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引用元: http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1417340965/

関連記事→キモオタ「ティンカーベル殿!おとぎ話の世界に行きますぞwww」三冊目

275: オプ速さん 2014/12/12(金)20:06:46 ID:rYJ
・・・

マッチ売り「すごいね!じゃあ王子様は生きているときから立派な王子様だったんですね!」キラキラ

王子の銅像「いやいや、そんな事はないよ。そもそも王族っていうのはね、こうあるべきという理想の・・・」

シンデレラ(マッチ売りちゃん、王子様のお話に夢中だなー)

シンデレラ(私が姫だって知ったときも目をキラキラさせてたし)

シンデレラ(やっぱりお姫様に憧れるのかな・・・)

ツバメ「・・・姫様、この娘連れて一度飲み物でも買いにいった方がいいです」ボソッ

シンデレラ「ツバメさん?どうして?」

ツバメ「王子様はいい人ですが、王族とはどうあるべきか語り出すと止まらなくなるんです。このままだと夜更けまで話し続けますよ」ボソッ

王子の銅像「・・・だと思うんだ。つまり、王族というのはいかに国民に慕われ、また国民との信頼関係を・・・」

マッチ売り「・・・?」

シンデレラ「・・・みたいですね」

ツバメ「その娘さんはあまり厚着じゃないですからね。あっちでホットドリンク売ってます、その間王子様の話は私が聞きますよ」

276: オプ速さん 2014/12/12(金)20:18:03 ID:rYJ
シンデレラ「マッチ売りちゃん、お姉さんがココアごちそうしてあげる。一緒に買いに行こう、ね?」ニコッ

マッチ売り「で、でも、私は大丈夫だから、お姉さんだけいってきていいよ?」

シンデレラ「マッチ売りちゃん、ココア嫌い?」

マッチ売り「そうじゃないけど・・・大丈夫だよ?」

シンデレラ「もぉ、遠慮しないの。いこう、ね?」

マッチ売り「・・・うん」ニコッ

テクテク

屋台のおっさん「はい、いらっしゃい!何にしましょう?」

シンデレラ「すいません。ココア2つお願いします。両方とも砂糖マシマシでお願いします」

屋台のおっさん「あいよ、えっと・・・砂糖多めでいいのかい?」

シンデレラ「はい。砂糖マシマシで」ニコッ

マッチ売り「お姉ちゃん、それ魔法の呪文?」

シンデレラ「ううん、キモオタさんに教わったの。たくさん入れてくださいって言うときに使うんだって」ニコッ

マッチ売り「キモオタおにいちゃんは物知りだね!」ニコッ

277: オプ速さん 2014/12/12(金)20:26:14 ID:rYJ
屋台のおっさん「おまちどう、ホットココア砂糖多め2つね!熱いから気をつけて」

シンデレラ「はい、マッチ売りちゃん。熱いみたいだよ、フーフーしてから飲んでね?」ソッ

マッチ売り「ありがとう、お姉ちゃん」ニコッ

シンデレラ「ココア飲むの久しぶりだなぁー・・・フーフー」

マッチ売り「・・・・・・」ジーッ

シンデレラ「前はよく薄く作って飲んだっけ・・・あれ?どうかした?」

マッチ売り「ううん、お姫様の飲み方ってどうやるのかなって思って見てたの」

シンデレラ「あはは。お姫様の飲み方なんてないよ、普通に飲むよ?」

マッチ売り「そうなの?お姫様の飲み方真似したらお姫様になれるかもって思ったの、ダメかな?」

シンデレラ「マッチ売りちゃんはお姫様になりたい?」

マッチ売り「うん、なりたいな・・・きっと、なれないけど・・・」フーフー

278: オプ速さん 2014/12/12(金)20:33:50 ID:rYJ
シンデレラ「どうしてお姫様になりたいのかな?」

マッチ売り「えっとね・・・」

シンデレラ「綺麗なドレスを着てみたいの?」

マッチ売り「ううん、今のお洋服気に入ってるよ?」

シンデレラ「だったらご馳走をいっぱい食べたい?」

マッチ売り「ううん、それもいらない。私あんまりたくさん食べられないもん」

シンデレラ「だったらどうしてお姫様になりたいの?」

マッチ売り「えっとね、王子様もお話ししてくれてたけど・・・。お姫様って王族っていうのだよね?王族って町や国をよくすることがお仕事なんだよね?王子様がいってたもん」

シンデレラ「うーん、まぁ間違ってないかな・・・?」

マッチ売り「じゃあね、お姫様になったら、私の待ちにたくさんいるお家のない子供やお金がなくて苦しい思いをしてる人を助けられるんだよね?」

シンデレラ「・・・・・・マッチ売りちゃん」

マッチ売り「だったらね、私はお姫様になりたい。みんなが幸せな国を作れたら、おなかが空いてたりお父さんに叩かれたりする可哀想なる子供がいなくなるもん」ニコッ

279: オプ速さん 2014/12/12(金)20:45:41 ID:rYJ
マッチ売り「私の町、かわいそうな人いっぱいいる。特に私と同じくらいに子供が辛いのは、私も嫌だもん・・・だから偉くなって、みんなが幸せになるためのお手伝いがしたいなぁ」フーフー

シンデレラ「マッチ売りちゃんは・・・幸せじゃなくていいの?」

マッチ売り「こじいん?って言うのが無いから、私の町にはおうちがない子供がたくさんいるって町の人がいってた。私にはおうちがあるから大丈夫だよ」

マッチ売り「神父さんやおにいちゃんやシンデレラおねえちゃんもいる、私はひとりぼっちじゃないから幸せ」ニコッ

シンデレラ「・・・・・・そっか、うん、よかったねマッチ売りちゃん」

マッチ売り「うん、神父さんはこじいんしたいけどお金がないって困ってた・・・お世話になってるから、恩返ししたいなぁ」

・・・

キモオタ「お二方www宿がとれましたぞwww」

シンデレラ「お疲れ様です、キモオタさん」

ティンカーベル「じゃあ王子様、私達はそろそろ宿に行くね。明日の取り壊し・・・ちゃんと来るから」

マッチ売り「ばいばい、ツバメさん」フリフリ

ツバメ「うん、じゃあね。みんな」パタパタ

王子の銅像「最期を前にして、楽しい時間が過ごせたよ。ありがとう、マッチ売りちゃん」

281: オプ速さん 2014/12/12(金)20:55:04 ID:rYJ
その夜 宿 キモオタの部屋

キモオタ「外は真っ暗ですな・・・ここからもぼんやりと王子殿の像が・・・」

キモオタ「明日には王子殿は壊されてツバメ殿はタヒに・・・元の世界へ戻ればマッチ売り殿も・・・」

キモオタ「・・・・・・」

キモオタ「いやいや、落ち込まないとティンカーベル殿と約束したではござらんか・・・しかし」

キモオタ「この先もバッドエンドのお話があるんでござろうか・・・」

コンコンコンッ

キモオタ「んんwww開いてますぞwww」

ガチャッ

シンデレラ「キモオタさん、ちょっとお話できますか?」

キモオタ「シンデレラ殿www寝巻き姿萌えですなwww」コポォ

シンデレラ「え、えっと、ありがとう・・・でね、マッチ売りちゃんのことなんです」

キモオタ「ふむ、立ち話もなんでござるし、まぁ入るでござるよwww」

282: オプ速さん 2014/12/12(金)21:10:15 ID:rYJ
シンデレラ「マッチ売りちゃんとお話ししたんですけど、彼女の街は貧しくて・・・マッチ売りちゃん以外にもたくさんの孤児がいるそうです。そういえばティンクちゃん探しの時屋根の上からも見えました。多くの孤児や浮浪者の方を」

キモオタ「そうですな・・・一方で贅沢な暮らしをしている者もいるわけでござるが・・・」

シンデレラ「そこでね、マッチ売りちゃんの助けになれるなら、なにかしてあげたい・・・と思ったんだけど」

キモオタ「・・・・・・いや、しかし、それはでござるな・・・・・・」

シンデレラ「うん、ティンクちゃんに話したらなんだか複雑な事情があるみたいだね・・・私は部外者だから口出しできないし・・・」

キモオタ「・・・・・・」

シンデレラ「そこでね、せめてマッチ売りちゃんの願いを叶えたいなって思ったんです・・・マッチ売りちゃん、自分も苦しいはずなのに町の孤児たちを心配して居ました。幸せになって欲しいって言ってました」

キモオタ「なんという・・・健気な子でござるよ・・・」

シンデレラ「そこで孤児院の件・・・なんとかできないかなって思って考えてみたんです。聞いたんです、あの町には孤児院がないから、苦しんでいる子供がたくさんいるって」

キモオタ「神父殿も言っておりましたな。しかし、お金がないので難しいと・・・」

シンデレラ「・・・ちょっと考えがあるんです。そのためにある方に協力してもらいたいので・・・キモオタさんのおはなしウォッチをお借りしたいな、と」

キモオタ「ほうwwwなにか策がwwwして、誰に協力をしてもらうんですかな?」

シンデレラ「はい、裸王様です」ニコッ

283: オプ速さん 2014/12/12(金)21:14:55 ID:Xko
裸王様の名前が出るとつい吹いてしまうwww

284: オプ速さん 2014/12/12(金)21:23:09 ID:rYJ
翌日 町の広場

「うおおぉぉ!大臣の勝手を許すなー!」
「王子様の像は壊させないぞ!」
「うちにも王子様のお恵みがあったんだ!この像は残すべきだ!」

ワーワー ザワザワ

キモオタ「すごい人だかりですな・・・ティンカーベル殿、これ大丈夫でござるか?このおとぎ話・・・消えそうと言うわけではないのでござるよね?」

ティンカーベル「うん、今のところ消えない。まぁ、こんなに町の人が集まるってことは王子様は本当に慕われていたんだよ」

マッチ売り「あんなに反対してる人がいるのに、王子様の像壊しちゃうの?」

シンデレラ「うん・・・そうだね、悪い大臣ってどこにでもいるんだね」

「うおおぉぉ!大臣が出てきたぞ!」
「とっちめろ!うおぉぉぉ!」
「王子様の像を守れー!」

大臣「ふふっ、王子の威光ははタヒしてなお健在か・・・!」

付き人「いかがしますか?」

大臣「構わん。邪魔者は反逆者として牢にぶち込め」

285: オプ速さん 2014/12/12(金)21:31:21 ID:rYJ
「大臣を捕まえろー!」
「身勝手を許すなー!」
「殺せー!」
ワーワー ワーワー

大臣「ええい、民衆風情に手こずる訳なかろう!兵たちよ!あの反逆者どもをねじ伏せよ!」

ワーワー ワーワー

ティンカーベル「これは・・・思ったより危ないよ、民衆が暴徒化してる!」

キモオタ「シンデレラ殿、マッチ売り殿を連れて広場の外に・・・!」

シンデレラ「・・・マッチ売りちゃん、危ないから向こうにいってよう」

マッチ売り「・・・うん」

ヒュン

ティンカーベル「キモオタ!私達も逃げよう!」

キモオタ「そうですな・・・・・・これ以上は身が持ちませんぞ・・・!」

ワーワー

王子の銅像「キモオタ・・・ティンカーベル・・・」

ワーワー

キモオタ「・・・王子殿?」

286: オプ速さん 2014/12/12(金)21:44:37 ID:rYJ
ワーワー ワーワー

王子の銅像「君達だけに話しかけている、ここは危険だが・・・少し私の話を聞いてほしい」

ティンカーベル「お話って・・・何?王子!」

王子の銅像「君達はおとぎ話が消えないように旅をしているようだね・・・そして、マッチ売りちゃんに出会い。私の世界に来た」

王子の銅像「おとぎ話の相次ぐ消失は私も感じていた・・・そんな中でキモオタ、ティンカーベル・・・君達がしていることはとても大切なことだ」

王子の銅像「おとぎ話がどんどん消滅して、無くなってしまえば・・・現実世界の子供たちは心を育てるキッカケを失ってしまう・・・それは絶対にあってはならないことだ」

王子の銅像「そんなことになれば心の無い大人が増え・・・その子供の代では更に不幸な子供が増える。それを防ぐためにも・・・君たちにはこれからもおとぎ話を救い続けてほしい・・・!」

キモオタ「・・・王子殿、聞きたいでござる。ひとつだけでござるよ」

王子の銅像「なんだい?」

キモオタ「王子殿はこんな悲しい結末で良いんですかな!?報われず、壊されていく・・・こんな結末で!」

287: オプ速さん 2014/12/12(金)21:55:22 ID:rYJ
王子の銅像「構わない。私にとって悲しい結末でも現実世界の子供たちにとってこのおとぎ話は糧となる。それが私の使命であり、誇りだからね」

キモオタ「・・・・・・それはわかるでござるよ!子供たちのためには必要なのかもしれないでござる・・・しかし、やはり我輩には王子殿もマッチ売り殿も・・・幸せになってほしいのでござるよ!」

王子の銅像「キモオタ。現実世界の人間である君には私達おとぎ話の住人とは違う部分がある・・・なにかわかるかい?」

キモオタ「・・・・・・」

王子の銅像「それはね、私達おとぎ話の住人には決められた結末がある。だけどキモオタ、君にはそんな縛りはない・・・」

王子の銅像「この旅の行く末がハッピーエンドかバッドエンドか・・・物語の結末を決めるのは君だよキモオタ。この先、おとぎ話を旅していく中で辛いことも苦しいこともあるだろう・・・だけど逃げてはいけない」

王子の銅像「どんなに失敗しても足掻いても、君は必ず自分で結末を選ぶんだ。いいね、キモオタ」

大臣「よし!王子の像はこちらが占拠した!破壊せよ!」

ウオォォォ

バキバキバキ ガシャーン

ティンカーベル「・・・王子!」

キモオタ「王子殿・・・!」

288: オプ速さん 2014/12/12(金)21:58:42 ID:U0h
王子ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!

