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引用元: http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1417340965/

関連記事→キモオタ「ティンカーベル殿!おとぎ話の世界に行きますぞwww」三冊目

47: オプ速さん 2014/12/02(火)20:04:03 ID:g8l
マッチ売りの少女の世界

ヒュウゥゥゥゥゥゥ

ティンカーベル「着いたぁー!」スィ

キモオタ「しかし冷えますなwww今までのお話はどれも過ごしやすい暖かさでしたぞwww」ブルブル

ティンカーベル「このお話は場面が冬だからしかたないよ、上着着てきて良かったね!」

キモオタ「まったくですぞwwwさて・・・ティンカーベル殿」

ティンカーベル「なになに?」

キモオタ「今回は今までとは状況が異なりますな。この世界は消滅の危機には瀕しておらぬのでござろう?」

ティンカーベル「うーん・・・」クンクン

ティンカーベル「消えそうではない、かな。でも・・・安心とはいえない感じ・・・?」

キモオタ「どっちでござるかwww」コポォ

ティンカーベル「消滅しないと思ってくれていいけど、いやな予感がする。そんな感じかなぁ・・・」

キモオタ「とりあえず現状は本来の結末に進んでいるということですなwww」コポォ

49: オプ速さん 2014/12/02(火)20:15:43 ID:g8l
ティンカーベル「そうだね、でも逆に私達が変なことしてこのお話を消しちゃわないように気をつけないとね」

キモオタ「もちろんですぞwww」

ティンカーベル「マッチ売りの少女・・・このおとぎ話の主人公がない幻覚を見せるマッチを持ってるから、黒幕が誰であれとりあえずマッチ売りに話を聞いた方がいいのかな?でもマッチ売りが黒幕だったら・・・うー、どうする?キモオタ」

キモオタ「うーん・・・我輩、考えたのでござるが・・・」

ティンカーベル「なになに?言ってみてよ」

キモオタ「こことは別のおとぎ話の登場人物が黒幕だと仮定しての話でござるが、その場合・・・我々がこの世界をうろついているのは黒幕にとっていい状況ではないでござるよね?」

ティンカーベル「そっか、黒幕はおとぎ話を消滅するためにマッチを使っている。その入手経路だもんね、このお話は」

キモオタ「我々は黒幕を知らないでござるが向こうは知っている可能性もありますからな」

51: オプ速さん 2014/12/02(火)20:23:59 ID:g8l
ティンカーベル「確かにね、だっていくつもおはなしが消えるのを防いできたわけだし、向こうも私達を調べてたかも」

キモオタ「そのうえここは重要なおとぎ話」

ティンカーベル「黒幕にとってマッチはおとぎ話を消すための便利な道具だもんね」

キモオタ「そうですな、だから我々にこの世界をうろちょろされては嫌なはず。マッチ売り殿になにかしら吹き込まれてマッチを手に入れられなくなったり、自分の正体を突き止められたり・・・」

ティンカーベル「そう考えると、私達が邪魔になってくるね」

キモオタ「もしもでござるよ?我々がここに来ていることが黒幕に筒抜けだった場合・・・おそらく黒幕はなにかしらの手を打ってきますぞ」

ティンカーベル「えぇー!?それってマズくない?こっちは相手の正体も知らないんだよ?」

キモオタ「それなんでござるよ・・・」

52: オプ速さん 2014/12/02(火)20:32:06 ID:g8l
キモオタ「かといって誰彼疑ってかかっては聞き込みどころではないですからなwww参りましたなwww」コポォ

