23(日)19:03:00 ID:prW
「もうおしめぇだぁ!!」

「殺されちまうだぁ!」

「なんまんだぶなんまんだぶ・・・」

ギャーギャー ギャーギャー

青鬼「せめて、村人を少しでも遠くににがさなければ・・・!」

鬼神「クックック・・・・・・実ニ愉快ナ光景ヨ・・・」

鬼神「男、オマエノイウヨウニ我ハ憎シミノ集合体!人間ニ恨ミヲモツ鬼ノ憎シミカラウマレタ存在!」

キモオタ「・・・・・・」

鬼神「故、我ハ望ム。人間ヲ皆殺シニスルコト、ソレガカナウトキガキタノダ!」

キモオタ「・・・・・・我々には」

鬼神「ナンダァ?」

キモオタ「もう対抗する手段がないでござる・・・・・・!」

鬼神「ソウカ、ソウダロウ」

鬼神「モトヨリ人間風情ガ太刀打チデキルハズガナイノダ!」

鬼神「震エヨ!畏レヨ!鬼ガ支配スルセカイガ到来スルノダ!フフフッ」

鬼神「ガーッハッハッハ!愉快!実ニ愉快ヨ!」ガーッハッハッハ




ピュン

ティンカーベル「ねっ!私もそう思う!」ニヤニヤ

鬼神「・・・・・・っ!」

361: オプ速さん 2014/11/23(日)19:10:45 ID:prW
ティンカーベル「えりゃーっ!」ズボォー

鬼神「グッ・・・グガガッ」

ゴクン

キモオタ「いけませんぞwww最後の最後まで油断してはwww」

鬼神「・・・計リオッタナ・・・!」

キモオタ「お主が薬について知っている可能性は高かったでござるからなwww青鬼殿の話ではお主は鬼たちの憎しみの固まり。いくら警戒していても我々人間が絶望する様を見せれば勝ち誇ると思っておりましたぞwww」