289: オプ速さん 2014/12/12(金)21:59:45 ID:PVR
王子…(´;ω;`)ブワッ

290: オプ速さん 2014/12/12(金)22:08:19 ID:rYJ
大臣「ふっはっは!支配者に逆らうことなど出来ないのだ、民衆どもめ」

付き人「大臣様、像の下にツバメのタヒ骸が・・・いかがしましょう」

大臣「王子の像は焼却してゴミ捨て場に、ツバメのタヒ骸など知らん!そのまま王子の残骸と一緒にしておけ!」

・・・

ティンカーベル「・・・キモオタ」

キモオタ「・・・なんでござるかな?」

ティンカーベル「王子様のいうとおり、これからもっと苦しいことやつらいことがあると思う。黒幕も出てきたし、これまでよりつらい旅になるかも・・・だから」

キモオタ「・・・・・・」

ティンカーベル「もっと頑張ろう!私もやるからキモオタもだよ!今までより辛いなら今までよりがんばればいい、そうだもんね!」

キモオタ「言われずとも、そのつもりでござるよwww」

キモオタ「王子殿の言葉で決心し直しましたぞ!我々はおとぎ話の世界の消失を防ぐ・・・そして【ピーターパン】のお話を元に戻しますぞ!」

ティンカーベル「そうだね!そして、今回明らかになった黒幕・・・絶対にその野望をぶっこわしてやるもんね!」

キモオタ「ですな!では・・・悲しんでいる暇などないですぞ、マッチ売り殿やシンデレラ殿の所に行きますぞ!」

291: オプ速さん 2014/12/12(金)22:10:41 ID:rYJ
今日はここまで

 裸 王 登 場 確 定 

マッチ売りの少女編 次回に続きます

293: オプ速さん 2014/12/12(金)22:45:05 ID:U0h
ら、裸王様ならなんとかしてくれるさ!

294: オプ速さん 2014/12/12(金)22:58:12 ID:EtB
裸王登場は燃える。

期待期待。

(つ^ T) グシグシ

299: オプ速さん 2014/12/13(土)23:04:34 ID:ug6
アンデルセン童話って全体的に暗いよな。ハリウッド的なハッピーエンドを迎えた作品ってなかった気がする。
子供ながらに嫌な気分になったものだよ。あんな作品を作れるってのはやっぱりアンデルセンは凄い

303: オプ速さん 2014/12/14(日)10:47:41 ID:hC0
裸王の人気どうなってんだよwww
やっぱ、赤ずきんと裸王が人気あるのかね?

309: オプ速さん 2014/12/14(日)17:13:04 ID:zfK
・・・

マッチ売り「・・・おにいちゃん!」

キモオタ「マッチ売り殿www無事でしたかな?www」

マッチ売り「うん、シンデレラお姉ちゃんが連れてきてくれたの、ケガはしてないよ」

シンデレラ「2人とも大丈夫でした?すごい騒ぎになってましたけど・・・」

ティンカーベル「大丈夫だよ、王子様は結局壊されちゃったけど・・・」

マッチ売り「そっかぁ・・・王子様いい人だったのにひどいよ」ショボン

キモオタ「・・・王子殿の立派な姿を忘れないようにするでござる、それがマッチ売り殿が王子殿のためにできることでござるよ」

マッチ売り「うん、忘れないよ。私も王子様みたいに立派な大人になる」

キモオタ「・・・・・・」

ティンカーベル「じゃあ帰ろうか、マッチ売りちゃんの町に」

シンデレラ「そうですね、やることもありますから」

310: オプ速さん 2014/12/14(日)17:41:43 ID:zfK
マッチ売りの少女の世界 街道

ヒュン

キモオタ「さて、戻ってきましたぞwww相変わらず冷えますなwww」

ティンク「・・・あいつ、まだこのお話にいるのかな・・・もう油断しないけど、いつ襲ってくるかわかんないから気を引き締めないとね」

シンデレラ「私は裸王様と行くところがあるから、ここで一旦お別れです。キモオタさんお願いしていい?」

キモオタ「ガッテン承知www」カチャッ

ピカー

裸王「ガッハッハ!裸王・・・推っ!参!」ムキーン ババーン

マッチ売り「!?」ビクッ

シンデレラ「すいません、裸王様。急にお願いしてしまって・・・」

裸王「なに、構わんぞ!では早速行くとしよう、遅くなってはならんからな。ではキモオタにティンクよ、また後程飯でも食いながら語ろうな、ガッハッハ」

シンデレラ「バタバタしてしまってすいません、じゃあキモオタさんティンクちゃん、また後でね」

タッタッタッ

ティンク「行っちゃった、うまくいくといいね・・・」

キモオタ「あの2人ならうまくいくでござろうwww」

マッチ売り「えっと、私、夕方からのお仕事の準備あるから帰らなきゃ」

キモオタ「家に帰るのでござろう?・・・・・・我輩も付いていきますぞ、一人では心配ですからな」

311: オプ速さん 2014/12/14(日)17:52:21 ID:zfK
マッチ売り「大丈夫だよ、今日は昨日の売上もたくさんあるもん。全部売り上げたときはお父さん機嫌いいから、きっと叩かれないよ」

ティンク「たたかれるの前提の考えは駄目だよ!私が付いていって、ジャムぶつけてあげようか?悪いお父さんに!」

キモオタ「いやいやいや、あの父上殿はやばいですぞ、出会い頭にティンク殿の羽根を引きちぎってもおかしくないレベルでござるからなwww」

ティンク「本当に!?私、妖精だよ?羽根ちぎるなんてふつうじゃできないよ!極悪人じゃん!」

マッチ売り「あははっ、大丈夫!お家にいったん帰ったらすぐにお仕事に行くから、また今度ね!ティンクちゃん、おにいちゃん!」フリフリ

キモオタ「気をつけるんですぞwww」コポォ

タッタッタッ

ティンク「行っちゃったね・・・」

キモオタ「ですな・・・これからどうするでござる?」

ティンク「うーん、一回今の状況をまとめておきたいよね。私あたまんなかこんがらがってるもん、状況を整理したいよ」

キモオタ「そうですな・・・あっちこっちいきましたしな。黒幕、誘拐、事件が目白押しでしたからな・・・どこかで一度作戦会議ですなwww」コポォ

313: オプ速さん 2014/12/14(日)18:12:03 ID:zfK
宿屋

キモオタ「まず状況を整理しますかなwww」

ティンカーベル「えっと・・・まず私が誘拐されちゃったよね。これからは油断できないよ・・・でも逆に言えば黒幕には近づけた訳だもん!これは予想外の収穫だよね!」

キモオタ「向こうは我々のことを知っていましたからな、その時点であっちにアドバンテージがありますぞwww我々にとって黒幕側の情報は多い方がいいでござるwww」

ティンカーベル「じゃないとこれから黒幕の悪事を止めるときに困っちゃうもんね!」

キモオタ「ですなwwwそして黒幕側の人間は・・・名前はわからないでごござるが・・・女の子が一人と大男・・・?でござるかね」

ティンカーベル「あとファミチキ!」

キモオタ「気になっていたんでござるがwwwそのファミチキとはwww」

ティンカーベル「悪口だよ!あの青い鳥のこと!」

キモオタ「なるほどwww」ドゥフ

ティンカーベル「でもなぁ・・・気になるんだよねー・・・」

キモオタ「なにがですかなwww」

315: オプ速さん 2014/12/14(日)18:27:16 ID:zfK
ティンカーベル「ファミチキはね【青い鳥】のおとぎ話の登場キャラクターなんだよ。でね、内容は今は省くけど・・・そのお話の主人公のひとりに女の子のミチルっていう子がいるの」

キモオタ「そういえばティンカーベル殿、そのようなことを黒幕の女の子に言っておりましたなwww」

ティンカーベル「でも違ったんだよね・・・いい線だと思ったんだけど」

キモオタ「どうして黒幕がミチル殿だと思ったのですかな?青い鳥がいたから・・・という訳ではなさそうでござるがwww」

ティンカーベル「【青い鳥】のミチルにはお兄さんが居てね、チルチルっていうの。それでね、チルチルは世界を移動できる帽子を持ってるからそれを使って世界を移動したのかなって思ったんだよね」

キモオタ「魔法具でござるかwww確かにおいて世界移動できなければおとぎ話も消せないですからな・・・黒幕側は必然的に世界を移動する術を持っていると言うことにwww」

ティンカーベル「はっきり見えなかったけど・・・あの女の子は帽子かぶってなかったし、一緒にいた大男が魔法を使った素振りもなかったし・・・」

キモオタ「あの黒幕の女の子がいうように、チルチル殿ミチル殿ではないということになりますな・・・」

ティンカーベル「だったら誰なのかな・・・これがわかればなぁー、動きやすいんだけどね」

316: オプ速さん 2014/12/14(日)18:39:56 ID:zfK
キモオタ「とりあえず現時点で我々が知っている黒幕の情報は・・・こんな感じですかな?」メモメモ



キモオタとティンカーベルが得た黒幕側の情報
・黒幕は女の子
・その子の言葉を信じるなら黒幕は他にもいる
・大男?とファミチキ(青い鳥)は黒幕側
・【青い鳥】のチルチル・ミチル兄妹は黒幕側ではない
・女の子は世界を移動する手段を持っている
・妙にテンション高い



ティンカーベル「そうなるね・・・うーん、おとぎ話の女の子で絞ってもたくさんいるもんなぁー・・・消えちゃって、私が知らないおとぎ話かもしれないし」

キモオタ「とりあえず、ティンカーベル殿、シンデレラ殿、赤ずきん殿、マッチ売り殿以外ということになりますな・・・」

ティンカーベル「うへー・・・それでも多いしこれ以上絞るには今は情報が足らないね」

キモオタ「黒幕の特定はひとまずここまでですなwww」

ティンカーベル「特定できれば弱点とかわかるかも何だけどなー・・・」

317: オプ速さん 2014/12/14(日)18:55:29 ID:zfK
キモオタ「弱点などそうそうあるもんでもないでござろうwww」

ティンカーベル「そうでもないと思うよ?あの裸王にだって弱点はあったわけだしさ。キモオタだってクリスマスが嫌いっていう弱点あるじゃん、こないだも爆発しろとか言ってたし」

キモオタ「それはwww我輩の弱点というよりもwww我々の弱点というかwww『【速報】今年のクリスマスは女の子と一緒な件www』というスレを建てたらクッソ叩かれましたからなwww」コポォ

ティンカー「キモオタがよく読んでる2ちゃんねるっていう奴でしょ?タヒねとか言われてたもんね・・・私はよくわかんないけど」

キモオタ「まぁそれはいいとしてwww」

ティンカーベル「おもいっきり脱線してるじゃん!真面目にやらなきゃ!」

キモオタ「もちろんですぞwwwそういえばシンデレラ殿は結局裸王殿とどこに行ったんですかなwww我輩、詳しく聞いていないのでござるよwww」コポォ

ティンカーベル「んー・・・孤児院をこの町に作るための作戦だけど、詳しく言うのはやめとく」

キモオノ「ちょwwwなwwwんwwwでwww」

ティンカーベル「シンデレラが『ちょっぴりズルい方法なのかも』って言ってたしね・・・まぁ裸王が止めないってことは問題ないってことだよきっと」

320: オプ速さん 2014/12/14(日)20:30:58 ID:zfK
ティンカーベル「でもさ、孤児院が出来たらマッチ売りちゃんの願いも叶うじゃん、私たちにできることはそれくらいだよ」

キモオタ「・・・やはり、ラストにタヒぬという展開のせいでできることが限られるというのが・・・厳しいですな」

ティンカーベル「まぁさ、これならマッチ売りちゃんの心のつっかえも取れるわけだし・・・かといって結末が変わるわけでもないから、これくらいの改変なら・・・いいよ、多分」

キモオタ「我輩も何かしたいでござるが・・・」

ティンカーベル「じゃあ今夜さ、マッチ売りちゃんの所に行ってみたらいいよ。マッチ売りちゃんはキモオタに懐いてるし、喜ぶよ。きっと」

キモオタ「それでいいんですかな?もっとこう、なにかしてあげるとか・・・」

ティンカーベル「いいのいいの、マッチ売りちゃんはキモオタに何かしてほしい訳じゃないよ」

キモオタ「そういうもんでござるかね?」

ティンカーベル「うん、だってお父さんもそんなだし他に家族もいないし、おにいちゃんが出来て嬉しいんだよ」

キモオタ「そういうことならwww顔を出してみますかなwww」



ガサッ

321: オプ速さん 2014/12/14(日)20:47:32 ID:zfK
マッチ売りの少女の世界 城

姫君?「遂に来ちゃいましたね・・・」ゴクリ

王族?「ガッハッハ!今更怖じ気付いたのか?なんなら中止にしてもいいぞ?」ムキッ

姫君?「それはダメです!ここで私が頑張らないと孤児院が作られない。孤児たちは苦しい生活をしいられたままになっちゃいます」

王族?「そうだな・・・だがこの国の孤児に妙に肩入れしているようだな?」

姫君?「実は私も結婚する前は貧しい暮らしで・・・孤児でこそなかったですけど、よく義姉や義母に虐められて・・・少しは気持ちわかります」

王族「ふむ・・・」

姫君?「貧しいことは仕方ないと割り切れても・・・寂しいんです。すきま風が嫌なわけでも堅いパンに不満があるわけでもないんです。
ただ、誰かに一緒にいてほしいんです・・・私にはティンクちゃんやキモオタさん、国王がいますでも・・・孤児たちは違う」