ティンカーベル「とりあえずさ、マッチ売りを探そうよ。声をかけるかかけないかはそれから決めてもいいし」

キモオタ「そうですなwwwそれが無難ですなwww」

ティンカーベル「そうしようか、じゃあ探しに行く前に【マッチ売りの少女】のお話をおさらいして・・・」

キモオタ「ティンカーベル殿・・・!」クワッ

ティンカーベル「えっ!?なになに?どうしたの?」

キモオタ「あそこにホットドックの屋台がありますぞwww腹ごしらえするでござるよwww」コポォ

ティンカーベル「さっきグラコロ食べたじゃん!また食べるの!?おなかいっぱいだよ!」

キモオタ「今日はポテトがMサイズでしたからなwww物足りないwww我輩、買ってくるでござるが、ティンカーベル殿はやめておきますかな?www」

ティンカーベル「いる。マスタードとピクルス抜きで」

キモオタ「がってん承知www」ダダッ

54: オプ速さん 2014/12/02(火)20:44:32 ID:g8l
ティンカーベル「キモオタは食べることになると行動力が段違いだなぁ・・・」

ティンカーベル「キモオタのとこに来てから私も食べる量増えちゃったし・・・まぁそのぶんなるべく座らずに飛ぶようにしてるし、大丈夫かなー」

ティンカーベル「・・・混んでるなぁ、時間かかりそうかも」




鳥「彼は駄目だねぇ、連れをひとりぼっちで待たせるなんて」




ティンカーベル「!?」バッ

ガシッ

ティンカーベル「うぐっ!(しまった、油断してた!)」

鳥「そっちじゃないよ。聞いていたよりすばしっこくないね、ティンカーベル?」

ティンカーベル「離して!離してよ!・・・うぅ、はなせぇー!」ジタバタ

鳥「離すわけないだろう?それにしても君達さっき話していたじゃないか、黒幕にここにいることがばれてるかもって」

ティンカーベル「あんた・・・黒幕の!」ジタバタ

鳥「ここじゃまずい、少し僕につきあってもらうよ?」パタパタ

ティンカーベル「キモオタ!キモオター!」

鳥「無駄だよ、この人混みだ。彼には聞こえない。じゃあ行こうか」バサバサー

ヒラヒラ

ティンカーベル「青色の・・・羽っ!」

58: オプ速さん 2014/12/02(火)20:58:34 ID:g8l
・・・

青い鳥「さて、どこにしようか・・・」パタパタ

ティンカーベル「くっ、いいかげんに離せぇー!おなかに爪が食い込んで痛いんだよ!バカバカ!」ジタバタ

青い鳥「君は口が悪いな・・・いい加減に諦めなよ。それに爪はワザとさ、こうしないと逃げてしまうだろう?」

ティンカーベル「あんたたちの目的はなんなの!?他のおとぎ話を消そうとしたり、私をさらったのもそうだよ!なにがしたいのさ!」

青い鳥「だから・・・そんなこと言う訳ないだろう?あぁ、でも君をさらった理由は教えてあげるよ」

ティンカーベル「ぐぬぬぅ・・・とーれーなーいー!」ジタバタ

青い鳥「自分で聞いておきながら無視かい・・・?まぁいいさ、これであの男はこの世界から動けない・・・」

ティンカーベル「へへっ!それはどうかなっ!私がいなくたって──」ニヤッ

青い鳥「おはなしウォッチで赤ずきんを呼べば世界の移動は出来る。って言うつもりだろう?」

ティンカーベル「・・・っ!」

青い鳥「知っているよ。【泣いた赤鬼】の世界では君達を監視させてもらったからね」

59: オプ速さん 2014/12/02(火)21:11:02 ID:g8l
ティンカーベル「監視なんて趣味悪い!バーカバーカ!ファミチキになっちゃえバーカ!」ジタバタ

青い鳥「お断りだよ。どちらにしても君が行方不明になれば彼はこの世界からは離れられない。君を見捨てて自分だけ逃げるなんて出来ない性格なんだろう?彼は」

ティンカーベル「どーかなっ!逃げるよキモオタはっ!多分ね!だからあんたがしてることは無駄だよ!」

青い鳥「口は悪くてもブラフは苦手って訳かな?」

ティンカーベル「うるさい!だまれファミチキ!」ジタバタ

青い鳥「やれやれ、そろそろ変な名前で呼ぶのはやめてもらおうかな」ビュン

ベシャッ

ティンカーベル「うぐっ・・・たたきつけるなバカー!」ガシッ

青い鳥「暴れるなよ、僕には二本の足とくちばししかない。君を縛るのも一苦労なんだよ」

ティンカーベル(路地裏のゴミ捨て場・・・?)

61: オプ速さん 2014/12/02(火)21:26:41 ID:g8l
青い鳥「・・・これでよし。これで君は動けないし飛べない。僕もようやく足が自由だ」パタパタ

ティンカーベル「ふざけんなバカ!羽が曲がっちゃうじゃん!ほどけぇー!」ジタバタ

青い鳥「いっそのこと羽を引っこ抜いてもよかったんだけど?僕としてはそのほうが楽だ」

ティンカーベル「出来るもんならやってみなよ!それにキモオタはすぐに気がつくよ、私がいないって!そうしたら私を探すのは一人じゃないんだからね!」

青い鳥「だろうね。シンデレラは街を駆け回り、裸の王様はどんな瓦礫でもどかして君を探す。赤鬼と赤ずきんも来てくれるだろうね・・・例え今、【桃太郎】の世界にいたとしてもね」

ティンカーベル「こいつどこまで・・・!」

青い鳥「でもね、探さない。誰も君を探さない・・・何故なら君は行方不明じゃないからだ」

ティンカーベル「なに言ってんの?意味わかんない事言ってると──」

ムグッ

青い鳥「君はもう喋らなくていいよ」ガシッ

ティンカーベル(喋れない!口までふさがれた・・・!)

青い鳥「飛べない動けない喋れない、そんな君にはここがお似合いだよ」ガコッ

青い鳥「じゃあねティンカーベル。こんな路地裏のゴミ箱に、君の友達は探しに来てくれるかな?」ビュン

ティンカーベル(キモオタが危ない・・・!早く脱出しないと・・・!)ドサッ

バターン

62: オプ速さん 2014/12/02(火)21:35:09 ID:g8l
・・・

キモオタ「フヒヒwwwサーセンwww思いのほか混んでおりましてなwww」コポォ

キモオタ「・・・おや、ティンカーベル殿?」キョロキョロ

キモオタ「・・・・・・何も言わずにどこかに行くとは思えませんな。なにか事件の匂いが・・・そうですぞ、おはなしウォッチで話しかけてみればいいですなwww」

カチャッ

キモオタ「ティンカーベル殿!ティンカーベル殿ー!ホットドック冷めますぞwww」

おはなしウォッチ「・・・・・・」シーン

キモオタ「反応無しでござるか・・・まさか、黒幕に捕まっているとか・・・こうしちゃおれませんぞ!すぐにでも探しに行かねばっ!」

女の子「ねっ、ねっ!おにーさん!ちょっといいかな?」ニコッ

キモオタ「な、何ですかな?我輩、今急いでいるのですがwww」

女の子「妖精の女の子のお友達だよね?私、その子とさっきお話ししたよ?」ニコッ

63: オプ速さん 2014/12/02(火)21:53:35 ID:g8l
キモオタ「! それは本当ですかな!」

女の子「金髪で透明な羽で・・・キラキラした粉を散らしてる妖精さんでしょ?えっと、名前は確か・・・ティンカーベルちゃん?」

キモオタ「そうそうwwwそうですぞwwwなにか我輩に言ってませんでしたかなwww」

女の子「あっ、えっとね妖精さんから伝言だよ、『別のおとぎ話にいる妖精から緊急の呼び出しがあったからちょっと行ってくるね。ごめんだけど、ひとりでマッチ売り探してて!ちょっと時間かかるかもだけど心配しないでね!』だって」ニコッ