鬼神「・・・人間風情ガ・・・ヤハリ人間ハ卑劣ナリ・・・!」

青鬼「・・・・・・」

シュウゥゥゥ

鬼神「我ハ消エル、ダガ鬼ノ憎シミノ心ガアルカギリ鬼神病ハ消エヌ」

鬼神「イズレ貴様等人間ヲイタメツケラレルノヲタノシミニシテイオクゾ!」

シュウゥゥゥ

362: オプ速さん 2014/11/23(日)19:16:55 ID:prW
村人「あ、あの鬼から煙が!?」

村人「もしかしてやったんじゃねぇか!?」

村人「そうにちげぇねぇ!!」

・・・

青鬼「裸王、急いでこいつを赤鬼の家に運んでくれ!直に鬼神化は解ける、正体がバレたら台無しだ」

赤ずきん「私が案内する、行きましょう」

裸王「うむ!ようやく終わったのだな!」

ティンカーベル「青鬼!村人見てるしアピールしとこう!」

青鬼「そうだな・・・」



青鬼「村人のみんな!今回は悪い鬼が村に迷惑をかけてすまない!この通りこの悪い鬼は村から追放する!だがもう終わった!悪い鬼に恐怖することはないんだ!」

364: オプ速さん 2014/11/23(日)19:27:38 ID:prW
「やったぞ!やったぞ!」

「赤鬼は本当に心優しい鬼だったんだ!」

「俺達、今まで赤鬼を誤解してたな・・・」

「赤鬼ー!おまえは今日から村の一員だ!」

・・・

ティンカーベル「むぅ、なんだか調子がいいよね。助けてくれたから英雄扱いだもん」ムスッ

青鬼「まぁいいじゃないか、これで村は救えた。赤鬼の立場も良くなる」

キモオタ「一件落着というわけですなwww」

青鬼「まぁまだやるべきことはあるけどな」

ティンカーベル「それって・・・・・・」

キモオタ「・・・・・・」

青鬼「赤鬼が目を覚ますまでに、ここを出て行く。鬼がいつまでも二人いるとおかしいしな・・・」



青鬼「それにあいつと話すと、別れが辛くなる」

374: オプ速さん 2014/11/24(月)20:05:44 ID:Lmr
赤鬼の家

キモオタ「裸王殿、急に呼び出して申し訳ありませんでしたなwww」

裸王「なんのなんの!私の筋肉が必要ならいつでも呼んでくれ!あるいは肉体美を鑑賞したいときだって呼んでくれても構わんぞ」マッスル

キモオタ「それは恐らく無いでござるがwww」

ティンカーベル「じゃあね、裸王!またね!」

裸王「うむ、ではお互い精進するとしよう!」ムキムキ

シュン

赤ずきん「・・・・・・不思議な時計ね」

キモオタ「おはなしウォッチですぞwww仲良くなったおとぎ話の登場人物を呼び出せる魔法具ですぞwww」

赤ずきん「凄いわね、さぞ高名な魔法使いが作ったのね」

ティンカーベル「魔法具なら赤ずきんなんか二つも持ってるじゃん!」

赤ずきん「まぁ、ね。でも異世界に声を飛ばす上に呼び出しできるなんて余程よ?狙われないように注意なさい」

・・・

青鬼「・・・・・・傷の手当ては終わった。赤鬼はしばらく眠っているだろうからこの間にお前たちに話しておくことがある」

キモオタ「ほうwwwなんですかなwww」

376: オプ速さん 2014/11/24(月)20:24:58 ID:Lmr
青鬼「鬼神病についてだ。さっきキモオタには少し話したが・・・三人とも旅をしているなら知っておいてほしい」

ティンカーベル「確か、鬼の憎しみの集合体・・・だっけ?」

赤ずきん「あの鬼神も人間へ憎しみを強く持っていたようだったわね」

青鬼「そうだ、鬼神病っていうのは『鬼の人間への憎しみの心』が産み出す」

キモオタ「つまり赤鬼殿は実は人間を憎んでいたということですかな?」

ティンカーベル「えぇーっ!?なんでなんで?そんなわけないじゃん!」

青鬼「安心しろ、赤鬼はそんな風に思っていないさ。わかりやすくいうとだな、鬼の憎しみの心が膨らんでいくと姿を持たない鬼神の魂が生まれる。その鬼神の魂は無作為に鬼に取り付く。だから鬼神病は病とも祟りとも言われているんだ」

赤ずきん「病のように発症するけれど、その根本は恨みの力・・・と言うわけね?」

青鬼「そうだ、だから赤鬼の言葉に裏なんてないしアイツは人間が大好きなままだよ」

ティンカーベル「でもさぁ、人間は鬼が怖いから人間は鬼を基本的に避けていくんでしょ?確かにショックかもだけど憎しみになるのかな?それ」

青鬼「うーむ、ちょっと言いにくいが・・・鬼にいい鬼悪い鬼がいるように人間にも悪い奴っていうのはいるだろう?」

キモオタ「否定はできませんなwww」

377: オプ速さん 2014/11/24(月)20:33:23 ID:Lmr
青鬼「そういう悪い人間に鬼は被害に遭っているんだ」

赤ずきん「あんなに強い種族なのに?」

青鬼「・・・鬼でも力に弱い鬼はいる。騙されて利用される鬼だっているし、女や子供が誘拐されて見世物にされたり献上品にされたり、遠い地方では鬼の角が万能薬になるなんてデマのせいで集団で襲撃されて滅んだ鬼の集落もある」

キモオタ「・・・・・・なんというか、申し訳ないですな」

青鬼「おまえが謝ることじゃあない。それでも鬼はその外見や悪い鬼の所行のせいで悪と見られる。かといって復讐をすれば結局鬼は悪い奴というイメージだけが強くなる。実際泣き寝入りするしかないんだ。」