王族?「・・・では、気合いを入れなければな!せっかくここまで来たのだ、成果を上げぬ訳にはいかんからな!」マッチョ

姫君?「はい、行きましょう・・・!」

322: オプ速さん 2014/12/14(日)21:00:53 ID:zfK
門番1「・・・・・・」ビシッ

・・・・・・ドスドス

門番2「・・・・・・ん?なにか近づいてくるぞ?」

ドスドスドス
ヒュン ヒュン ヒュン

門番「な、なんだ・・・ドレス姿の女と半裸のおっさんがこっちに来るぞ!?」

ヒュォン

姫君?「すいません!ちょっとお願いがあるんですっ!」ヒュオ

門番1「な、なんていう速さ・・・!ドレス姿だというのに・・・!」

王族?「マァァァーーッスルッ!キィィーーーングッ!」ムキムキー

門番2「う、うわあああぁぁぁぁ!!!」ビクッ

王族?「むう?何故怯える?我々はこの国の王に用件がある・・・謁見を希望する」

門番1「馬鹿な、謁見などそう簡単に・・・!」

門番2「待て、こいつ・・・半裸だというのに厳かなる気品というか・・・威厳が感じられる・・・もしかすると・・・王族かもしれないぞ」ボソッ

門番1「た、確かにこの女の淑やかな気品・・・王族かもしれない・・・!」ボソッ

門番2「わ、わかった。しかしあまりに急。しばし時間を頂こう」

王族?「うむ」

姫?「はい、お願いしますね」

323: オプ速さん 2014/12/14(日)21:19:59 ID:zfK
王の間

国王「・・・なんだと?こんな急に謁見の希望?駄目だ駄目だ、断れ」プイッ

門番1「し、しかし・・・なんというか、オーラがありまして・・・気品といいますか・・・おそらく、王族です。どう低く見積もっても貴族・・・という感じでして」

国王「・・・ふむ、だとしたら断ると面倒だな。よし、ひとまず通せ。そこから本物の王族かどうかはワシが判断する」

門番1「は、はい!只今!」ダッ

・・・

姫?「失礼いたします」

王族?「国王殿、急な訪問にも関わらず謁見の許可を頂き、ありがとうございます」

国王「・・・・・・(この2人か・・・)」

キングマッスル「私は遥か西の国家『プロティン王国』の国王、キングマッスルと申す者。こちらは妻の・・・」

シンディ「王妃のシンディと申します」ペコッ

国王「これは・・・わざわざお越しいただき・・・ありがとうございます。失礼ですが・・・キングマッスル殿」

キングマッスル「なんですかな?」ムキッ

国王「疑うわけではないのだが、プロティン王国という名前を聞いたことがない故・・・国王でる証拠を見せていただきたい」

国王(ムキッってなんだ・・・確かにこの男・・・並々ならぬ威厳がある!)

324: オプ速さん 2014/12/14(日)21:24:35 ID:JK8
服着ろよ

325: オプ速さん 2014/12/14(日)21:35:20 ID:LO6
プロティン王国wwww
裸王なにやってるんですwwwwww

326: オプ速さん 2014/12/14(日)21:37:44 ID:zfK
キングマッスル「王である証拠・・・この筋肉が証拠になると思うのですが」マッチョ

国王「む、むぅ!?」ガタッ

シンディ(だ、ダメですよ裸王様!)ボソッ

キングマッスル「・・・ジョークです国王殿。では・・・これを我が国との友好の証として差し上げます」ソッ

家来「はい・・・・・・国王様、どうぞ」ソッ

国王「これは・・・剣か?これがなんだと・・・・・・」

シャリン

国王「・・・な、なんだこの短剣は・・・どのような上等な金属を鍛えればこのような鋭利な刃になるというのだ!」

国王「いや、それだけではない・・・無駄のないフォルムでありながら美しさを内包する・・・武器としておくにはもったいないほどの完成度・・・!」

キングマッスル「お褒めいただき光栄です。我が国は鉱山が豊富で上質な貴金属が採取できます。ですが・・・申し訳ない。国王を試させていただきました。それは新人兵士のための、言わば訓練の剣です」

国王「・・・こ、これが訓練用だと!?」

国王(だとしたら・・・実戦用はどうなる・・・?当然この短剣よりも・・・)

マッスルキング「はい。実戦ではこれよりも数倍完成度の高いものを採用しています。・・・私が詐欺師だとして、このような剣を持ち得ますかな?」

国王「いや、失礼した!キングマッスル殿!これ、早く会食の準備をせぬか!」

国王(本物だ・・・それも大国に違いない!これは取り入るチャンスだ)

327: オプ速さん 2014/12/14(日)21:47:44 ID:zfK
キングマッスル「いえ、食事は結構。実は我々はこの国にはお忍びで観光に来ているのです。なので部下も連れていないのです」

国王「ほう、では・・・今回は何故私のところへ・・・お忍びというからには挨拶というわけでも無いのでしょう?」

キングマッスル「シンデレr・・・シンディ。お前の口からお伝えしなさい」

シンディ「はい、では・・・申し上げさせていただきます、国王様」

国王「なんですかな、王妃殿」

シンディ「私はこの国の町を見て回ったのですが・・・恐れながら、それはもうひどい有様でした」

国王「・・・おかしいですな?どの国も公的施設への投資は万全。富裕層も多く、自慢ではないですが非常に豊かな国だと自負しております。どこが酷いと言うので?」

シンディ「・・・・・・」

国王「外見がみすぼらしいと威厳が保てませんからな。城だけでなく富裕層の住宅地を始めとして道路などの修繕は常に行っております。貴族の方も多くおられる、どの家々も裕福な生活が出来ておりますよ」

シンディ「・・・何も、見えていないんですね」フルフル

キングマッスル「・・・シンディ。王の御前だ」

シンディ「・・・失礼しました。国王様はご存じですか、町には多くの孤児がいることを」

329: オプ速さん 2014/12/14(日)21:56:56 ID:zfK
国王「あぁ・・・おりますな、孤児。実は私も問題視しているのです」

シンディ「あっ・・・そうなんですね。よかったです。町にはそこかしこに帰る家も無く明日の食事すら確かでない孤児がいて、私はとても心が痛かったんです」

国王「そうでしょうそうでしょう、これは申し訳ないことをしました・・・」

シンディ「国王様がキチンと孤児たちのことを考えてくださっているようで安心しました・・・では、あの町にすぐにでも孤児院を・・・」

国王「孤児院?いやいや、王妃殿。何を仰っているのやら!」ハハッ

シンディ「・・・どういうことでしょう?里親探しをするという事ですか?」

国王「ハッハッハ!王妃様はジョークが達者でらっしゃる!あんな小汚い子供を欲しがるような人間は私の国には居ませんよ」

シンディ「・・・・・・!」

キングマッスル「・・・・・・」

国王「孤児院なんていうみすぼらしいものを作る必要も資金もありませんよ。そもそも孤児であふれているのは貧困層の国民のせいですからね。彼らは税金をろくに納められないんですよ」

330: オプ速さん 2014/12/14(日)21:58:55 ID:LO6
・・・むぅ

331: オプ速さん 2014/12/14(日)22:11:58 ID:zfK
国王「税金を納められないような者に構っていられるほど私の国に余裕はないのでね、そこはもう自己責任という奴ですよ」

シンディ「自己責任・・・?」

国王「そりゃあそうですよ、貧しいだの辛いだの可哀想など、そういった甘えをこぼしている奴をいちいち助けてられませんからな。なによりあんなみすぼらしい姿をされては国の品位が下がる。いい迷惑ですよ、ハッハッハ」

シンディ「・・・・・・っ!」

国王「しかし御安心を、浮浪者も孤児も我が国には必要にない足手まとい。すぐにでも我が国の兵士たちに命じて駆除をさせますよ!」

ヒュオ

国王「害虫と一緒ですからな、ほっておくと大切なものが蝕まれる。早い段階で殺し、駆逐すべきですなぶべらっ!?」ゴシャアァァ

家来「こ、国王様を蹴り上げるなど・・・お、王妃様、なんてことを・・・!」

シンディことシンデレラ「・・・ごめんなさい、裸王様。打ち合わせ通りに、できませんでした・・・」

マッスルキングこと裸王「・・・感心せんな。王族たるものが感情に任せた暴力を振るうのは・・・」

シンデレラ「・・・・・・はい」

裸王「王族としては0点だ。だが・・・人間としては、君の行動に大賛成だ。シンデレラ」ニッ

シンデレラ「・・・裸王様」

裸王「それになにより、こんな堅苦しい外交は性にあわん!ハッハッハ!」マッチョ

332: オプ速さん 2014/12/14(日)22:18:29 ID:LO6
ナイスだシンデレラ!!

333: オプ速さん 2014/12/14(日)22:20:21 ID:JK8
もうこのまま滅ぼせばいいよ

334: オプ速さん 2014/12/14(日)22:23:11 ID:zfK
国王「うぐぇ・・・あっが・・・アゴが・・・あじゅれ・・・」

裸王「ハッハッハ!うちの連れがやんちゃをやって申し訳ない!当然、治療費はこちらで用意する。彼女にも私が自ら王族としての外交のマナーを叩き込んでおくので、今回は大目に見て頂きたい!」マッスル

国王「ふ、ふざけるな・・・おまえひゃひただですむと・・・」

裸王「それと国王殿!一つ提案がございます!」ズイッ

国王「な、なにをいうひゅもりだ・・・?」

裸王「今回のお詫びとお近づきの印と致しまして、我が国の炭鉱運営のノウハウ、金属加工の技術・・・と、それらの流通のテクニック・・・すべてをお教えしましょう!この国にも炭鉱はあるようですが・・・あまり業績は振るっていないとか?」

国王「ほ、ほんとうひゃ?あのようなりっぱなつるぎをつくれる国のノウハウを・・・!」

国王(鉱山大国のノウハウなどそうそう手に入らん!これは逃せん!)

裸王「ただし!条件がひとつ!これで国王様には纏まった収入ができますな?」

裸王「その中から町へ孤児院を作る資金そしてその運営資金を捻出していただきたい!」マッチョ

335: オプ速さん 2014/12/14(日)22:32:55 ID:zfK
国王「な、なんひゃと・・・」

裸王「契約書に書いていただきましょう!もちろん不正のないように私がチェックする・・・無理だというなら、この話は勿論白っ!紙っ!」ムキムキー

国王(ええい、構わん。得られるものを考えれば孤児院一つ運営すればいい。安い買い物だ)

国王「は、わひゃった!やくひょくしよう・・・!だれか、ようひしとぺんをもってまいれ!」

裸王「ハッハッハ!懸命な判断!感謝するっ!」ムキッ

シンデレラ「・・・・・・すごい」ポカーン

裸王「これが裸王式外交だ!ハッハッハ!」マッスルポーズ

シンデレラ(やっぱりあれだけの国を育てる人だけあるんですね・・・)

裸王「とにかく、シンデレラよ。喜ぶがいい、これで孤児院が作られるぞ!ハッハッハ!」




 裸 王 ミ ッ シ ョ ン コ ン プ リ ー ト 

365: オプ速さん 2014/12/16(火)20:15:36 ID:Ojw
街道

シンデレラ「先程はすいませんでした、裸王様・・・せっかく打ち合わせまでしたのに・・・」ショボン

裸王「当初は『力を持つ他国の王族に指摘されたら改善せざるを得ない』だろうということで私とシンデレラで国王を説得するという計画だったな!」

シンデレラ「私、甘すぎました・・・まさかあそこまで国民のことを考えていない、私利私欲にまみれた国王だったなんて・・・見通しが甘かったです」

裸王「ハッハッハ!気にするな、シンデレラよ。お前はまだ若い、そして王族になったばかり、そう始めから思うようにはいかないもんだ!」

シンデレラ「はい・・・そう言って貰えると気が楽です・・・」

裸王「だがやはり、外交に場で相手を蹴り上げるのはよくないぞ!ハッハッハ!」

シンデレラ「うぅ・・・忘れちゃってください・・・思わず飛び出してしまってたんですよ。自分でも忘れたいんですから・・・」

裸王「しかしあの蹴りはなかなか良かったぞ!なかなかさまになってたな!」マッチョ

367: オプ速さん 2014/12/16(火)20:24:57 ID:Ojw
裸王「まぁ・・・今回は私が助け船を出せた、それにあの国王のことだ・・・他国の姫に顔を蹴飛ばされた。など、絶対に知られたくないはずだ。彼もこれ以上追求はせんだろう。しかし、今後は注意するようにな」

シンデレラ「・・・切り札でしたよね。裸王様にとって炭鉱経営のノウハウというのは」

裸王「うむ、我が国民の長年の努力と研究の成果だ!そうそう手に入るものじゃない・・・だからこそ王族の顎を砕くという蛮行を帳消しにできたのだ!」マッチョ

シンデレラ「・・・・・・すいません」

裸王「だからもういいと言っているだろう。それに・・・実をいうと、お前のおかげでスッキリした。私が殴ってしまえば、取り返しが付かなかっただろうからな!ハッハッハ!」