キモオタ「そうでござったかwww心配して損しましたぞwww」

女の子「じゃあちゃんと伝えたからね?」

キモオタ「助かりましたぞwwwかたじけないwww」コポォ

女の子「うん、じゃあまたね!キモオタおにーさん」ニコッ

タッタッタッ

キモオタ「行ってしまいましたな・・・さて、ティンカーベル殿は心配ないようでござるし、マッチ売り殿を探しますかなwww」コポォ





女の子「こんなもんかなぁ・・・あっちはティンカーベルをうまく拘束できたかな?だとしたらまずは私たちが優勢ってとこかな」フフッ

女の子「さて、君達が私達の遊び相手になるかどうか・・・お手並み拝見といこうかな、ティンカーベル。そして、キモオタおにーさん」ニコッ

86: オプ速さん 2014/12/04(木)20:04:49 ID:nBF
・・・

青い鳥「やれやれ、やかましい妖精だったな・・・」パタパタ

青い鳥「でもこれで任務は果たした。しばらくはゆっくりできるか・・・その前にあの方に報告をしなければ・・・」パタパタ

青い鳥「さて、どこに居るのか・・・」パタパタ

・・・

女の子「ふんふふ~ん♪」

女の子「幸せの青い鳥が虹の向こうへ飛んでいけるなら~♪」フンフン

女の子「私もきっと行けるはず~♪」フンフン

青い鳥「ご機嫌ですね。鼻歌混じりに歩いてましたよ?」パタパター

女の子「あ、おつかれー。どうだった?うまくいったよね?」

青い鳥「ええ、もちろん。少し・・・いや相当暴れましたけど、拘束してゴミ箱にぶち込みましたよ」

女の子「ゴミ箱かぁー、そりゃあメルヘンの欠片も無いね。妖精なのに」クスクス

青い鳥「キモオタという男はどうでした?」

女の子「どうかな、もうちょっと観察したいけど私はこれからお昼だからね、ちょっと休憩だよ。そだ、一緒にご飯行く?」

青い鳥「はい、お供します」パタパター

88: オプ速さん 2014/12/04(木)20:13:49 ID:nBF
中央通り

キモオタ「マッチ売りの少女と言うからには、マッチを売っていると思ったでござるが・・・居ませんな、時間が悪いですかなwww」

キモオタ「気は進まないでござるが・・・聞き込みに行きますかな、ティンカーベル殿も居ないでござるし、自らやるしかないwww」

キモオタ「あの話しかけやすそうな人に・・・ちょ、ちょっといいでござるかwww」コポォ

リッチなおっさん「ん?リッチなワシに用事かね?ハッハッハ」

キモオタ「えっと、このあたりでマッチを売っている女の子を見かけておりませんかなwww探しているのでござるがwww」

リッチなおっさん「なんだと!マッチなんて安っぽい道具をワシが使うわけないだろう!バカにしてんのか!」クワッ

キモオタ「ヒィッ!」ビクゥ

リッチなおっさん「まったく、これだから庶民は困るんだ!」プリプリ

スタスタ

キモオタ「あんなに怒るとは・・・なんなんでござるか一体・・・」

90: オプ速さん 2014/12/04(木)20:24:23 ID:nBF
「マッチ?そんなどうでもいいことで話しかけないでくれ!年の瀬で忙しいんだ!」

「・・・・・・。教えてやってもいい。ただし、何か食べ物をよこしてもらおう」

「らっしゃいらっしゃい!お兄さん!どう?おいしいケーキだよ!チキンもあるよ!」ラッシャイ

「ごめんよおじさん、俺仕事中なんだ。サボってたら御主人にどやされちまう」

「どいたどいた!こちとら忙しいんだ!そんな女の子しらねぇよ!」



キモオタ「・・・・・・参りましたな」モグモグ

キモオタ「この世界は年末のようですなwww誰も相手にしてくれないwww」ムシャムシャ

キモオタ「それに・・・ホームレスのような人もちらほらいるでござるし、幼い子供が平気で労働に駆り出されておりますな・・・それも大体が裸足であったり汚れた服・・・」バクバク