赤ずきん「・・・・・・」

青鬼「そうやって積もった憎しみが集まって鬼神の魂を産み、鬼神病が発生する。今はまだ鬼神病は稀な病だが・・・・・・」

キモオタ「このままの状態が続けばどうなるかわかりませんな」

青鬼「その通りだ、手を打たなければいけない」

378: オプ速さん 2014/11/24(月)20:40:27 ID:Lmr
青鬼「だから俺は旅にでる」

ティンカーベル「旅に?どうして?ここに残ってもいいじゃん!」

青鬼「そう簡単な問題じゃないんだ、ティンカーベル。それに俺には目標ができた」

ティンカーベル「目標?」

青鬼「俺は世界中を旅して、心優しい鬼もいることを人間に伝えていきたい。農業の手伝いをしたりしてな、そうして少しでも人間が鬼への認識を改めてくれたらきっと鬼神病は無くなる」

赤ずきん「それは・・・理屈ではそうでしょうけど・・・」

青鬼「難しいことはわかっているさ。でも、必要な事だとも思う。いつまでも憎しみあっているというのもバカバカしい。そこで赤ずきん、お前にはこの手紙を赤鬼に渡してほしい」

赤ずきん「・・・わかったわ。彼が目を覚ましたら渡しておく。私はもう少し残らないといけないしね」

青鬼「すまない。キモオタとティンカーベルも赤鬼が目覚める前に旅立つのだろう?」

379: オプ速さん 2014/11/24(月)20:48:29 ID:Lmr
キモオタ「悩みましたがなwww赤鬼殿、気を使ってしまうでしょうしなwww」

ティンカーベル「自分勝手だけど・・・苦しい思いする赤鬼、見たくないもん」

キモオタ「赤ずきん殿、赤鬼殿にはよろしく伝えていただきたい。それと我々はもう友達でござる、いつでもこのおはなしウォッチで会えるとも伝えてくだされ」

赤ずきん「えぇ、任せなさい」

青鬼「・・・よし、じゃあこれで俺のいいたいことは言った。やるべきこともやった。そろそろ俺は出て行くが・・・」

ティンカーベル「・・・そうだ、青鬼って遠くの故郷からここにきたんだよね?」

青鬼「そうだな、それがどうかしたか?」

ティンカーベル「変な噂とか聞いてない?えっと、天啓を見た人がいるとかどこか別の世界からきたとか!」

青鬼「そうだなぁ・・・天啓じゃねぇが、幻覚を見せられそうになったっていう鬼が居たな・・・」

キモオタ「な、なんですと!?」

ティンカーベル「詳しく教えて!」

380: オプ速さん 2014/11/24(月)21:03:24 ID:Lmr
青鬼「俺が故郷の村を出る前だったな・・・よそ者の鬼が訪ねて来てな。そいつが言ってた話なんだが・・・」

赤ずきん「よそ者の鬼・・・・・・別のおとぎ話からきたのかしらね」ボソッ

青鬼「自分の住んでいた場所にとって居られなくなって来たらしい。それから俺達鬼の種族に伝わる『打ち出の小槌』を持っていないかと言ってきていたな・・・」

ティンカーベル「それって何でも願い事が叶う不思議な小槌だよね!?」

青鬼「詳しいなティンカーベル。でもあんなもんが俺の故郷みたいな小さな集落にある筈がない、そう伝えたらがっかりして心当たりはないかって聞いてくるから、どうしてそんなに打ち出の小槌が必要なんだって聞いたんだ」

キモオタ「それでどうしたんですかなwww」

青鬼「自分の故郷を救いたいんだと。そいつが言うには自分が役割を果たせなかったから故郷を失ったと言っていたな・・・あと迷惑をかけた奴に謝りたいと言っていたな、そのあたりに住む人間のお姫さんと・・・もう一人なんていう名前だったかな・・・いっすんなんとかっていう・・・」