シンデレラ「ふふっ、裸王様に殴られたらタヒんじゃいますよ」

裸王「だろう?だからこれで結果的には良かったのだ!そうだろう、シンデレラよ」

シンデレラ「はい、ありがとうございます。裸王様」ニコッ

368: オプ速さん 2014/12/16(火)20:35:53 ID:Ojw
裸王「しかし・・・キモオタやティンクに聞いた話だと、シンデレラはもっと優しくておとなしいという事だったが・・・」

シンデレラ「うぅ・・・イメージと違いましたか」

裸王「いやいや、そう言うことを言っているのではなくてな・・・先程、あの国王を蹴り上げたのは国民の苦しみや無念を憂いての事、それはシンデレラの持つ優しさだと納得できるが・・・あの蹴りはとっさに繰り出したにしてはあまりにもキチンとしたものだった」

シンデレラ「・・・・・・」

裸王「シンデレラ、あれは訓練をした者の蹴りに見えたぞ?」

シンデレラ「・・・バレちゃいますよね、裸王様には」

裸王「うむ!この裸王、自らの筋肉を鍛えるだけではないからな!」

シンデレラ「この魔法具・・・ガラスの靴のおかげで私は驚異的な脚力と跳躍力を持っているんです。それを少しでも役に立てたらいいなって思ったんです」

裸王「ふむ、なるほど」

シンデレラ「キモオタさんのお友達ってみんな戦えますよね、裸王様も・・・赤鬼さんも、赤ずきんちゃんっていう女の子は銃を巧みに操るって聞いてます」

シンデレラ「私も、ティンクちゃん達のお手伝いがしたい。だから少しは私も戦えるようにって・・・思ったんです」

369: オプ速さん 2014/12/16(火)20:51:35 ID:Ojw
裸王「そうか、シンデレラの熱い思い!この裸王!しかと聞いた!・・・お主の優しさがあれば、もう力の使い方を誤ることもないだろう」マッチョ

シンデレラ「はい・・・今日のは、反省します。でも、私利私欲の為の暴力はもう絶対に振るいません。私のガラスの靴は・・・そんな事に使うものじゃないから。正義のために使います」

裸王「正義か。うむ!若いというのは羨ましいことだ・・・!ハッハッハ!」

シンデレラ「・・・?」

裸王「何はともあれこれで目的は達成できたわけだ!孤児院は作られる、これでお前の話していたマッチョ売りの少女の願いも・・・」

シンデレラ「裸王様、マッチョじゃないです。マッチです」クスクス

裸王「むむっ!裸王ミステイク!ハッハッハ!」ハッハッハ

シンデレラ「あっ、私、早速ですけどマッチ売りちゃんにこの事をお話します!」

裸王「そうしてやるといい!少女も喜ぶだろう!」マッチョ

シンデレラ「はい!じゃあ、裸王様、今日はありがとうございました。それと・・・できれば・・・」

裸王「むっ?」

シンデレラ「また、王族としていろいろと教えてほしいです。私、立派な姫になりたいんです!そのために出来ることを、もっともっとやりたいんです!」

裸王「もちろんだ!シンデレラはもう私の娘のような者だ、娘の成長に手を貸すのは親父の務め!ハッハッハ!」ムキムキー

シンデレラ「はいっ!では裸王様、ごきげんよう!」ヒュン




青い鳥「・・・・・・」フラフラパタパタ

370: オプ速さん 2014/12/16(火)21:02:06 ID:Ojw
マッチ売りの少女が住む町 某所

青い鳥「・・・・・・報告は以上です」フラフラ

大男?「キモオタという男・・・その交友関係は概ね把握していましたが、まさか王族の二人が出向くとは」

女の子「でもシンデレラだっけ?気に入っちゃったな、私!だって国王を蹴っ飛ばすなんて新しいじゃん!そのガラスの靴っていう魔法具も面白そうだよね、ちょっと欲しいかも!」

大男?「ガラスの靴を手に入れても履けない。その靴だって魔法具なんだからな」

女の子「まぁ、そうだけどさ!私じゃなくてもいいわけじゃん?」

大男?「あぁ・・・彼女なら履けるな、しかし・・・あまりにオーバースペックになるぞ?出来ることが多すぎる」

女の子「確かにね!なんていうか、魔法具持ちすぎだもんね、あの子!まぁ・・・でもなんていうかなー」

青い鳥「どうしたのです?」

女の子「シンデレラは気に入ったよ?裸王もね。でもさぁ・・・・・・おかしくない?」

大男?「・・・・・・」

371: オプ速さん 2014/12/16(火)21:16:38 ID:Ojw
青い鳥「おかしいとは?」

女の子「まぁ、確かにね?孤児院ができるくらいならこのおとぎ話の内容に直接変化がある訳じゃないし、今夜あたりにタヒんじゃうマッチ売りちゃんには関係ないってのはわかるけどさぁー」

大男?「何か気に入らないことがあるのか?・・・いや、だいたい察しはつくが」

女の子「あはは、やっぱり鋭いなぁ!」ニコニコ

大男?「どれだけ一緒にいると思ってるんだ、おまえの考えることくらいわかるさ」

青い鳥「・・・僕にはさっぱりわからない。教えてほしいですね・・・何が不満なのか」

女の子「えっとねー・・・このおとぎ話って可哀想なマッチ売りちゃんが可哀想なままタヒんじゃうじゃん?でもさぁ、孤児院なんて作ってマッチ売りちゃんの願い叶えちゃったら・・・可哀想指数が下がっちゃう訳じゃん?」

青い鳥「まぁ、確かに・・・」

女の子「そういう中途半端なのって嫌いなんだよ、私!楽しいときはめいっぱい楽しくないとやだし、可哀想なマッチ売りちゃんには救いようがないくらい可哀想になってもらわなきゃさー」

大男?「だが、もう孤児院の件は決まったことだ」

女の子「だったら、もういらないや。せっかくのバッドエンドなににさ、そんな中途半端に救われるんだったらこんなおとぎ話ない方がいいって!・・・ってなわけでちょっと出かけてくる!」ピョン

青い鳥「出かけるって・・・どちらにお出かけを?」

女の子「マッチ売りちゃんのとこ!あの子みたいな純粋で健気で無垢な女の子相手だったらさ、道具も何もいらないんだよね。ああいうこだったらさ、私がちょーっとお話したら簡単に──」



女の子「──このおとぎ話、消滅するよん!きっとね!」クスクス

373: オプ速さん 2014/12/16(火)21:31:44 ID:Ojw
街道

ザワザワ ガヤガヤ

マッチ売り「マッチはいりませんかー、マッチはいりませんかー」

ザワザワ ガヤガヤ

マッチ売り「・・・今日は全然売れないなぁ・・・」ションボリ

マッチ売り「・・・ううん、頑張らなくちゃ。おにいちゃんもあとで来るって言ってくれたし、落ち込んでたら心配かけちゃうもんね」

マッチ売り「マッチー、マッチはいりませんかー?」

女の子「いたいた・・・おーい、マッチ売りちゃん!」ニカッ

マッチ売り「あっ・・・えっと・・・何かな・・・こないだはびっくりしたんだよ・・・?」

女の子(そういやこないだ人質に取ったんだっけ・・・さすがに警戒してるかぁー)

女の子「こないだは人質に取るような真似しちゃってごめんね!でもね、私も脅されて仕方なくやってたの・・・」シクシク

マッチ売り「脅されて・・・?本当に?」

女の子「うん、あの大きな人いたでしょ?あの人に協力しないとうちのお店をめちゃくちゃにするって脅されて・・・私怖くて・・・」シクシク

マッチ売り「そっか・・・大切なお店だって言ってたもんね」

女の子「私のこと、信じてくれる?」シクシク

マッチ売り「うん、もちろんだよ。脅されて怖かっただけだもんね、気にしてないよ、私」ニコッ

375: オプ速さん 2014/12/16(火)21:40:26 ID:Ojw
女の子「本当?マッチ売りちゃん大好き!」スリスリ

マッチ売り「ひゃっ、くすぐったいよー・・・えっと、今日はいつもみたいにマッチ?お店でたくさんいるって言ってたもんね」

女の子「あっ、ううん、マッチじゃないんだ。今日はマッチ売りちゃんに教えてあげることがあってさ!」

マッチ売り「私に・・・?なにかな?」

女の子「マッチ売りちゃんいっつもお仕事がんばってるじゃん?でもずっとお金がなくてお父さんに叩かれて・・・寒いの我慢して働いてるのに誰もマッチを買ってくれない・・・よそには暖かくてごちそう食べてる子だっているのにね・・・」

マッチ売り「・・・えへへ」

女の子「でも大丈夫!」ニコッ

マッチ売り「・・・?」

女の子「マッチ売りちゃん、今夜タヒぬから。嫌なことから解放されるよ!」ケラケラ

マッチ売り「えっ・・・?」

376: オプ速さん 2014/12/16(火)21:46:32 ID:E7a
ぐう畜

379: オプ速さん 2014/12/16(火)21:58:18 ID:Ojw
マッチ売り「冗談にしてもひどいよ女の子ちゃん・・・あはは」

女の子「冗談?私、そんな事言わないよ?」

マッチ売り「・・・・・・」

グイッ

女の子「あのね、マッチ売りちゃん。あんたはねぇ・・・お伽話の世界の住人なの」

マッチ売り「おとぎ話・・・?」

女の子「【マッチ売りの少女】っていうお話なんだよね、あんたが主人公のね。・・・その女の子は貧乏で、不幸で、暴力を振るう父親がいる。でも他には何もない」

女の子「つらい毎日、苦しい生活があるだけ・・・でもさ、その女の子はタヒぬことですべてから解放される。それが今日ってわけ!・・・だから」

女の子「あんたに幸せな未来なんてない。必要ないんだよーん。すでにもう結末は決まってる、マッチ売りちゃんは今夜働きながらタヒぬんだよ」

マッチ売り「そんなの・・・嘘だよ、だって・・・おにいちゃんが言ってたもん、幸せになれるよって」

女の子「おにいちゃんねぇ・・・じゃあさ、予言してあげるよ!」

マッチ売り「・・・・・・」

女の子「あんたはこの後馬車にひかれそうになって、その時に靴を無くす・・・どう?当たったら信じてよね、私のこと」

女の子「まぁ、絶対に当たるけどさ!なんたって結末はもう決まってるわけだしね!それじゃあ、私は行くね。ばっははーい」フリフリ




マッチ売り「・・・・・・私は今夜・・・タヒんじゃう?」ブルブル

380: オプ速さん 2014/12/16(火)21:59:53 ID:Ojw
きりのいいところで今日はここまで!

タヒの宣告・・・

マッチ売りの人編 次回に続きます

383: オプ速さん 2014/12/16(火)22:24:49 ID:3yo
黒幕の正体。かなり大ヒント来たな

416: オプ速さん 2014/12/17(水)21:02:44 ID:r3S
宿

ティンカーベル「・・・・・・っ!」ピクッ

キモオタ「どうしたでござるかwwwティンカーベル殿www見えざる何かが見えましたかなwwwスピリチュアルですなwww」コポォ

ティンカーベル「・・・・・・」クンクン

キモオタ「・・・ティンカーベル殿?」

ティンカーベル「急に感じたよ・・・消えちゃう匂い・・・!」

キモオタ「・・・な、なんですと!?このおとぎ話ですかな!?消える気配はなかったのでは?」

ティンカーベル「そうだよ!さっきまではそんな感じ全然無かったのに!急にこのおとぎ話から消えちゃう匂いがした!」

キモオタ「むむむ・・・いや、案外不思議ではないのかもしれませんな・・・この世界にはまだあの女の子がいるのでござろう・・・」

ティンカーベル「あいつらが何かしたのかも・・・!」

ピロリピロリ

キモオタ「おはなしウォッチ・・・シンデレラ殿から通信でござるか・・・どうしましたかな?シンデレラ殿?」

シンデレラの声「キモオタさん!マッチ売りちゃんが・・・どの街道にもいないんです!」

キモオタ「・・・なんですと!?」

417: オプ速さん 2014/12/17(水)21:13:52 ID:r3S
シンデレラの声「裸王様と一緒にこの国の王様に話を付けてきたから孤児院は作られることになったんですが・・・それを伝えようと、町中の街道を見て回ったんですが・・・どこにも姿が見えないんです」