キモオタ「しかしリッチな服装の住人もいますな、貧富の差が激しいのでござろうか・・・ティンカーベル殿、どうおもいますかな?」



キモオタ「んんwwwついいつもの癖がwwwティンカーベル殿いないでござるのにwww」コポォ

91: オプ速さん 2014/12/04(木)20:34:22 ID:nBF
キモオタ「どちらにしても有力な情報は得られずwww」

キモオタ「仕方ないでござるなwww宿を探して、夕暮れ時にでも出直しますかなwww」コポォ

馬車のおっさん「うおおぉぉ!どいたどいた!」パカラッパカラッ

キモオタ「ファッ!?」ヨロッ

ドシャー

馬車のおっさん「危ないだろうが!気をつけて歩きやがれ!」パカラッパカラッ

キモオタ「なんと乱暴な運転でござるか・・・この寒空の下、ずぶ濡れなどありえませんぞwww」ドロドロ

男性「・・・おや、大丈夫ですか?このハンカチをお使いください」スッ

キモオタ「んんwwwかたじけないwwwこの街にも優しい人がいるとはwww」コポォ

神父「旅の方でしたか、よろしければうちの教会へいらしてください。この季節、濡れた洋服のままでは体をこわしてしまいますからね」

キモオタ「なんというヌクモリティwwwお言葉に甘えますぞwww」コポォ

94: オプ速さん 2014/12/04(木)20:51:45 ID:nBF
街のはずれの教会

神父「どうぞ、中へ。それと・・・この着替えをお使いください。寄付していただいたものなので差し上げるわけにはいきませんが」

キモオタ「いやいやwwwありがたいwwwなんだか申し訳ありませんなwww」コポォ

神父「この季節の旅はお辛いでしょう。今日は特に冷え込みますからね・・・」

キモオタ「そうでござるなwww雪でもふりそうな寒さですぞwww」

神父「そうですね・・・申し訳ありません、ストーブを焚きたいのですがあいにく燃料が無いのです」

キモオタ「何をwwwお気になさらずwww我輩、脂肪を蓄えております故www」コポォ

神父「ははっ・・・そうですか?」ハハッ

キモオタ「寒さ耐久はありますぞwww」コポォ

神父「・・・・・・旅の方、町の様子は御覧になりましたか?」

キモオタ「?」

神父「驚かれたでしょう、多くの浮浪者。孤児。そして激しい貧富の差・・・どこかイライラしている住人の様子に」

95: オプ速さん 2014/12/04(木)21:04:49 ID:nBF
キモオタ「年の瀬でござるからwwwみんな忙しいのでござろうwww」

神父「もちろん、それも理由ではありますが。この街は今・・・とてもひどい有様です・・・裕福な家庭は数えるほど。その影で多くの子供たちが犠牲になっている」

キモオタ「・・・といいますと?」

神父「街で労働をする子供たちを見ましたか?彼等は教育を受ける事も満足に出来ず、働かなければ家族が生活できないのです」

キモオタ「そういえば、働いている子供たちの姿がありましたな」

神父「それでも家があり、仕事があるだけマシです。孤児も多く、働き口の無い子供たちは文字を覚えるより早く盗みの技術を覚えるというのも珍しいことじゃないのです」

キモオタ「日本は・・・いや、我輩の国ではそんな事レアケースですぞ・・・」

神父「できれば、私が孤児の受け入れも行いたいのですが・・・恥ずかしながら資金難でして・・・」

キモオタ「いやいやwww神父殿は悪くないですぞwww」

神父「いえ、神に仕える私が迷える子羊を救うのは当然・・・しかし、先立つものがなければ信じた道を選択することすらできない。世知辛い世の中です」

キモオタ「・・・・・・」

神父「・・・申し訳ありません。つい愚痴をこぼしてしまいましたね。私がこのようなことでは・・・子供たちに示しがつかない」グッ

キモオタ(若いのに立派な考えを持った神父ですなwww)

ガチャ

少女「あの、神父さん。今、よろしいですか?」

96: オプ速さん 2014/12/04(木)21:14:45 ID:nBF
神父「はい、どうしましたか?」ニコッ

少女「はい。聖堂のお掃除終わりました、マリア様の像もぴかぴかです」ニコッ

神父「おや?掃除してくださったんですか?・・・ありがとう。でも気にしなくてもいいのですよ?教会は信じるものみんなの家なのですから」

少女「いいえ、昨日泊めてもらっちゃいましたので・・・そのお礼です!だから、一度お家に帰ります」

神父「・・・大丈夫ですか?」

少女「・・・わからないです。お父さんの機嫌が良ければ多分叩かれませんけど・・・でも、ずっと神父さんに迷惑かけるのはよくないです」

神父「辛かったらいつでも来なさい、いいですね?」

少女「はい、じゃあ荷物持ってきますね!」ニコッ

キモオタ「・・・・・・なんかさらっと『お父さんに叩かれる』みたいな事が聞こえましたが・・・」

神父「・・・・・・彼女は、マッチを売って生計を立てています」

キモオタ「マッチ売り・・・!」

神父「えぇ、父親と二人で暮らしていますが、その父親がどうやら彼女に暴力を振るうらしく・・・」

98: オプ速さん 2014/12/04(木)21:26:05 ID:nBF
キモオタ「児童虐待・・・という奴ですかな」

神父「えぇ・・・嘆かわしい事です。マッチを売り切れなければ家に入れてもらえないらしいです。ですが・・・マッチなどそうそう売れるものではありませんよ。
だから一束も売れなかったとき・・・よくうちの教会に来るのです。泊めると言っても食べ物も満足に差し上げられない、寝具もない、雨風が防げるだけ・・・ですが」

キモオタ「・・・かわいそうな少女でござるな・・・」

神父「できれば私が父親の行いを正したいのですが・・・彼女が頑なに拒むのです。おそらく、他人に迷惑をかけるのを嫌っているのでしょう」

キモオタ「・・・・・・」

神父「申し訳ありません、旅の方。せっかく立ち寄った街がこのような有り様で、さぞがっかりされたでしょう」

キモオタ「我輩、送り届けますぞwww」

神父「えっ?」

キモオタ「我輩はどうせ旅の者でござるし、時間の融通は利きますぞwwwあの少女を家まで送り届けますぞ、流石に他人がいるところで娘をたたいたりしないでござろうwww」