赤ずきん「・・・・・・一寸法師」

青鬼「そうだそうだ!姫と一寸法師に謝りたいと言っていたな!なんだ、知ってるのか?」

赤ずきん「いいえ、続けて頂戴」

381: オプ速さん 2014/11/24(月)21:10:12 ID:Lmr
ティンカーベル「一寸法師って、赤ずきんが教えてくれたもう消えちゃったおとぎ話だよね?」ボソッ

キモオタ「どうやらそのおとぎ話の鬼がこの世界に逃げてきたようですな・・・・・・」ボソッ

赤ずきん「しかし妙ね、その鬼はなんで打ち出の小槌を探しているのかしら?」ボソッ

キモオタ「どういうことですかなwww」ボソッ

赤ずきん「打ち出の小槌は一寸法師の世界に存在する。そしてその所有者はその鬼のはず・・・そして一寸法師に謝りたい・・・どういうことかしらね、これは」

青鬼「おーい、続けるぞ?」

ティンカーベル「うんうん!お願い!」

青鬼「その鬼に詳しく聞いてみるとな、その辺じゃ見ないような奴に声をかけられたらしい」

382: オプ速さん 2014/11/24(月)21:21:26 ID:Lmr
青鬼「細かい内容は忘れちまったが・・・なんつうか、その一寸法師を頃す内容の幻覚だったらしい」

キモオタ「一寸法師を頃す幻覚・・・」

赤ずきん「・・・こう言い換えたらどうかしらね、『一寸法師を頃す天啓』」

ティンカーベル「・・・同じだね、裸王のとこの隣国の兵士と」

キモオタ「あの時は裸王殿を頃す天啓。でしたな・・・」

青鬼「その幻覚が不思議なもんでな・・・その相手がなにか火を灯すと急に幻覚が頭の中に飛び込んできたんだと・・・結局、その時突風でその灯りが消えた途端に幻覚も消えたらしいがな」

赤ずきん「幻覚を見せる灯り・・・?」

ティンカーベル「灯りを灯す道具ってなんだろう・・・火打ち石?」

青鬼「なんていう名前だったかな・・・聞いたことのないような・・・」

キモオタ「チャッカマンとかライターとかですかなwww」

青鬼「いや・・・違う、なんだったかな・・・餅みてぇな名前の・・・」

赤ずきん「マッチ・・・」



赤ずきん「それ、マッチじゃないかしら?」

385: オプ速さん 2014/11/24(月)21:31:33 ID:Lmr
青鬼「それだそれだ!マッチっていう名前の道具だ!」

赤ずきん「そう、解ったわ・・・で、その鬼は?」

青鬼「別の鬼の集落を回ってみるっていっていたな・・・確か鬼ヶ島とかいう場所に行くと言っていたぞ」

赤ずきん「鬼ヶ島・・・『桃太郎』の世界ね・・・。青鬼、ありがとう。もう大丈夫よ」

青鬼「おお、そうか?」

ティンカーベル「赤ずきん・・・?」

赤ずきん「黒幕・・・誰かはさて置き、天啓・・・幻覚を見せていた方法が解ったわ。おそらくだけど・・・幻覚を見せる灯りなんてそう多くないものね」

キモオタ「本当ですかな!?」

赤ずきん「えぇ・・・そういう道具が存在するおとぎ話があるのよ。擦るとその灯りを見たものに幻覚を見せることが出来るマッチ。それを持っている女の子が主人公のおとぎ話」