キモオタ「・・・マッチ売り殿が仕事をほったらかすとは考えにくいですぞ・・・」

ティンカーベル「・・・タイミングが良すぎるよ、キモオタ!消えそうになっちゃったこのおとぎ話と、居なくなったマッチ売りちゃん・・・絶対関係してる!」

キモオタ「・・・そうですな。シンデレラ殿、我々は心当たりを探してみるでござる!そのまま街道を中心に屋外を探して頂きたい!」

シンデレラの声「わかりました、外は任せてください!」ピッ

キモオタ「・・・黒幕が意図的にマッチ売り殿に接触したのでござろうか・・・」

ティンカーベル「私の時みたいに連れ去られたのかも・・・それか、お仕事を続けていられないような状態になっちゃってるか・・・」

キモオタ「ここは心当たりを探してみますぞ!」

ティンカーベル「心当たり、あるの?キモオタ!」

キモオタ「とりあえず、教会にいってみるでござる。家に戻るとは考えられませんしな、屋外にいないとなると・・・ここではないですかな?」

418: オプ速さん 2014/12/17(水)21:23:40 ID:r3S
教会

キモオタ「外にはおりませんな・・・」キョロキョロ

ティンカーベル「中にいるかも!いってみようよ!」

神父「・・・おや、旅のお方。どうかされましたか?」

キモオタ「神父殿!マッチ売り殿を見ませんでしたかな!?」

神父「彼女でしたら・・・聖堂にいますよ。いつもならお仕事の時間のはずなんですが・・・」

ティンカーベル「聖堂!いってみようよキモオタ!」

神父「旅のお方・・・あなたからも優しく声をかけてやってもらいたい。なんだか今日の彼女には元気がないようです」

キモオタ「・・・・・・あの女の子に何か言われたのでござろうか・・・」

ティンカーベル「心配だよ、早くいこうよキモオタ!」

420: オプ速さん 2014/12/17(水)21:38:44 ID:r3S
聖堂

マッチ売り「・・・・・・」

ティンカーベル「いたよっ!おーい!マッチうr」モガモガ

キモオタ「待つでござる!・・・・・・ティンカーベル殿。なんだか様子がおかしいですぞ、ここは我輩にお任せあれ」

ティンカーベル「んーっ!」コクコク

マッチ売り「・・・・・・」

ドスドスドス

キモオタ「マッチ売り殿!どうしたでござるかwww元気ありませんなwww」コポォ

マッチ売り「おにいちゃん・・・・・・」ブルブル

キモオタ「震えてどうしましたかなwww我輩の上着を・・・」ファサッ

マッチ売り「・・・・・・無くなったの」ボソッ

キモオタ「無くなった?なにが・・・ですかな?」

マッチ売り「本当に無くなっちゃったの・・・私の靴・・・」

ティンカーベル「ほんとだ・・・裸足じゃん、危ないよ!」

マッチ売り「・・・馬車にひかれそうになって、無くなっちゃったの・・・本当になっちゃう・・・女の子ちゃんの言うとおりになっちゃう・・・!」ブルブル

キモオタ「ど、どうしたでござる!何をいわれたのでござるか!」

マッチ売り「・・・ねぇ、おにいちゃん。私、今夜タヒんじゃうの?」

キモオタ「・・・・・・っ!」

421: オプ速さん 2014/12/17(水)21:51:04 ID:r3S
キモオタ「誰がそんなことを・・・?」

マッチ売り「女の子ちゃん・・・今日ね、私が馬車にひかれそうになって靴をなくして・・・それでね、今夜私はタヒんじゃうんだって・・・」

キモオタ「なんという事を・・・!」

マッチ売り「変えられないって、言ってた。この世界はおとぎ話の世界だから結末は変えられないって・・・女の子ちゃん、言ってたの」ブルブル

ティンカーベル「あいつ・・・そんなことまで・・・!」

マッチ売り「・・・おにいちゃん」

キモオタ「・・・なんですかな?」

マッチ売り「おにいちゃん、嘘なんかつかないよね?だからね、教えてほしいの。女の子ちゃんのほうが嘘つきなんだよね?」ジワッ

キモオタ「・・・・・・」

マッチ売り「私、タヒんじゃったりしないよね?この世界がおとぎ話の世界だっていうのも、両方とも嘘だよね?ねっ?」ポロポロ

ティンカーベル「あのね、マッチ売りちゃん・・・」

マッチ売り「私がなにもできずにタヒんじゃうのはもう変えられないことだって・・・嘘だよね?」ポロポロ



マッチ売り「おにいちゃん・・・私、銅像の王子様みたいに・・・優しくて立派な大人になれるよね?」ポロポロ

435: オプ速さん 2014/12/17(水)23:19:04 ID:L25
誰か>>421のラストを漫画風にしてくれ、これは泣ける

422: オプ速さん 2014/12/17(水)21:53:40 ID:eTu
あああああああ!!!!!ボロボロボロ

423: オプ速さん 2014/12/17(水)22:04:49 ID:r3S
キモオタ「・・・・・・マッチ売り殿」スッ

ティンカーベル「・・・キモオタ、駄目だよ」ボソッ

キモオタ「・・・・・・」

ティンカーベル「私だって助けたいよ。生きててほしいよ。でも、これがあいつらの狙いだよ。マッチ売りちゃんに本当のことを全部教えて・・・私たちを悩ませて・・・おとぎ話をひっかき回す・・・!」グスングスン

キモオタ「・・・・・・しかし」

ティンカーベル「私だって嫌だよ・・・でも、決めたじゃん・・・もう、どうするか・・・だから!決心が鈍る前に・・・『全部嘘だよ』って、いってあげてよ!」ボソッ

キモオタ「ティンカーベル殿」

ティンカーベル「・・・なに?」

キモオタ「我輩と・・・マッチ売り殿を信じていただきたい」

ティンカーベル「ちょっと・・・キモオタ?」

キモオタ「・・・マッチ売り殿」スッ

マッチ売り「・・・おにいちゃん。全部、嘘だよね?女の子ちゃんの言うこと・・・私がタヒんじゃうのも、おとぎ話の世界だっていうのも・・・嘘だよね?」ポロポロ

キモオタ「・・・・・・いいや、本当でござる」

ティンカーベル「キモオタ!!」

キモオタ「この世界はおとぎ話の世界でござるし、マッチ売り殿は今晩・・・タヒんでしまうでござる」

マッチ売り「・・・・・・っ!」ポロポロ

425: オプ速さん 2014/12/17(水)22:17:36 ID:r3S
ティンカーベル「キモオタ!!」

キモオタ「この世界は・・・マッチ売り殿が主人公のおとぎ話【マッチ売りの少女】の世界でござる。結末は・・・マッチ売り殿がタヒんでしまうこと、それが今夜なのでござるよ」

マッチ売り「嘘だよ・・・嘘つき嘘つき!おにいちゃんの嘘つき!」バシバシ

キモオタ「その結末を変えてしまえば・・・このおとぎ話は消滅して・・・現実世界からは消え失せ、この町はまるっきりなくなってしまうでござる」

マッチ売り「・・・・・・」

キモオタ「・・・・・・信じていただきたい」

マッチ売り「・・・おにいちゃん、嘘ついてない目をしてる」

キモオタ「・・・・・・」

マッチ売り「信じる、おにいちゃんの言うこと・・・本当だって信じる。でも・・・嫌だよ・・・」ポロポロ

ティンカーベル「・・・・・・マッチ売りちゃん」ポロポロ

マッチ売り「もっとおにいちゃんやティンクちゃんとお話したいよ、シンデレラお姉ちゃんや神父さんやいっぱいいろんな人とお話ししたいよ・・・タヒんじゃうのは・・・嫌だよ、おにいちゃん!」ギュッ

キモオタ「・・・・・・」ギュッ

マッチ売り「・・・ぐすっ、ひっく・・・ひっく・・・」ポロポロ

キモオタ「・・・マッチ売り殿、少し話をするでござる。聞いていただきたい」

426: オプ速さん 2014/12/17(水)22:32:54 ID:r3S
マッチ売り「なぁに・・・?」グスングスン

キモオタ「シンデレラ殿から聞きましたがな、我輩もマッチ売り殿の願い事・・・聞いてもいいですかな?」

マッチ売り「・・・私は、みんなが幸せになれるお手伝いがしたかったの・・・私と同じ歳くらいの子供たちが苦しい思いをしないようにしたいなって・・・思ってたよ。でも・・・できないよ、私はもう・・・大人になる前にタヒんじゃうもん」ポロポロ

キモオタ「・・・・・・そんなことはないでござる。マッチ売り殿は子供たちを救える。幸せになる手助けができてるでござる」

マッチ売り「・・・? でも私は今夜、タヒんじゃうんだよ・・・?」

キモオタ「・・・マッチ売り殿、これから少しだけ・・・我輩に付き合っていただきたい」

マッチ売り「いいよ、でもどこに行くの・・・?」

キモオタ「ティンカーベル殿!我々を連れて行って欲しい場所があるでござる・・・!その間の代役は、考えているでござるよ」

ティンカーベル「・・・・・・キモオタの考えてること、解った。それなら協力する!でも、完全な代役はお願いできないから・・・夜中までには戻らなきゃだよ?」

キモオタ「それで十分ですぞ!」

マッチ売り「・・・?」

ティンカーベル「わかった・・・じゃあ、いくよっ!キモオタ!マッチ売りちゃん!」



ティンカーベル「キモオタの住む町・・・現実世界へ!」

キィィィィィン

428: オプ速さん 2014/12/17(水)22:37:21 ID:r3S
今日はここまで

補足
完全な代役ができない理由→マッチ売りがタヒぬ結末だから完全に代役をさせると代役がタヒぬ必要があるから

マッチ売りの少女編 次回に続きます

429: オプ速さん 2014/12/17(水)22:43:39 ID:qPI
乙!!
マッチ売りちゃんの健気さと不憫さに涙出てきた(´;ω;`)

432: オプ速さん 2014/12/17(水)22:58:46 ID:fSG
いっそのこと黒幕の女の子を代役に

433: オプ速さん 2014/12/17(水)23:00:19 ID:o27
キモオタなのにかっこいいだと…
それにしてもマッチ売りちゃん(´・ω・`)

452: オプ速さん 2014/12/18(木)20:34:42 ID:N6D
・・・

青い鳥「た、大変です!まずいことになりましたよ!」ヨロヨロ

女の子「もぉー、うっさいな!どうしたの?私これから夕飯なんだけどー」

青い鳥「食べてる場合じゃないですって!キモオタとティンカーベルがマッチ売りの少女と接触しました!」

女の子「まぁ、そうでしょ。私もそれが狙いだったわけだしね!」モシャモシャ

大男?「それで、どうなったんだ?青い鳥、教えてくれ」

女の子「それは聞きたい!今夜タヒぬ、なんてタヒの宣告受けて平気な人間なんていないもんねー!キモオタ達、もしかしておとぎ話消えるの覚悟でマッチ売りちゃんをどこかに連れて行っちゃったかも?だったら面白いよね!」ケタケタ

青い鳥「どうやら現実世界に連れて行ったようですが・・・また戻ってくるつもりみたいですよ?」

女の子「・・・は?戻ってくるの?」モシャモシャ

青い鳥「でも大丈夫ですよ。どこに行っても、マッチ売りがタヒぬ結末には変わりない。意味なんて無いですよ」

大男?「・・・そう思うか?」

女の子「私は思わないなー、キモオタは何か考えがあるんでしょ?別におとぎ話の住人が現実世界にいくことは問題ないわけだしさ」

大男?「それで、どうする?次の手を打つか?」

女の子「んー・・・とりあえず夕飯を先に済ませるかな、別に消えなかったら消えなかったで今回はキモオタの勝ちってことでいいや」モシャモシャ

青い鳥「いいんですか?」

女の子「いいのいいの、毎回私が勝っても面白くないしさ。別にこのお話以外にもたくさん消せばいいわけだしさ」モシャモシャ

大男?「・・・・・・」

454: オプ速さん 2014/12/18(木)20:46:12 ID:N6D
現実世界 キモオタの部屋

キモオタ「・・・でござる、なので代役をお願いしたいでござる・・・」ピッピッ

ティンカーベル「マッチ売りちゃん!キモオタはお話中みたいだからもうちょっと待ってて」

マッチ売り「うん・・・ねぇ、ティンクちゃん」

ティンカーベル「なになに?」

マッチ売り「ここにある絵本・・・おとぎ話の絵本だよね?泣いた赤鬼、裸の王様、シンデレラ・・・おねえちゃんの絵本かな・・・?」ガサガサ

マッチ売り「これ、私のお話・・・?」

つ【マッチ売りの少女】

ティンカーベル「うん、そうだよ。読んでみる?」

マッチ売り「ううん、いいの。本当に私はおとぎ話の世界にすんでるんだなって思ったの・・・」

キモオタ「さてwwwシンデレラ殿にも連絡できましたしなwww赤ずきん殿にも代役をお願いしましたぞwwwでは行きますかなwww」

マッチ売り「どこいくの?おにいちゃん」

キモオタ「んんwwwいってみればわかりますぞwww」

457: オプ速さん 2014/12/18(木)20:57:23 ID:N6D
キモオタの住む町 図書館

マッチ売り「としょかん?ってなに?ティンクちゃん」

ティンカーベル「ここはね、いろんなお話が読める場所だよ!絵本とか小説とか!いろんなお話!」

マッチ売り「おにいちゃん、私を連れてきたい場所ってここ?」

キモオタ「そうですぞ、少し待っていてくだされ・・・司書殿」

司書「あれ?キモオタさん・・・?忘れ物か何かですか?」

キモオタ「突然、無理を言うでござるが・・・頼みごとがあるでござるよ」

司書「はい?私に出来ることだったら・・・なんでもしますけど、どうしました?」

キモオタ「図書館にいる子供たちを集めて、もう一度読み聞かせをして欲しいのでござる、今度はこの【マッチ売りの少女】の絵本を」

司書「うーん・・・そうですね・・・今日の読み聞かせは終わってますし・・・」

キモオタ「この通りでござる!どうしてもこの子に・・・読み聞かせをしているところを見せてやりたいのでござる!」ペコッ

司書「わわっ、頭を下げたりしないでくださいよ、キモオタさん!大丈夫です、一冊だけなら・・・なにか事情もありそうですしね・・・」

キモオタ「ありがたい!よろしく頼みますぞ!」

458: オプ速さん 2014/12/18(木)21:06:28 ID:N6D
司書「みんなー、今日は司書お姉さんのおはなしの時間もう一回やるよー、みんなおいでー!」ニコニコ