神父「それはそうかもしれませんが・・・」

キモオタ「神父殿、お世話になりましたな。では行って来ますぞ、服はまた返しに来るのでwww」

神父「はい・・・ではお願いします。あなたに神のご加護がありますように」スッスッ

100: オプ速さん 2014/12/04(木)21:35:22 ID:nBF
・・・

キモオタ「マッチ売り殿ぉー!」ドスドス

マッチ売り「誰・・・ですか?」ビクッ

キモオタ「んんwww申し遅れましたなwww我輩はキモオタwww旅の者ですぞwww」

マッチ売り「え、えっと・・・そうだ、さっき神父さんとお話ししてた人だ」

キモオタ「御名答www」

マッチ売り「えっと、私に何のようですか?」

キモオタ「これから帰るのでござろう?女の子の一人歩きは危ない故、我輩が送って差し上げますぞ」

マッチ売り「えっと・・・ありがと」ニコッ

キモオタ(かwwwわwwwいwwwいwww)

マッチ売り「でも大丈夫です!私は一人でも帰れます!平気です」ニコッ

キモオタ「しかし・・・言いづらいでござるが・・・父上殿が・・・」

マッチ売り「・・・・・・神父さんに聞いたの?お父さんのこと」

キモオタ「・・・そうですぞ」

マッチ売り「だったらもっとダメ、叩かれるのは私だけでいいもん、ねっ?」

102: オプ速さん 2014/12/04(木)21:43:04 ID:nBF
キモオタ「そんなわけないでござるよ、父上殿に叩かれたマッチ売り殿は痛いでござろう?」

マッチ売り「・・・・・・」コクン

キモオタ「だったらついて行きますぞwwwお主が一人で耐える必要など無いのでござるからwww」

マッチ売り「叩かれるかもしれないよ?」

キモオタ「これでも我輩、数々の修羅場をくぐり抜けておりますからなwww大丈夫ですぞwww」

マッチ売り「本当?おなかたぷんたぷんだよ?」

キモオタ「んんwww手厳しいですなwwwマッチ売り殿www」ドゥフコポォ

マッチ売り「ふふっ」ニコッ

キモオタ「では行きますかなwwwマッチ売り殿、案内お願いしますぞwww」

マッチ売り「本当の本当に平気?・・・怖くなったら逃げてね?」

キモオタ「大人をもっと信用するでござるよwww」コポォ

105: オプ速さん 2014/12/04(木)21:53:16 ID:nBF
キモオタ(マッチ売り殿には会えたものの・・・)

キモオタ(我輩、ティンカーベル殿とおさらいする前に単独行動する羽目になった故、【マッチ売りの少女】のお話をまったく知らないのでござる)

キモオタ(結末どころか大まかな話の筋もわかりませんからなwwwどうしたものか・・・まぁ、でも大丈夫でござろうwww)

キモオタ(とりあえず今わかっているのはマッチ売り殿はこの寒空の下、遅くまでマッチを売り歩き、売れなければ家に帰れない。さらに父上殿から暴力を受けている・・・あまりにも可哀想でござるよ)

キモオタ(でも・・・数々のおとぎ話を旅して図書館に行った我輩にタヒ角はありませんぞwww)

マッチ売り「・・・・・・ここだよ」

キモオタ「ほう・・・ここに父上殿が」

マッチ売り「・・・・・・」ブルブル

キモオタ(マッチ売り殿・・・震えているではござらんか・・・)

マッチ売り「・・・・・・」ガクガク

キモオタ「大丈夫ですぞ、今日は我輩もいるでござろうwww」

マッチ売り「・・・・・・」コクン

キモオタ「ではwww失礼しますぞwww」コポォ

107: オプ速さん 2014/12/04(木)22:07:02 ID:nBF
キモオタ「入りますぞwww」ガチャ

マッチ売り「・・・ただいま、お父さん」ソッ

ヒュン パリーン

マッチ売り「遅ぇぞ、ガキ」

キモオタ「酒瓶を投げてくるとは・・・!」

マッチ売り「大丈夫だよ、今日はそんなに機嫌悪くないみたい」ホッ

キモオタ(これで、でござるか・・・)