キモオタ「それは・・・なんというおとぎ話ですかな!?」




赤ずきん「『マッチ売りの少女』・・・それが、幻覚を見せるマッチを持つ女の子のおとぎ話よ」

386: オプ速さん 2014/11/24(月)21:40:56 ID:Lmr
ティンカーベル「『マッチ売りの少女』・・・!」

キモオタ「その女の子が黒幕ですかな!?」

赤ずきん「どうかしら・・・私と大差ない年齢だったはずだけど・・・」

キモオタ「しかしそんな女の子が・・・信じられませんぞ」

赤ずきん「見た目やイメージで判断するのは良くないわ、今回の教訓でしょう?」

ティンカーベル「でもその女の子が黒幕かどうかは別にして、何かわかるかもしれないし行ってみようよ、キモオタ」

キモオタ「そうでござるな・・・次のおとぎ話はそこにするでござる」

青鬼「なんだかわからねぇけど・・・俺はもう行く。赤鬼が目を覚ましちゃいけねぇしな・・・赤ずきん、あとは頼むぞ」

赤ずきん「えぇ、あなたも気をつけてね」

青鬼「キモオタ、ティンカーベル、赤ずきん。お前たちのような人間に会えて良かった。俺も、赤鬼もな」

キモオタ「我々も、鬼にも優しいものがいるということ忘れないでござるよwww」

ティンカーベル「ばいばい、青鬼!お互いにがんばろうね!」

青鬼「おう、じゃあ、元気でな」

・・・
・・

389: オプ速さん 2014/11/24(月)21:52:18 ID:Lmr
キモオタ「では我々もそろそろ・・・赤ずきん殿は・・・」

赤ずきん「まだずきんの修繕が終わらないし、赤鬼をひとりにするのもね・・・手紙も預かっちゃったし」

キモオタ「赤ずきん殿wwwなんだかんだで心配するとは優しいですなwww赤鬼殿もうれしいでござろうwww」

ガチャ

赤ずきん「あなた脂肪まみれだから撃ち抜くなら、ここかしら?」

キモオタ「ぶひいぃぃ!?」

ティンカーベル「ごめんね!こんなのでもわたしの相棒だから眉間に撃ち込むのはやめたげて!」

赤ずきん「・・・冗談よ。なんだかんだであなたたちには助けられたしね。これからも協力しましょう」

キモオタ「言うまででも無いですぞwww我々は友達ですからなwww」

赤ずきん「・・・ティンカーベル、あなたの相棒は恥ずかしいことを平気で口にするわね」

ティンカーベル「そう?だって赤ずきんと私達は友達じゃん!」

赤ずきん「・・・そうね、友達ね」

391: オプ速さん 2014/11/24(月)22:00:41 ID:Lmr
赤ずきん「キモオタ、何かあったら呼びなさい。手が空いていれば助けてあげる。でも、くだらないことで呼び出さないでね・・・私のマスケットは弾切れをおこさない、脂肪の壁でも撃ち抜ける事、覚えておいて」


キモオタ「ありがたいwwwしかし、軽く脅されたんでござるがwww」

ティンカーベル「照れ隠しだよ、多分」ボソッ

キモオタ「照れ隠しでタヒにかけるのはごめんですぞwww」ボソッ

赤ずきん「さぁ、行きなさい。赤鬼が目を覚ましたら行きにくいでしょう」

赤ずきん「私は次に『桃太郎』の世界へ行く。あの鬼の話を聞いてみたいから」

ティンカーベル「私達は『マッチ売りの少女』の世界だね。何か解ったことがあったら教えるから赤ずきんもお願いね!」

赤ずきん「えぇ、じゃあ二人とも油断しないようになさい」

キモオタ「んんwwwお任せあれwww赤ずきん殿もくれぐれも無理なさらないようにwww」

赤ずきん「何度も言ってるでしょ、子供扱いしないで」

キモオタ「申し訳ないwww」

ティンカーベル「じゃあねー!またね!」フリフリ

赤ずきん「えぇ、また会いましょう。キモオタ、ティンカーベル」フリ



キュイィィィィン

395: オプ速さん 2014/11/24(月)22:18:35 ID:WvG
綺麗なデジタル絵じゃなくてすまない…
ペンタブもってないんだ

ラリアットに勢いつけたのと
赤鬼編の扉絵?的なのの下書き置いておきます

no title

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