ワーワー ザワザワ

ティンカーベル「子供たち集まってきたね!やっぱり司書お姉さんの読み聞かせ人気なんだね!」

マッチ売り「おにいちゃん、あのお姉さんのお話をみんなで聞くの?」

キモオタ「そうですぞ、さぁ、マッチ売り殿も・・・」

マッチ売り「・・・うん」

司書「今度はこのお話を読むよー、【マッチ売りの少女】という絵本だよー」

シラナイオハナシダー
ハヤクヨンデー

司書「はい、じゃあ読むよーみんな仲良く聞いてねー」ニコニコ

マッチ売り「おにいちゃん・・・私のお話、始まるの?」

キモオタ「そうですぞ、どうかしましたかな?」

マッチ売り「・・・私に事だったら、せっかく読んでもらってもおもしろくないよ?わくわくするお話やどきどきするお話がいいと思うの」

キモオタ「それはどうですかな・・・さぁ、始まりますぞ」

459: オプ速さん 2014/12/18(木)21:14:33 ID:N6D
司書「あるところにとても貧しい女の子が住んでいました。今と同じでこの女の子の町も冬だよー、雪も降ってるのかな」

マッチ売り「・・・・・・」

マッチ売り(きっとみんな聴いてくれないよ、私のお話だもん)

・・・

司書「──・・・マッチ売りの少女は頑張ってマッチを売ります。マッチはいりませんかー、マッチはいりませんかー?だけど誰もマッチを買ってくれません」

「司書お姉さん、マッチ売りちゃんが可哀想だよー!」
「僕がマッチを買ってあげたら、マッチ売りちゃん可哀想じゃなくなるかな?」
「ふええ、かわいそうだよぉ」グスングスン

マッチ売り「・・・・・・」

司書「──マッチ売りの少女はマッチを擦ります。すると亡くなったおばあちゃんが微笑んでいました」

グスングスン グスングスン

ヒックヒック グスングスン

マッチ売り「・・・・・・おにいちゃん」

キモオタ「なんですかな?」

マッチ売り「あの子たちは何で泣いてるの・・・?」

460: オプ速さん 2014/12/18(木)21:24:36 ID:N6D
キモオタ「どうしてだとおもいますかな?」

マッチ売り「・・・わかんない。私が可哀想だったから泣いてくれたの?」

キモオタ「そうでござろうな、マッチ売り殿が頑張ってるのに報われない・・・それを悲しんで泣いてくれているのでござる」

マッチ売り「私の町では誰もそんなことしなかったよ?かわいそうな子がいても・・・みんな見ない振りしてた、大人たちはみんな」

キモオタ「・・・あの子たちは違うでござるよ、司書殿のお話に夢中になって、マッチ売り殿の為に泣いているのでござる」

マッチ売り「優しいんだね・・・」ジワッ

キモオタ「そうですな・・・さぁ、お話をきくでござる」

マッチ売り「うん」コクン

・・・

司書「──こうして、マッチ売りちゃんはおばあちゃんと一緒に天国へ行きました。・・・はい、おしまいだよ」

グスングスン ヒックヒック

「司書お姉さん、私、マッチ売りちゃん助けたいよ!」
「僕も困ってる人がいたらお手伝いする!」
「私も!優しい大人になって困ってる人を助けてあげる!」
「僕も!」「私も!」

マッチ売り「・・・・・・」

462: オプ速さん 2014/12/18(木)21:36:26 ID:N6D
司書「キモオタさん、これでいいですか?」ニコッ

キモオタ「ありがたい、急なお願いにもかかわらず・・・」

司書「いえいえ、お嬢ちゃんはどうだった?お姉さんのお話、どうだったかな?」

マッチ売り「・・・みんなが優しくて、嬉しかったよ」ニコッ

司書「そうだね、お姉さんもね。昔、このおとぎ話を読んですごく感動しちゃって・・・だからみんなに優しくしようって思ったんだよ。そして司書になったの。だからお嬢ちゃんも、このお話を聞いて、そう思ってくれたら嬉しいな」ニコッ

マッチ売り「本当?私のお話で、そう思ってくれたの?」

司書「うん!」

マッチ売り「優しい大人になりたいって思ってくれた?」

司書「うん、そうだよ!」

マッチ売り「・・・うん、ありがとう。お姉ちゃん」

司書「うん。それじゃあ、キモオタさん。私はお仕事に戻りますね」ニコッ

キモオタ「司書殿、このお礼はいずれ・・・!」

司書「いえいえ、ではまた」ニコッ

マッチ売り「・・・・・・私のお話で、優しくなりたいって思ってくれた人がいる・・・!」

463: オプ速さん 2014/12/18(木)21:46:53 ID:N6D
キモオタ「・・・マッチ売り殿はみんなが幸せになる手助けをしたいと言っておりましたな」

マッチ売り「・・・・・・うん」

キモオタ「マッチ売り殿のおとぎ話を読んだ司書殿は・・・マッチ売り殿のようなかわいそうな思いをしている子供をほおっておけないと、そう思い優しくなりたいと思ってくれたのでござる」

キモオタ「そして先ほどの子供たちも同じでござるよ・・・マッチ売り殿のおとぎ話を読んで、みんながかわいそうだと涙を流し、優しくありたいと感じたのでござる」

マッチ売り「うん、うん・・・」

キモオタ「あの子供たちがいずれ優しい大人になり、子供を産んで・・・また、マッチ売りの少女のお話を聞かせ・・・育っていく」

マッチ売り「それってね、私のおとぎ話で・・・優しい大人がたくさんいる世界ができるってことかな?」

キモオタ「もちろん、そうですぞ!そしてみんなが優しい大人になり、困っている人を助けたいと思えるようになれば・・・みんなが幸せな世の中がいつかやってくるでござる」

マッチ売り「そのお手伝い・・・私、できてる?」

キモオタ「もちろんですぞ!マッチ売り殿や幸せな王子殿はつらい思いをしたかもしれないでござる・・・しかしそれは子供たちの心を育てて、立派な大人へと成長してくれるのでござるよ!だからマッチ売り殿は、幸せな世界を作る手助けを出来てるんですぞ!」

マッチ売り「・・・それってね、すごく・・・嬉しいことだね、おにいちゃん」ニコッ

465: オプ速さん 2014/12/18(木)22:01:24 ID:N6D
キモオタ「マッチ売り殿の結末は・・・我輩には、どうにもできないのでござるよ」ググッ

マッチ売り「・・・うん」

キモオタ「タヒに意味があるなどとは思わないでござるが・・・しかし、少なくともマッチ売り殿の悲しい結末は、子供たちの心に残り・・・成長の助けをする、意味のあることなのでござる・・・」

マッチ売り「・・・それを見せてくれるために、ここに来たの?」

キモオタ「そうですな、我々には・・・これくらいしかできないですからな・・・」

ティンカーベル「・・・うん、そうだね・・・」

マッチ売り「ううん、ありがとうおにいちゃん。私、この世界で・・・みんなが幸せになるお手伝いできてるって知って、すっごく嬉しいよ」

マッチ売り「タヒんじゃうのは・・・恐いけど、でも平気!」ニコッ

ティンカーベル「マッチ売りちゃん・・・ねぇ、キモオタ!」

キモオタ「なんですかなwwwティンカーベル殿www」

ティンカーベル「サイゼリア行こう!三人で!そんで美味しいもの食べよう!」

キモオタ「そうですなwwwマッチ売り殿、夕飯行きますぞ!我輩がごちそうしますぞwww」

マッチ売り「・・・うん!行く!」ニコッ

466: オプ速さん 2014/12/18(木)22:03:19 ID:N6D
今日はここまで、明日はお休みです。

なんか伝えたいことがうまく書けなかったぜ・・・多分伝わってないなこれ
あとキモオタをキモく書けない・・・
難しい

マッチ売りの少女編 次回に続きます

467: オプ速さん 2014/12/18(木)22:04:23 ID:c9y
キモオタのお金って自分で働いて稼いだモノなんかな?

482: オプ速さん 2014/12/20(土)20:29:46 ID:DNL
>>467
キモオタは収入があるので自分が働いたお金でサイゼリアに行ってます

始まりますぞwww

484: オプ速さん 2014/12/20(土)20:33:24 ID:1xh
>>482
まじか
キモオタはキモオタでも偉いキモオタなんだな

期待!

474: オプ速さん 2014/12/19(金)08:50:36 ID:lUh
ちょっとサイフの中の中身、全部募金してくる…

476: オプ速さん 2014/12/19(金)13:56:04 ID:Pmm
サイゼリアで働いてくる

485: オプ速さん 2014/12/20(土)20:44:17 ID:DNL
マッチ売りの少女の世界

・・・
・・


マッチ売り?「マッチはいりませんかー」

リッチなおっさん「ふふっ、早く帰って一杯やるかな」ホクホク

マッチ売り?「ねぇ・・・あなた、マッチは・・・いらないかしら?」

リッチなおっさん「なんだと!このリッチな私がそんな物買う訳ないだろ!どいつもこいつも・・・まったく!私に近寄るな薄汚い孤児め!」プンプン

ドンッ ズシャッ

マッチ売り「・・・・・・」ドロッ

コート姿の男?「おい、大丈夫か?あいつ、突き飛ばすなんてひどいな・・・」

マッチ売り?「・・・・・・」ガシャッ

コート姿の男?「待て待て待て!」グイッ

マッチ売り「赤鬼・・・あなた、目立つんだから宿で休んでなさいな」

赤鬼「オイラが居なかったらあの男を撃っていただろ!気持ちはわかるが落ち着け!騒ぎになるぞ、赤ずきん」

赤ずきん「・・・平気、少し腹が立っただけよ。もう落ち着いたからマスケットを返しなさい」

赤鬼「・・・騒ぎになったら困るのはオイラ達じゃないんだ」スッ

赤ずきん「そうね、少し軽率だったかしらね」

487: オプ速さん 2014/12/20(土)20:58:27 ID:DNL
赤鬼「そのうちキモオタが帰ってくるはずだ・・・それまでの辛抱だろ」

赤ずきん「ええ、マッチ売りの少女の代役ができるのは年齢的にも私だけだから引き受けたけど・・・」

ザワザワ ザワザワ

赤ずきん「予想以上に冷たい人間ばかりなのね、この町は」

赤鬼「そうだな、一見豊かに見えるが・・・他人に感心のない奴ばかりだ」

赤ずきん「・・・話の展開上仕方ないとはいえ、あまりいい気分ではないわね・・・。だけど、引き受けた以上はやりきらないといけないわね」

赤鬼「そうだな!その責任感、それでこそ赤ずきんだな!」ガッハッハ

きもいおっさん「おやおや、お嬢ちゃんみたいなかわいい女の子がマッチを売っているのかい?」グヘヘ

赤ずきん「・・・・・・ええ」

きもいおっさん「ぐへへ、おじさんがマッチを全部買ってあげよう。その変わりお嬢ちゃんには今夜おじさんのマッチを擦ってもrぶべら!」

ガゴォッ

赤鬼「まったく、本当にひどい町だな・・・」ビュオン

赤ずきん「・・・・・・目の前で暴力沙汰があったけれど。私は何も見なかったことにしておくわ、赤鬼」

赤鬼「・・・すまん、そうしてもらえると助かる」

488: オプ速さん 2014/12/20(土)21:14:40 ID:DNL
・・・
・・


ティンカーベル「赤ずきん!赤鬼!ひさしぶりー!」ピュウ

赤鬼「おお、ティンク!しばらくぶりだな!」

赤ずきん「それほどでも無いでしょう?こないだ会ったばかりじゃない・・・ティンク。彼女とキモオタはどこかしら?」

ティンカーベル「マッチ売りちゃんおんぶしてるから走れないんだよ、サイゼリアでご飯食べた後寝ちゃったから・・・あ、これ差し入れ!缶コーヒーだよ!飲み物が入ってるんだよ!甘い奴だよ!」

赤ずきん「あら、気を使わせてしまったわね・・・」

赤鬼「ほう、珍妙な水筒だな・・・竹製じゃないのか?」

キモオタ「赤ずきん殿ー!赤鬼殿ー!」

赤鬼「おっ、ようやく登場だなキモオタ」

キモオタ「遅くなって申し訳ないwwwおなかがいっぱいになったら眠たくなってしまったようでしてwww」コポォ

赤ずきん「あなたがその娘にしてあげたかった事。それはキチンと済ませたのかしら?」

キモオタ「もちろんですぞ、ただ悲しいだけのおとぎ話ではないと伝えたつもりでござる。我輩の自己満足かもしれませんがな・・・」

赤ずきん「マッチはいくつか擦って・・・ご馳走やストーブの幻覚は見ておいたから。本当に幻覚が見えるマッチだったとはね・・・あとはその娘が、おばあちゃんの幻覚をみるだけよ。」