父親「・・・なにしてやがった?」

マッチ売り「あの、教会にお祈りに・・・・・・」

父親「・・・売り上げを寄越せ、昨日の分だ」

マッチ売り「・・・・・・えっと、あの・・・」

父親「あぁ、だろうな・・・お前が教会に行くのは全然売れなかった時だ」

マッチ売り「あの、ごめんなさ──」

父親「教えたよな、謝罪は質屋で買い取ってくれんのか?なぁ?」

マッチ売り「・・・いいえ、謝っても・・・お金にはならないです」ブルブル

父親「そうだ、お前は物覚えがいいな?だったらこの後どうなるかわかるだろ?こっちへ来い」

マッチ売り「・・・・・・」ガクガク

109: オプ速さん 2014/12/04(木)22:20:06 ID:nBF
キモオタ「待つんですぞ!」ババッ

ドゴォッ

キモオタ「おぶぅっ」フラッ

父親「・・・・・・なんだ、お前」

キモオタ「マッチ売り殿に暴力は振るわせませんぞ!」

父親「おい、ガキ。何者だこの豚は」

マッチ売り「あの、旅の・・・神父さんの友達の・・・」

父親「あーあーはいはい、神父の差し金か」

ガシッ

マッチ売り「うぐっ・・・」

キモオタ「マッチ売り殿!」

父親「俺の家は貧乏だ、だから子供でも働いて稼ぐ必要がある。それなのに売り上げがありません、そりゃあ駄目だよなぁ?」

キモオタ「マッチ売り殿を離すでござるよ!」

父親「これは俺の家の問題だ。他人に口出しされる筋合いは無い。わかったら出ていけ」

ガシャーン

マッチ売り「・・・うぐっ・・・うぅ・・・」

キモオタ「この・・・自分の娘に暴力を振るうなど・・・恥ずかしくないのでござるか!!」

父親「・・・兄ちゃん、これはな・・・教育だ。俺の娘をどう育てようと他人に口出しさせねぇ」

キモオタ「・・・・・・!」

父親「おい、ガキ。今日はここまでだ。今夜はしっかり売り上げ取ってこい。それと・・・この豚を二度と家に連れ込むな」

マッチ売り「・・・・・・はい、わかりましたお父さん」

父親「じゃあ行け」フイッ

113: オプ速さん 2014/12/04(木)22:28:52 ID:nBF
キモオタ「・・・父上殿はいつもあんななのでござるか?」

マッチ売り「・・・ううん、今日はすごく機嫌がいい方だよ。私、一回だけ壁にぶつけられただけだったもん」

キモオタ「普通は一回でも大問題なわけでござるが・・・」

マッチ売り「でもね・・・」

キモオタ「?」

マッチ売り「きっと、私だけだったらもっとたくさん叩かれてたと思うの・・・二人ともたたかれちゃったけど、それが一回ですんだんだよ?よかったよね!」

キモオタ「マッチ売り殿・・・」ジワッ

マッチ売り「私のこと助けてくれてありがとね!キモオタおにいちゃん!」ニコッ

キモオタ「我輩・・・我輩、何もしてませんぞ」

マッチ売り「そんなことないよ、お父さんに立ち向かってくれたのおにいちゃんだけだもん!」ニコッ

116: オプ速さん 2014/12/04(木)22:43:30 ID:nBF
キモオタ(なんという健気な女の子でござるか・・・)ホロリ

マッチ売り「おにいちゃん?」

キモオタ「マッチ売り殿!」

マッチ売り「えっ、な、なぁに?」ビクッ

キモオタ「今は・・・毎日働いたり父上殿に暴力を振るわれたり・・・辛い毎日かもしれないでござる。でも、大丈夫でござるよ!いつかマッチ売り殿は幸せになれるでござる!」

マッチ売り「本当?私、痛いのやいやな気持ちが無くなる時がくるかな?」

キモオタ「もちろんでござるよ!ずっとつらいままなんてないでござるよ!もう少しでござるよ、もう少し耐えれば・・・幸せな未来が待ってるでござるよ!」

マッチ売り「もしも、本当だったら・・・それってすごく嬉しいな」ニコッ

キモオタ「本当でござるよ!我輩、約束するでござるよ!」

マッチ売り「じゃあ、おにいちゃん!指切りしよっ!」ニコッ

キモオタ「いいですぞ!では・・・」



キモオタ(だってそうでござろう?マッチ売り殿はこんなにつらい思いをしているのでござる。それに我輩、おとぎ話の共通点を見つけましたからな)

キモオタ(呪いをかけられた眠り姫・・・誘拐された親指姫・・・毒リンゴを食べさせられた白雪姫・・・そして貧しい暮らしに耐えたシンデレラ殿もそうでござった)

キモオタ(主人公の女の子がつらい思いをするおとぎ話は決まって、最後はハッピーエンドを迎えるものなのでありますぞ!だから、もちろん)
 



キモオタ(【マッチ売りの少女】もハッピーエンドに決まっておりますぞ!)

117: オプ速さん 2014/12/04(木)22:44:54 ID:t2E
これはあかん…

133: オプ速さん 2014/12/05(金)19:42:14 ID:X7I
参考画像

マッチ売りの少女
no title


ファミチキ
no title

137: オプ速さん 2014/12/06(土)00:12:24 ID:ohF
>>133

やばい、マッチ売りの少女が衝撃の可愛さ。

ファミチキは食われてしまえー!

134: オプ速さん 2014/12/05(金)20:09:58 ID:YIA
ファミチキの手抜き感www

140: オプ速さん 2014/12/06(土)20:42:45 ID:Z4E
ジタバタ バンバン 

ティンカーベル(・・・もうっ!飛べないからゴミ箱のふたも開けられない!)モガモガ

ティンカーベル(せめて羽か声のどっちかが無事ならなんとかなったのに・・・!絶対に許さない!)モガモガ

ティンカーベル(それよりも・・・ずいぶん前におはなしウォッチの反応があった・・・口塞がれてるから反応できなかったけど)

ティンカーベル(それでもキモオタが探しにこないってことは・・・まさかキモオタも黒幕に攻撃されてるんじゃ・・・でも)



──何故なら、君は行方不明じゃないからだ



ティンカーベル(あのファミチキは確かこう言ってた)

ティンカーベル(多分だけど、キモオタに『ティンカーベルは何らかの用事で席を外してる』みたいな事を吹き込んで、キモオタを安心させたのかも・・・)

ティンカーベル(もう・・・!なんでそんなところで素直なのかなぁ!)プンプン

ティンカーベル(とにかく、私だけじゃここから出られないし・・・キモオタを信じて待とう!)