キモオタ「忙しいというのに代役をお願いして申し訳ないwww」コポォ

489: オプ速さん 2014/12/20(土)21:26:47 ID:DNL
マッチ売り「スヤスヤ・・・」

赤ずきん「・・・私も彼女を助けてあげたい気持ちはあるけれど、その変わりに私の命を投げ出すわけにはいかないから・・・。悪いけれど、代役はここまでよ」

キモオタ「いやいや、助かりましたぞwwwおかげでマッチ売り殿も、少しは救われたのではないでござろうか・・・」

ティンカーベル「ドリアも食べたしね!」

赤ずきん「・・・・・・それで、この後はどうするつもりかしら、キモオタ?」

キモオタ「・・・・・・」

赤鬼「・・・・・・キモオタ」

キモオタ「大丈夫でござるよ、滅多な真似はしませんぞwww今更マッチ売り殿を連れて逃げたりしませんからご安心をwww」

キモオタ「この後は・・・ここでマッチ売り殿と朝が来るのを待つでござるよ・・・それまでには・・・明け方までにはマッチ売り殿は・・・おそらく」

赤ずきん「・・・辛い決断だったわね。」

490: オプ速さん 2014/12/20(土)21:36:35 ID:DNL
キモオタ「なんのwww本当につらいのは我輩ではない故にwww」

赤鬼「キモオタ、その娘の結末・・・オイラ達でなんとか・・・」

赤ずきん「やめなさい。赤鬼」

赤鬼「しかし、なぁ・・・」

赤ずきん「なんとか出来るならもうやっているのよ、二人ともね」

赤鬼「・・・・・・」

ティンカーベル「赤鬼!そんな落ち込んだ顔しちゃダメだってば!」

キモオタ「ですぞwwwそれに我々にはやるべきことがあるりますからなwww」

赤鬼「やるべきこと?」

キモオタ「我々にマッチ売り殿を救うことはできないでござるが、おとぎ話を守ることはできるでござる。おそらくこの世界にまだいる黒幕に手出しをさせないこと・・・それならば我々にだってできますからな」

赤ずきん「・・・そうね、そしてそれは・・・このおとぎ話に限った話ではないものね。私達が落ち込んでいたら、誰がおとぎ話の消滅を防ぐのかしらね」

キモオタ「そうですぞ!さぁ、あとは我輩に任せて三人は宿で暖まっていてくだされwww」コポォ

491: オプ速さん 2014/12/20(土)21:51:29 ID:DNL
キモオタ「マッチ売り殿のことは我輩にお任せアレwww」コポォ

赤鬼「おいおい、水臭いぞ!俺達も朝まで付き合うって!なっ!」

ティンカーベル「えっ?私寒いから帰りたい!キモオタ頑張ってね!」

赤ずきん「・・・私も宿に戻るわよ。赤鬼、あなたも来なさい。この寒さだもの、マスケットのメンテナンスをしないといけないわね」

赤鬼「おいおい、どうしたんだよお前ら!冷たいぞ!?」

キモオタ「んんwwwクールガールズwwwいやいや、問題ないですからなwww赤鬼殿も休んでいてくだされwww」

赤鬼「い、いや・・・しかしだな」

赤ずきん「・・・赤鬼、察しなさい」ボソッ

赤鬼「・・・・・・そう言うことか、わかった」

ティンカーベル「・・・キモオタ」

キモオタ「なんですかなwwwティンカーベル殿www」

ティンカーベル「帰ったら、またピザ頼もうね!今度はたっくさんこれでもかってほどタバスコかけるよ!もう涙とかでちゃうくらいだよ!」

キモオタ「んんwwwそれはいいですなwww」

ティンカーベル「・・・つらい役割押し付けて、ごめんね」ボソッ

キモオタ「なんのなんのwwwでは後ほどにwww」コポォ

492: オプ速さん 2014/12/20(土)22:02:51 ID:DNL
・・・

深夜

マッチ売り「・・・スヤスヤ」

キモオタ(赤ずきん殿が察してくれて助かりましたな・・・)

キモオタ(口には出さないですがな・・・言ってしまえばここからはマッチ売り殿のタヒを待つだけ・・・それも手出しできず、ただタヒにゆくマッチ売り殿のそばにいるだけ・・・)

キモオタ(黒幕が手出しする可能性がある以上必要な役割でござるし、それに・・・)

キモオタ(我輩自身、マッチ売り殿のそばにいてあげたかったのでござる。ただの自己満足でござるが・・・)

ユラユラ・・・ユラユラ・・・

キモオタ(んんwww雪までwwwこれはwww)

キモオタ(・・・冷えてきましたな)

マッチ売り「・・・おにいちゃん?」

キモオタ「・・・マッチ売り殿、目が覚めましたかな?」

マッチ売り「・・・いいよ?ここにいなくてもいいよ?おにいちゃんは暖かくしてていいんだよ?」

キモオタ「いやいや、マッチ売り殿と一緒にいたいのでござるよ。イヤでござるかなwww」

マッチ売り「ううん、イヤじゃないよ。だったらお願いする、それなら寂しくないもんね」ブルブル

キモオタ(この震えは寒さのせいですかな・・・それとも・・・)

493: オプ速さん 2014/12/20(土)22:12:50 ID:DNL
キモオタ「・・・・・・」

マッチ売り「・・・・・・おにいちゃん」

キモオタ「・・・・・・なんですかな」

マッチ売り「・・・・・・ご飯食べてるとき、お兄ちゃん言ってたよね。いろんなおとぎ話が消えないようにティンクちゃんと旅してるって」

キモオタ「言いましたぞ、それがどうかしましたかな?」

マッチ売り「・・・あのね、おにいちゃんは私のお話がみんなが幸せになるお手伝いできてるよって言ってくれたよね?だからね、そんなおとぎ話を守ってくれるおにいちゃんはもっとすごいよね!」

キモオタ「・・・マッチ売り殿。そういってもらえると嬉しいですなwww」

マッチ売り「・・・私、ずっとずっと応援するよ。おにいちゃんの事」

キモオタ「・・・マッチ売り殿」ジワッ

マッチ売り「だから頑張ってね、おにいちゃん。おとぎ話が消えちゃわないように・・・みんなのこと助けてあげてね?」

キモオタ「もちろんですぞ!マッチ売り殿、約束するでござる・・・もう二度とおとぎ話を消滅させませんぞ」ボロボロ

マッチ売り「うん。約束だよ・・・?」ニコッ

494: オプ速さん 2014/12/20(土)22:22:26 ID:DNL
マッチ売り「司書のお姉さんのお話だと・・・私がマッチをこするとおばあちゃんが迎えにきてくれるのかな?」

キモオタ「・・・・・・そうでござるな」

マッチ売り「・・・そうだ、おにいちゃんにお礼しないといけないね」ニコッ

キモオタ「夕飯の・・・ですかな?いいですぞ、そんなことは・・・」

マッチ売り「ううん、ずっと一緒にいてくれたお礼・・・私がおにいちゃんにあげられるのはこれしかないけど・・・」

スッ

キモオタ「これは・・・マッチですな」

マッチ売り「一束しかないけど・・・このマッチが、おにいちゃんの役に立ったらいいなって思うんだ」

キモオタ「・・・大切にするでござる!ありがとうでござるよ、マッチ売り殿!」

マッチ売り「・・・うん。じゃあ、残りのマッチに火をつけなきゃ・・・」

キモオタ「・・・・・・」

マッチ売り「シンデレラお姉ちゃんに孤児院のことありがとうって言っておいてね。あとティンクちゃんと私のかわりしてくれた女の子にもありがとうって、言っててくれる・・・?」

キモオタ「もちろんですぞ、もちろんですぞ!」

マッチ売り「おにいちゃん」

キモオタ「・・・・・・」

マッチ売り「ありがとうね」ニコッ





シュボッ

495: オプ速さん 2014/12/20(土)22:25:47 ID:32l
あ、ああ.... (泣)

496: オプ速さん 2014/12/20(土)22:31:44 ID:Hi1
うう・・・

497: オプ速さん 2014/12/20(土)22:32:17 ID:DNL
ユラユラ・・・ユラユラ・・・

──叩かれるのは私だけでいいもん、ねっ?

キモオタ「・・・ぐうぅ・・・うぐっうぐっ・・・」ボロボロ

ユラユラ・・・ユラユラ・・・

──私、今夜タヒんじゃうの?

キモオタ「うあぁ・・・ううぅ・・・」ボロボロ

ユラユラ・・・ユラユラ・・・

──そのお手伝い私できてる? それってね、すごく嬉しいことだね、おにいちゃん

キモオタ「うああああああぁぁぁぁぁ!!!」ボロボロ

ユラユラ・・・ユラユラ・・・

──おにいちゃん ありがとうね

ユラユラ・・・ユラユラ・・・

498: オプ速さん 2014/12/20(土)22:44:05 ID:DNL
翌朝 協会

ドンドンドン 

神父「旅のお方ですか、どうされました?こんな早朝に」

キモオタ「・・・神父殿、我輩は・・・我輩は・・・マッチ売り殿を・・・救うことが・・・!」ボロボロ

神父「・・・・・・旅のお方、気に病まないよう」

キモオタ「・・・うぅ・・・ううぅ・・・」

神父「筋としては彼女の父親に伝えるべきでしょうが・・・」

キモオタ「・・・・・・神父殿!あんな男にマッチ売り殿を・・・!なにをされるか・・・!」

神父「・・・申し訳ありませんが、旅のお方。私は今から・・・彼女の父親には告げずに、独断でマッチ売りさんの遺体を教会の墓地に埋葬します。その共犯になっていただくことになります・・・宜しいですか?」

キモオタ「・・・神父殿」

神父「では急ぎましょう。・・・主よ、彼女に安らかな眠りを・・・」スッスッ

499: オプ速さん 2014/12/20(土)22:56:18 ID:DNL
宿

ティンカーベル「・・・うぅー、眠い」フラフラ

ティンカーベル「・・・zzz」

ティンカーベル「・・・! ダメダメ!キモオタが帰ってくるまで起きてなきゃ・・・!」

ティンカーベル「・・・・・・」

ティンカーベル「・・・zzz」

ガチャ

キモオタ「・・・ティンカーベル殿?戻りましたぞ」

ティンカーベル「・・・寝てないよ!」

キモオタ「おおふwww別に寝ていてもよかったんですぞ?www」

ティンカーベル「だって・・・」

キモオタ「いやはやwww気持ちはありがたいですぞwww」

500: オプ速さん 2014/12/20(土)23:06:42 ID:DNL
ティンカーベル「シンデレラと裸王はそれぞれの世界に送り届けたし、赤ずきんと赤鬼は一足先に【桃太郎】の世界に戻ってるって、あとできてほしいって言ってた」

キモオタ「なるほど、そうでござるか」

ティンカーベル「消えそうな匂い。完全になくなったし・・・もうこのおとぎ話は消えないよ」

キモオタ「それは本当に何よりですな・・・時にティンカーベル殿」

ティンカーベル「なになに?」

キモオタ「我輩、マッチ売り殿と約束しましたぞ・・・もうおとぎ話は消滅させないと・・・!」

ティンカーベル「うん!絶対守らないとね!もし破ったらマッチ売りちゃんの代わりに私が罰を与えるからね!」

キモオタ「ちょwww手厳しいwww」

コツッ

ティンカーベル「・・・?」

コツッ

キモオタ「窓に何か当たってますな?」

ガチャ

女の子「あ、いたいた!おーい!二人とも降りておいでよ!私とお話ししようよ!」ヘラヘラ

ティンカーベル「あいつ・・・!」

キモオタ「・・・・・・」

502: オプ速さん 2014/12/20(土)23:17:58 ID:DNL
女の子「とりあえずお疲れー!私としてはこのおとぎ話消したかったんだけど・・・今回は見事に阻止されちゃったな!」

キモオタ「お主ら・・・あんな事までして・・・!」

女の子「せっかくマッチ売りちゃんに真実を教えてあげたのにさ。まぁ別にいいや、おもしろいっちゃあおもしろいし。私としても君たちの実力、しかと見た!何つってね!」ケラケラ

グイッ

ティンカーベル「離してよキモオタ!あいつ・・・ひっぱたいてやる!」

キモオタ「いけませんぞ、不用意に近づいてはまた別世界へ飛ばされますぞ・・・!」

女の子「大丈夫大丈夫!そうそう同じ手を何度も使わないって!それじゃあつまんないしねー・・・今回はさ、私バーサスキモオタチームは私の負けってことになっちゃうのかな?・・・あぁでもでもっ!」

大男?「・・・・・・」

女の子「私、負けたままとか無理なんだよね。今もニコニコしてるけどあんたたち殺したいし」ニコッ

ティンカーベル「こっちだってそうだよバーカ!くたばれバーカ!」

キモオタ「ティンカーベル殿!落ち着くでござる!あいつらの思うつぼですぞ!」

503: オプ速さん 2014/12/20(土)23:30:25 ID:DNL
女の子「あぁ・・・ダメだイライラしたら。我慢しなきゃなぁ・・・あんな妖精いつだって消せるし・・・」フゥー