141: オプ速さん 2014/12/06(土)20:52:48 ID:Z4E
ゴーンゴーン・・・

マッチ売り「もうこんな時間だ・・・じゃあね!おにいちゃん!私、お仕事にいかなくちゃ!」ニコニコ

キモオタ「わかりましたぞwwwあまり無理をしないようにするんですぞwww」

マッチ売り「えへへっ、じゃあ行ってきます!」フリフリ



キモオタ「まさかリアルで『おにいちゃん』などと呼ばれる日が来るとはwwwいやwwwリアルではないのでござるがwww」コポォ

キモオタ「我輩も後程、様子をうかがいに行きますかなwww」

ピルルッ ピルルッ

キモオタ「おやwwwおはなしウォッチが反応してますなwwwもしやティンカーベル殿ですかなwww」

赤鬼の声「おっす、キモオタ!元気にしてたか?」

キモオタ「その声は赤鬼殿www」

赤鬼の声「おう、今話せるか?」

キモオタ「問題ありませんぞwww」

144: オプ速さん 2014/12/06(土)21:05:40 ID:Z4E
キモオタ「時に赤ずきん殿と一緒なのでござろう?どうですかなwww旅は順調ですかなwww」

赤鬼の声「それがちょっと困ったことになってな・・・」

キモオタ「困ったこととはなんですかな?www」

赤鬼の声「それがな・・・赤ずきんと二人で【桃太郎】の世界に来たまではよかったんだがな・・・いろいろあって動けずにいる」

キモオタ「どうしたんですかな?お二人の身に何かあったのですかな?」

赤ずきんの声「問題無いわ、私も赤鬼もね・・・。ただ、桃太郎を探すにしても鬼ヶ島を目指すにしても現段階では手段が無いのが現状ね」

赤鬼の声「まっ、ジタバタしても仕方ねぇから暇つぶしにお前に連絡してみたってわけだ!ガッハッハ!」

キモオタ「ちょwww暇つぶしwww」コポォ

赤ずきんの声「あら?私は違うわよ、キモオタ。少し気になることがあってね・・・ティンカーベルはいるかしら?」

キモオタ「それがティンカーベル殿は、妖精仲間で野暮用があるとかでwww」

145: オプ速さん 2014/12/06(土)21:18:56 ID:Z4E
赤ずきんの声「妖精仲間・・・?」

キモオタ「どうしましたかなwwwティンカーベル殿に何かあれば伝えますがなwww」

赤ずきんの声「いいえ・・・何でもないわ、まずは状況を説明しなければね。実は私達がこっちで足止めを受けているのはね・・・猛獣騒動があったからなの」

キモオタ「んんwwwそのお話は鬼が悪さをする話ではなかったですかなwww何故猛獣がwww」

赤ずきんの声「解らない。でもあなたが言うように【桃太郎】に登場するには鬼。猛獣じゃない・・・だとしたらこの猛獣の出現はおとぎ話の異変なのかもしれない」

キモオタ「確かにそうですな・・・」

赤ずきんの声「そこでティンカーベルに力を貸してほしいのよ。ティンカーベルは消えそうなおとぎ話とそうではないおとぎ話のにおいをかぎ分けることが出来たわね?」

キモオタ「そうでござるが・・・赤ずきん殿はできないのでしたかな?」

赤ずきんの声「私はいつもは世界を移動するとき『消えそうなおとぎ話の世界』へ飛ぶようにずきんに念じてるだけ。私自身に判断する能力は無いのよ」

キモオタ「そうだったんでござるなwww新事実発覚www」

146: オプ速さん 2014/12/06(土)21:29:57 ID:Z4E
赤ずきんの声「【桃太郎】のおとぎ話が消えそうなのかそうで無いかわからない以上軽々しく動くわけにはね・・・行動の指標も立てられない。そこでティンカーベルにこっちにきて判別して欲しかったのだけど・・・」

キモオタ「なるほどwwwではティンカーベル殿が戻ったら伝えておきますぞwww」コポォ

赤ずきんの声「・・・キモオタ、ティンカーベルはどこの世界の妖精仲間と用事があるといっていたの?」

キモオタ「特に聞いておりませんなwww」

赤ずきんの声「・・・【ピーターパン】のおとぎ話は消滅している。シンデレラや裸の王様、泣いた赤鬼の世界で・・・あなたたちは妖精に出会ったの?」

キモオタ「・・・いや、そう言えば初耳ですな・・・ティンカーベル殿以外には妖精見てませんぞ」

赤ずきんの声「・・・・・・じゃあどこの妖精と用事があるのかしら?」

キモオタ「・・・・・・確かに、よく考えればおかしいですな」

147: オプ速さん 2014/12/06(土)21:30:59 ID:tna
さすが赤ずきんだ かっこよすぎる

148: オプ速さん 2014/12/06(土)21:50:32 ID:Z4E
赤ずきんの声「・・・妖精仲間と用事があるって話・・・ティンカーベル本人から聞いたのよね?」

キモオタ「い、いや・・・そういえば、ティンカーベル殿が言っていたわけではないですぞ!街の女の子に話しかけられて、ティンカーベル殿からの伝言だと・・・そう聞いただけでござる」