ティンカーベル「離せキモオタ!あいつにとばされる前に私があいつを地獄に落とす!」ジタバタ

女の子「でもさ、次は絶対に阻止なんかさせないからねん?これからもまだまだ遊んでもらうからねー」

キモオタ「・・・我々も譲るつもりは毛頭ござらん!」

女の子「きゃはは、ジャパニーズサムライかっての!」ケラケラ

女の子「まぁさ、つぎは桃太郎のとこでしょ?あっちには私の仲間たちも行ってるからさ、遊んでやってよ。でもあのこは強いよ?キモオタおにーさんにかなうかな?」クスクス

キモオタ「ドゥフコポォwww負け犬の遠吠えとは情けないですなwww結局お主は我輩に阻止されておりますからなwww」コポォ

女の子「あ、必殺の煽りだ!そんなんに乗っからないよん!でもさぁ、あんたみたいな奴に馬鹿にされるのは嫌なんだよねー」

女の子「さてと、お話はこんくらいにしよっか!じゃあ・・・サクサクっとやっちゃおうかね・・・」カツンカツン

504: オプ速さん 2014/12/20(土)23:45:05 ID:DNL
大男?「待て・・・」

女の子「えーっ?なに?」カツンカツン

大男?「俺がいく、お前の手の内を早々と見せるのは勿体ない」

女の子「まぁ、うん、それもそうかな・・・よし!じゃあお前に任せた!」ケラケラ

キモオタ「あの大男が・・・来るとは!」

ティンカーベル「・・・めちゃくちゃ腹は立つけど、今は逃げた方がいいかも・・・!あっちの手の内どころかあの大男の情報なんかないし!」コォォォ

女の子「あっ、あいつら逃げるつもりだ!ほら、早く斧だしてってば!」

ガシャン

大男?「・・・さぁいつだって行けるぞ?」

キモオタ「コートの中から斧を取り出すとは・・・!」

女の子「行け!ブリキ!あんなオタクと妖精ぶっ殺しちゃえ!」ケタケタ

ブリキ「・・・・・・わかった」ググッ

ブォン ヒュオンヒュオン ドゴシャァ

キモオタ「道路が粉々に・・・!なんという威力でござろう!ティンカーベル殿!逃げた方がいいですな!」

ブリキ「そうはさせない・・・こうやってティンカーベルとおまえの距離を取ってやれば世界移動はできないだろう?」

ティンカーベル「・・・っ!もう少し、キモオタ!こっちに来てくれないと逃げらんない!」

キモオタ「そうしたいのはやまやまですがな・・・」

ブリキ「不可能だ、俺が阻止する。言っておくが、お前のブラフも煽りも俺には効かない」

キモオタ「どういうことでござるか!」

ブリキ「何故なら俺には心が無い。心を持たないブリキの木こりだからだ・・・さぁ、キモオタ」



ブリキ「耐えて見せろよ?俺の攻撃なんかで音を上げていてはこの先・・・マッチ売りとの約束など守れんぞ?」ガシャ

505: オプ速さん 2014/12/20(土)23:46:54 ID:DNL
今日はここまで 次回最終話

黒幕の正体。おそらくもうバレバレでござるの巻

マッチ売りの少女編 次回に続きます

514: オプ速さん 2014/12/21(日)06:27:37 ID:VCf
涙が止まらん

517: オプ速さん 2014/12/21(日)13:33:00 ID:rA8
参考画像

司書(黒髪 眼鏡)
no title


女の子(オズの魔法使いの主人公)
no title


ブリキの木こり(やや巨大)
no title

532: オプ速さん 2014/12/21(日)20:06:52 ID:qfI
乙乙!面白かった!!

>>517の司書ちゃんと、敵の女の子がストライク過ぎるwww

518: オプ速さん 2014/12/21(日)14:32:13 ID:VCf
めっちゃうまくてワロタ

521: オプ速さん 2014/12/21(日)17:02:09 ID:w3Y
ブリキ「キモオタ、そしてティンカーベル。お前たちの弱点は明確だ・・・ブラフや煽りが持ち味などとは言うが・・・実際の所は違う」ブォン

ティンカーベル「キモオタ!誰か呼ぼう!赤鬼か裸王!私達じゃ太刀打ちできないよ!」

キモオタ「し、しかしこのような状況で呼ぶわけには・・・!一度距離を取らなければ・・・!」

ゴシャアァ

ブリキ「お前達は戦闘が出来ない。故に戦術や心理戦の入り込む余地のない純然たる戦闘力の前には──」ビュオン

ドシャァ

ブリキ「屈するしかない。それがお前達の弱点だ」

キモオタ「ぐぬぬ・・・まずいですな・・・」

ブリキ「・・・さぁどうする?おまえが仲間を呼ぶのが早いか、俺の斧がおまえの首を落とすのが先か・・・」

ブリキ「今のお前では・・・賭けにすらならないだろうがな」

キモオタ「・・・・・・ぐぬぬ!」

522: オプ速さん 2014/12/21(日)17:28:31 ID:w3Y
女の子「ブリキ!今日は懲らしめるだけでいいよ!よく考えたら殺したらもう遊べないしさ!やっつけ加減は瀕タヒでお願いします!」ケラケラ

ブリキ「・・・無茶を言うんじゃない、俺はそこまで器用じゃあない。だが・・・お前のお願いだというなら断れないな」

ガシッ

キモオタ「うぐっ・・・なんという力でござるか・・・!」ジタバタ

ティンカーベル「キモオタ!この、キモオタを離せ!このスクラップロボ!」バシンバシン

ブリキ「・・・・・・」ググッ

キモオタ「ぐぅ・・・・・・ティンカーベル殿・・・!」

ティンカーベル「キモオタ!今助けるよ!もう、いい加減に離せ!バーカバーカ!」

ブリキ「・・・・・・目の前の敵に抗う手段も持たずにおとぎ話を救うなど、よく言えたものだな」ヒュオン

ガシャーン

キモオタ「ぐはぁ・・・!」

ブリキ「・・・目的を達成するための旅は容易いものじゃない。生半可な覚悟しかないのなら・・・もう諦めろ、おとぎ話を救うなどという夢物語はな」

524: オプ速さん 2014/12/21(日)17:52:28 ID:w3Y
女の子「いいねいいね!あとは仕上げにどっか切り落としとく?腕とか!それかティンクちゃんの羽根一枚ずつちぎっちゃう?あっ!じゃあキモオタを脅してティンクちゃんの羽根をちぎらせるっていうのは!?」

ブリキ「・・・瀕タヒが希望だったんじゃないのか? そこまではいかないが・・・あの男はもう動けないはずだ。訓練をしているわけでもないただの人間、俺の攻撃に耐えただけでもよくやった方だ・・・」

女の子「えー、物足りなくない?」

ブリキ「・・・俺はこの世界に来てから関節がスムーズに動かないんだ。こいつをボコボコにするのは容易いが・・・今はオイルを差したい。いざという時困るからな。それに、今のこいつに・・・こちらに戦力の底を見せる必要はない」

女の子「まぁ、ブリキが言うならいいけどね!じゃあオイル差しにいこう!」

キモオタ「ぐぐっ・・・」

ティンカーベル「・・・キモオタ、大丈夫?動ける?骨折れてない?」

女の子「じゃ、今日はここまでにしとくよ!ブリキの優しさに感謝するんだね!じゃあ、またそのうち会おうね!キモオタ、ティンクちゃん」フリフリ

ブリキ「・・・・・・」

キモオタ「なんという・・・」

ティンカーベル「キモオタ!無理しちゃだめだよ!?」

キモオタ「なんと我々は無力でござるか・・・少女の命ひとつ救えず、悪意ある攻撃に為すすべがないとは・・・」

ティンカーベル「・・・今は帰ろう。ね、戻ってから・・・考えよう、今後のこと・・・」

525: オプ速さん 2014/12/21(日)18:03:10 ID:w3Y
キモオタの住む町 キモオタの部屋

キモオタ「・・・・・・」

ティンカーベル「・・・・・・まだ痛む?」

キモオタ「いや、それが不思議とそこまでの痛みは無いのでござる。先ほど叩きつけられたときは一瞬呼吸が止まりましたがな・・・」

ティンカーベル「戦力の底を見せなくていいって言ってたし、あのロボ手加減してくれたのかも・・・」

キモオタ「いずれにせよ・・・痛いところをつかれましたな・・・」

ティンカーベル「私達が戦えないってこと?」

キモオタ「ですな。今までの戦い・・・シンデレラ殿や王子殿、そして裸王殿・・・赤ずきん殿に青鬼殿・・・ずっと他人任せでしたからな・・・」

ティンカーベル「ジャム投げたり煽ったりして戦ってるつもりでいたけど・・・」

キモオタ「2人で旅を続ける以上、なんらかに解決策を出す必要がありますな・・・」

526: オプ速さん 2014/12/21(日)18:26:19 ID:w3Y
ティンカーベル「武器を作るとか、あとは格闘技を覚えるとか?」

キモオタ「むむっ・・・赤ずきん殿に相談してみますかな・・・彼女なら何らかの意見をしていただけるはず。あとは・・・ブリキの男・・・そんな人物が出てくるおとぎ話を・・・知りませんかな?」

ティンカーベル「ごめん・・・まだ私が読んでないお話だよ!また図書館に行って読まないとね!」

キモオタ「そうでござるな。しかし今回の旅は・・・思い知らされましたな。色々と・・・」

ティンカーベル「もう黒幕が手を出してきてもおかしくないって解ったし、誘拐されるかもって解ったし、私達がこの先旅を続けるには戦う手段が必要だってことも・・・」

キモオタ「我輩は・・・おとぎ話の知識を蓄えなければなりませんな・・・」

ティンカーベル「でもさ、逆に課題がしっかり明確になったわけだし・・・これを一つずつ改善していかないとね!そうすればきっと、おとぎ話の世界・・・これからも救えるよ」

キモオタ「あくまでもポジティブですなwww」

ティンカーベル「そうだよ!今回はさ・・・悲しいこともあったし、辛いこともあったし、悔しいこともあったよ・・・でも、ほら!」ヒョイ

キモオタ「マッチ売り殿のお話・・・マッチ売りの少女の絵本・・・」

ティンカーベル「ちゃんと消滅は防げた!マッチ売りちゃんの願いはずっとずっと途切れない、私達はちゃんとできたよ!消滅を防ぐっていう目的!」

キモオタ「そうですな・・・そうですなwww至らない部分は次回から直せばいいですからなwww」

ティンカーベル「そうだよ!じゃあ、読んでみるよ!」

527: オプ速さん 2014/12/21(日)18:37:24 ID:w3Y
・・・
マッチ売りの少女

寒い寒い冬。年の瀬のある日の出来事
あるところに、貧しい女の子がマッチを売り歩いていました
マッチが売れないまま帰ればお父さんにひどく叱られてしまいます。

けれどマッチ売りの少女は寂しくありませんでした。いつも一緒にいてくれる優しい旅人に出会ったのです。旅人の名前はキモータ。

ある日、馬車に轢かれそうになり、女の子は靴を無くしてしまいます。寒さに耐えながら女の子は懸命にマッチを売ろうとします
でも全く売ることはできません。

もう日も暮れて、裕福な家族が住む家々には明かりが灯り
中では家族が楽しそうにしています。

寒さに耐えられず、女の子はマッチを一本擦ります。
するとその明かりの中に、暖かいストーブが映りました
女の子は不思議に思いマッチを擦りました
おいしそうな七面鳥。きれいに飾り付けされたもみの木。たくさんのプレゼント。
マッチを擦るたびに幸せな幻が見えました

雪の降る夜中、凍えるような寒さの中でもキモータはマッチ売りのそばにいました。
女の子が一本マッチを擦ると、亡くなった優しいおばあちゃんが微笑んでいました。
おばあちゃんは女の子に笑いかけると、手を取ってそのまま天国へと昇っていきました。

翌朝をキモータの腕の中で女の子は永遠の眠りにつきました。しかし、マッチ売りの少女は幸せでした。
優しい大人がいること、そして彼ならばみんなが幸せになれる世界にできると信じていたからです。

おしまい

・・・

528: オプ速さん 2014/12/21(日)18:46:04 ID:w3Y
ティンカーベル「もう寂しくなくなったんだ、よかったね!」

キモオタ「そうですな・・・悲しいお話でござったが・・・少しは救われたんでござろうか・・・」

ティンカーベル「もちろんだよ!なんなら保証する!」

キモオタ「それならいいんですがなwww」

キモオタ「しかし、我輩は決意を新たにしましたぞ!早速赤ずきん殿のところへ出向き、次もおとぎ話の消滅をはじめとしてふせぐでござる!」

ティンカーベル「そうだね!なんてったって約束したもんね!」

キモオタ「そうですぞ・・・我輩はすべてのおとぎ話の消滅を防ぎ、あの黒幕の悪事の幕を閉じますぞwww」




キモオタ「必ず・・・マッチ売り殿との約束でござるからなwww」コポォ

・・・
悲しい結末のおとぎ話、マッチ売りの少女
その世界の消滅を防いだ彼らは失うものも大きかったが、得るものもまた多かった

黒幕側の少女、青い鳥、そしてブリキの木こり・・・
新たな情報を手に、キモオタたちの旅は続きます

マッチ売りの少女編 おしまい

529: オプ速さん 2014/12/21(日)18:51:53 ID:w3Y
マッチ売りの少女編 おしまいです

登場人物多すぎて読みにくくて申し訳ない・・・
それと支援多数ありがとう!
やっぱり支援やレスが一番モチベーションあがります

あとやっぱりみんなは暗い展開苦手なのかね・・・今後は控えるか

次回【桃太郎】編 

女の子アレだけど元ネタのおとぎ話ではいい子だから!

537: オプ速さん 2014/12/21(日)22:33:01 ID:x24
>>529
乙!
悲しさを安売りしたり、悲しみをダシに上から目線な自分の思想を押し付けようとする展開は大嫌いだけど、このSSはそんな事ないから安心して読めるよ。

535: オプ速さん 2014/12/21(日)21:58:10 ID:h2N
乙!
マッチ売りの少女ちゃんは可哀想だがおとぎ話の消滅が防げて良かった
鬱は嫌だけど暗い展開は嫌ではない、
思うように書いて欲しいです

538: オプ速さん 2014/12/21(日)22:38:04 ID:QPg
ブリキは原作では元人間だからな
悲劇あっての金属化だったから原作でも痛みを知る性格な印象

オズシリーズ大好きだったからマジ楽しみだこりゃ
第二のボームに期待!

553: オプ速さん 2014/12/23(火)21:54:35 ID:BXa
お疲れさまです
今回も面白かった続き楽しみにしてます

桃太朗世界の猛獣はやっぱ臆病なライオンかな

544: オプ速さん 2014/12/22(月)20:17:41 ID:Tva
おつ~
次は桃太郎か…
どうなることやら

引用元: http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1417340965/