赤ずきんの声「・・・・・・まずいかもしれないわね」

キモオタ「おとぎ話の世界の住人には老若男女問わずティンカーベル殿が見えるでござるから・・・てっきり真実だとばかり・・・!」

赤ずきんの声「事実かどうかは分からないけれど・・・その女の子は、いいえ・・・これからは面識のない人間は簡単に信用しない方がいいわね、キモオタ」

キモオタ「むむ・・・ではティンカーベル殿は一体・・・!まさか・・・黒幕に危害を加えられているのでは!?」

赤ずきんの声「・・・おはなしウォッチに反応はないのかしら?」

キモオタ「それがまったく・・・こちらからの通信にも反応しませんぞ」

赤ずきんの声「声が出せないか・・・それとも意識がないか・・・」

キモオタ「・・・っ!」

150: オプ速さん 2014/12/06(土)22:04:26 ID:Z4E
キモオタ「・・・我輩はなんというヘマをしてしまったでござるか・・・!一刻も早くティンカーベル殿を助け出さねば!」

赤ずきんの声「・・・落ち着きなさい。あてがあるわけじゃ無いんでしょう?」

キモオタ「それは・・・そうでござるが・・・」

赤鬼の声「襲われたと仮定して・・・ティンクが狙われたと言うことは黒幕にとって邪魔だったのはキモオタよりもティンクだったってことだよな?」

赤ずきんの声「妙ね・・・黒幕にあなたたちの事が知れてるなら、どちらか一方ではなく二人とも目障りになる。
それにただ邪魔だというなら単に殺してしまうはず。それならば小さいティンカーベルよりも的の大きなキモオタを狙うはず」

キモオタ「さらりと恐ろしいことを言いますな・・・」

赤鬼の声「いやいや、こういうとき犯人の思考を読みとるのは効果的なんじゃないか?」

赤ずきんの声「そうね。・・・でも犯人はティンカーベルを襲った。理由・・・例えば、頃すのではなく・・・誘拐できればよかった・・・というのはどうかしら?」

151: オプ速さん 2014/12/06(土)22:13:06 ID:Z4E
キモオタ「確かにそれならば小さいティンカーベル殿を誘拐する方が効率はいいですぞ!」

赤ずきんの声「そうね。キモオタを誘拐するかティンカーベルを誘拐するかなら・・・効率を考えれば一目瞭然ね」

赤鬼の声「しかし、何故誘拐したのか・・・という疑問が出てくるぞ?」

赤ずきんの声「そうね・・・ただ殺害ではなく誘拐が目的なら、ティンカーベルはおそらくどこかに拘束されている。気を失っているか・・・意識はあっても声は出せない」

キモオタ「縛られているかもしれませんな、羽が自由なら喋れなくても赤ずきん殿や他の友達のところに助けを求めるでござろうし・・・」

赤ずきんの声「おそらく、ティンカーベルは無事よ。今のところはね・・・」

キモオタ「・・・・・・!」

赤ずきんの声「ただ、黒幕の狙いがわからない以上安心は出来ない」

キモオタ「・・・心配はいりませんぞ」

赤ずきん・赤鬼「・・・・・・」

キモオタ「ティンカーベル殿は我輩が必ず探し出しますぞ!」

154: オプ速さん 2014/12/06(土)22:32:53 ID:Z4E
赤鬼の声「それでこそ、ティンクの相棒だな!しっかりな、キモオタ!」

キモオタ「二人とも助かりましたぞ!我輩一人では・・・ティンカーベル殿を危険にさらしたままでござった!」

赤鬼の声「オイラ達も手伝うぞ!なぁ赤ずきん!」

赤ずきんの声「・・・・・・構わないわ、けれど闇雲に探すのは得策じゃないわね」

赤鬼の声「赤ずきん?」

赤ずきんの声「声も出せずに助けを呼べない。拘束されて飛ぶこともできない。自分ではどうにもできない状況のティンカーベルは・・・きっとあなたを信じて待ってる」

キモオタ「・・・・・・!」

赤ずきんの声「慌てずに落ち着いて、犯人の行動を予想しなさい。そして・・・考えなさい、犯人ならどこにティンカーベルを拘束するか」

キモオタ「そうですな・・・この街は広い、闇雲に探しても・・・」

赤ずきんの声「考えがまとまったら連絡しなさい。私達は日が暮れても、夜中だってあなたの手助けをする」

赤鬼「おう!いつでも呼びつけてくれ!力になるぞ!」

キモオタ「二人とも・・・!ありがたい・・・!助かるでござるよ!」

155: オプ速さん 2014/12/06(土)22:35:32 ID:Z4E
今日はここまで!

キモオタ視点、ティンク視点、黒幕視点、おはなしウォッチの赤色チームやらでゴチャゴチャして読みにくくなってすまん

マッチ売りの少女編 次回に続きます

156: オプ速さん 2014/12/06(土)22:36:51 ID:ibe
乙!
友達って大切だよな

157: オプ速さん 2014/12/06(土)22:40:32 ID:j6j

赤ずきんが相変わらずいい味出してる

158: オプ速さん 2014/12/06(土)22:42:32 ID:rXX
乙です!毎回面白い。
赤ずきん頼りになるなー。

162: オプ速さん 2014/12/07(日)14:12:07 ID:ImE
ちょいちょいかっこいい所をだしてくるキモオタがなぜキモオタに・・・